タイ映画『Sunset at Chaophraya』ネタバレ&内容 星になって君を見ているから。第二次世界大戦中、タイ人女性に恋をした日本人男性。













タイの友人がおすすめだというので観てみました、映画『Sunset at Chaophraya』

原作がタイで大ヒットしたそうで、多くのタイ人が知っており、リメイクも何回かされた超有名映画だそうです。日本人でも知っている方、多いそうですね。

↑演技を絶賛されたナデ、叩かれた日出子。タイ人はイケメンには優しいよね。

主演は人気NO1俳優ナデ兄さん。可愛すぎて辛い。

概要

第二次世界大戦下のタイ(サイアム)で、侵略(?)してきた帝国日本軍の兵隊さんと現地のタイ人女性との恋を描いた映画。

この恋愛はもちろんフィクションですが、当時の状況等は歴史的事実に基づいたものだそうです。

私自身、日本史の知識は弥生土器、世界史の知識はアウストラロピテクスで終わっているので、詳しい方、教えてくださいまし。

出演者

ナデート・クギミヤ

『Mr. Everywhere』、もしくは『Burry』、そう、Nadeck Kugimiyaたん(以下、ナデ)。

ナデは中国系・タイ人とオーストラリア人のハーフ。美しいお顔立ちもしっかりと受け継いだハーフ美人でございます。

ファミリーネームは釘宮(くぎみや)。そう、お母さんが日本人の釘宮さんと再婚、そしてそのまま日本語のファミリーネームを使っているということです。タイ人の日本好きは有名。タイ人の中でもナデが日本人とのハーフだと思っている人もいるそうです。

ナデのことは書ききれないくらい、情報が溢れているのですが、間違いなく人気ナンバー1のタイ人Actorです。街中の至る所にナデが広告塔を務めるポスターがあります

タイ人でナデを知らない人は、日本でキムタクを知らないのと同じくらい絶滅危惧種ではないでしょうか。

友人曰く、実物は小柄だそうです。プロフィールは178センチですが170センチも無いとの噂。

↑空港でもAirasiaの広告塔・ナデが出迎えてくれます。(LCCご用達のドンムアン空港です。)

↑劇中歌もちゃっかり歌ってます。日本語もかわいいです。





ネタバレ

ミャンマー侵攻のために、サイアムへとベースキャンプを越してきた日本軍。そう、あのカンチャナブリの戦場に架ける橋を作りにやってきたのです。

日本兵コボリは、ベースキャンプの近くで溺れるタイ人女性・日出子に出会います。(何故か日本語名とタイ語名両方で呼ばれていた。日出子)

コボリはそんな日出子に一目惚れ。しかし、日出子はコボリに全く興味を示さず、むしろ生理的に拒絶しています。

というのも、

小さいころから両思いであり、今は海外留学中の男と、結婚の約束をしているため。

日出子は、そんな愛する彼氏を待っていたところに日本軍のコボリがやってきて、勝手に惚れられてしまったというわけなのです。

そんな日出子の想いとは裏腹に、コボリの思いは募るばかり。

周囲もタイと日本の友好関係の象徴になれる、と祝福し、結局、強制的に結婚することになりました。(!?)

日出子は、コボリをとても紳士的な人間であると気づき始めたものの、

結婚を約束した人がいる、そんな複雑な日出子に対して、コボリは。

 

コボリ「結婚しても絶対にあなたに触れない、ベッドも別」

 

コボリはそう約束してくれました。(ゆとり世代のわたしからすると、じゃあなんで結婚したの?と思いましたが。)

ここまでが超長い!!!

↑ナデとなら喜んで結婚する。

ある晩、日出子のことが好きすぎるも、日出子が一向に自分に愛を向けてくれない苛立ちを抱えたコボリは酔っぱらった勢いで、日出子を力づくで襲ってしまいます。未遂に終わったものの、後悔。(実際のナデはそんなことしないよ!!!)

そんな時、日出子と結婚の約束をした幼馴染が帰ってきます。

ドロドロの三角関係に日出子は悩んでしまいます。

ジェントルでカインドでハンサムでスマートでスウィートでシンセアでピュアハートなコボリ。

日出子の心はもう完全にコボリのものになっていました。

実はこの幼馴染の男、英国からのスパイ疑惑、最近ピンポイントに爆撃されるのも、こいつが情報を発しているから。そんな疑いが出てきます。

日出子「わたしの愛している幼馴染がまさかそんなことするない」

そう否定する日出子。幼馴染を悪者扱いするコボリに、

日出子「私の人生から消えてっ」

築き上げてきた二人の関係が悪化する中、コボリの出向の時になりました。

 

コボリ「愛している」

 

さんざん、コケにされてもコボリの日出子への純愛は変わりませんでした。

コボリは戦場を架ける橋を作りに、鉄道に乗って遠くへ行くことになり、日出子の元を去ります。

同時に、

スパイ疑惑のある幼馴染が密かに日出子に会いにやってきます。

 

日出子『他に愛する人ができた』

 

そう告白する日出子に対し、

 

『自分が好きだと思う人と一緒にいるべき。』

 

と幼馴染は理解を示します。

日出子はコボリに対して自分の気持ちに正直になる決心がつきました。

しかもお腹の中にはコボリとの子供がいることも分かります!!(なにーー)

一方で、鉄道の中で出発の時を待つコボリ、そこに爆撃が。

やっぱりスパイ男が敵に位置を知らせていたのです。

鉄道が爆撃されたと知った日出子。

爆撃で負傷し、絶命しかけているコボリを発見し、初めて「愛している。」とコボリに伝え、コボリはにっこり微笑みます。

 

コボリ『空の上から、君のことをずっと見守っているから。愛してるよ。日出子。』

 

コボリはそのまま目を閉じて、息を引き取ります。

日出子は、朝日が昇るチャオプラヤ川で涙を流しながら、ずっとコボリを抱きしめていました。

『Sunset at Chaophraya』

感想

現在は少なくなったであろう政略結婚、もしくは親に強制的に結婚を強要されるなど、そういった嫌々ながら交際しないといけないということは、現代日本では珍しいと思います。

もしかしたら、そのせいで結婚率が低下しているのかもですが。

今回はコボリが、イケメンで偉くて若くて、何よりも超ジェントルマンだから良かったものの、

これが超亭主関白で横暴、立場が上の事をいいことに偉そうにしている日本人だったら絶対嫌ですよね。

完璧なイケメン男に、普通の田舎っ子少女が惚れられる

そういう意味では超ファンタジー映画です。

()イケメンに限る。

タイ映画における日本人って本当に素敵に描かれています。タイ人が親日家なのも分かる作りです。聞く話によるとタイ人は、学校の授業で日本との関係を学ぶそうで、日本の歴史に詳しい人も多いそうです。

しかし、

2013年に作られたとは思えない時代遅れ感のあるThe恋愛映画。

過去の偉大な有名話を、現代版に改編することなく、人気イケメン俳優を添えて、そのままリメイクした本作の意義は何かあったのでしょうか。

一方で、

最初から最後まで予想を裏切ることも無く淡々と進む物語は若干退屈であるものの、その純愛を観ていると、愛って素晴らしいな、と。

愛している人には恥ずかしがらずに伝えないと、、手遅れになってからではね、、

そんなことを感じさせてくれる素敵な映画でした。

美しいチャオプラヤ川のサンセット。

そこにも色々な物語があるんですね。

 

ちなみに、

本作のコボリを演じたナデの演技は大絶賛だったのですが、日出子を演じた新人女優さんはフルボッコ。

タイ人はイケメンに優しいんです。


(*Photo credit: Sunset at Chaophraya, FB page)

 

 










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