作品賞の発表を間違えるという前代未聞の大波乱のあった2017年第89回アカデミー賞ですが、そんな事件もつかの間、いつの間にか今年も終盤、続々と2018年アカデミー賞の話題へとシフトしています。
そこで、第90回アカデミー賞の予想を授賞式当日まで追い続けていこうと思います。(随時アップデート予定)
今回は主演女優賞。
第80回アカデミー賞主演女優賞の有力候補者をまとめてみました。。
Contents
- 1 第90回アカデミー賞
- 2 主演女優賞ノミネート予想
- 2.0.1 1位 ジェシカ・チャスティン(”Molly’s Game” )
- 2.0.2 2位 サリー・ホーキンス(”The Shape of Water”)
- 2.0.3 3位 ジュディ・デンチ(”Victoria and Abdul”)
- 2.0.4 4位 キャリー・マリガン(”Mudbound” )
- 2.0.5 5位 ジェニファー・ローレンス(”Mother!”)
- 2.0.6 6位 エマ・ストーン (”Battle of the Sexes”)
- 2.0.7 7位 ミシェル・ファイファー(”Where is Kyra?”)
- 2.0.8 8位 メリル・ストリープ(”The Papers”)
- 2.0.9 9位 フランシス・マクドーマンド(”Three Billboards Outside of Ebbing, Missouri”)
- 2.0.10 再来年へ。
- 2.0.11 ルーニー・マーラ(”Mary Magdalene”)
第90回アカデミー賞
日時:2018年3月4日
司会者:ジミー・キンメル:第89回の司会に続いて2年連続。

主演女優賞ノミネート予想
1位 ジェシカ・チャスティン(”Molly’s Game” )

今、最も勢いのある赤毛が印象的な美人ハリウッド女優。『ゼロ・ダーク・サーティー』で受賞まで後わずかのところで逃すも、その後は数えきれないほどの名作に出演し受賞を狙う。今年こそ絶対に受賞したい。
ノミネート数:2回(『ヘルプ(2011)』『ゼロ・ダーク・サーティー(2012)』)
映画あらすじ:違法なポーカールームの運営でFBIに逮捕されたモリー・ブルームの実話録。
2位 サリー・ホーキンス(”The Shape of Water”)

映画『Happy-Go-Lucky』での超ポジティブ女が大好評を得た後、ウディ・アレン監督の『ブルー・ジャスミン』にてアカデミー賞にノミネート。映画だけではなく舞台でも活躍。
地味に地道にキャリアを構成し、鬼才ギレルモ・デル・トロ監督の主演をゲット。
ちゃっかり『17歳の肖像』にも出演されていました。
ノミネート数:1回『ブルー・ジャスミン』
映画あらすじ:水族館で働く女性従業員と魚人との恋
3位 ジュディ・デンチ(”Victoria and Abdul”)

英国を代表するヴェテラン女優。御年82歳を迎えたおばあちゃん女優。出演時間が数十分の映画『恋に落ちたシェイクスピア』にてアカデミー賞を受賞した伝説を持つ。授賞式には出席しないこと多し。もう賞なんてどうでも良いのよね。
受賞:1回『恋に落ちたシェイクスピア』
ノミネート数:6回(『あるスキャンダルのおぼえ書き』『あなたを抱きしめる日まで』など)
映画あらすじ:ヴィクトリア女王の伝記映画。
http://hellothailand.work/%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%80%8Evictoria-and-abdul-2017%E3%80%8F%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%AC%EF%BC%86%E5%86%85%E5%AE%B9%E3%80%80%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%A5%B3/↑映画はこちら。
4位 キャリー・マリガン(”Mudbound” )

『オードリー・ヘプバーンの再来』。似てないけれどそう形容されながら脇で地道に活動し『17歳の肖像』で一気に知名度をアップさせた英国女優。受賞も後一歩のところ、知名度と功労度的な意味でサンドラ・ブロックに席を譲った感。それ以来、賞狙いの作品に出演するもまたまたあと一歩の所で落ち着く。
話し方と声が特徴的。
ノミネート数:1回(『17歳の肖像』)
映画あらすじ:第二次世界大戦下、ミシシッピに帰ってきた二人の男。新しい土地で生活する中でそこに蔓延する人種差別に遭遇する。
5位 ジェニファー・ローレンス(”Mother!”)

若干20代半ばにしてハリウッドの女王。ギャラランキングでも他を寄せ付けない高給取り。その飾らない性格と酒ヤケしたようなしゃがれ声は世代を問わず大人気。既にアカデミー賞・主演女優賞を受賞済み。今後はノミネートの数を重ねるだけ。大予算をぶっこむも酷評だった映画『パッセンジャーズ』も彼女のスターパワーで何とか赤字を回避。第二のメリルストリープは間違いなく彼女。Diorの広告塔も務めております。
私生活では、本作『Mother!』のダーレン・アロノフスキー監督(『ブラックスワン』)と交際中。
受賞:1回『世界に一つのプレイブック』
ノミネート数:3回(『ウィンターズ・ボーン』『アメリカン・ハッスル』『ジョイ』)
映画あらすじ:平穏に暮らしていたカップル(ジェニファーローレンス)が、招かれざる客によって精神的に追い詰められていく
6位 エマ・ストーン (”Battle of the Sexes”)

2017年は彼女の年。映画『ララランド』で見事、2017年第89回アカデミー賞の主演女優賞を受賞。アフターノミネーションはあるか。映画『小悪魔はなぜモテル』で一気にスター街道へ。その後はスパイダーマンのヒロインやウディアレンのミューズなどを経験。コメディ演技が向いていそうな感じ。
私生活では、アメージングスパイダーマンで共演したアンドリュー・ガーフィールドと交際していたのは有名な話。
受賞:1回『ラ・ラ・ランド』
ノミネート数:1回(『バードマン』)
映画あらすじ:1973年に行われた女子テニスプレイヤーのビリー・ジーン・キングと男子テニスプレイヤー、ボビー・リッグスによる男女混合の伝説的試合を映画化。フェミニズム関連か。。
↑こちらも読んでいただければ嬉しいです。
7位 ミシェル・ファイファー(”Where is Kyra?”)

ミスコン出身者の女優。80年代90年代は彼女の時代。2000年代も『ヘアスプレー』『アイアムサム』で輝きを放つ美人女優。一発逆転ホームランを期待。
ノミネート数:3回『危険な関係』『ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』『ラブ・フィールド』
映画あらすじ:
8位 メリル・ストリープ(”The Papers”)

ハリウッドのお化け。わたしのような素人目でも彼女の演技の凄さがわかる。
スティーブン・スピルバーグ、トム・ハンクス、メリル・ストリープというハリウッドの最強3人組が組む映画で、2018年も軽々と若手の席をゲット予定。
受賞:3回『クレイマークレイマー』『ソフィーの選択』『アイアンレディ』
ノミネート数:『プラダを着た悪魔』『マディソン郡の橋』『マダム・フローレンス』など。
映画あらすじ:ワシントンポストの発行人。
9位 フランシス・マクドーマンド(”Three Billboards Outside of Ebbing, Missouri”)

受賞:1回『ファーゴ』
ノミネート数:3回『ミシシッピ・バーニング』『あの頃ペニーレインと』『スタンドアップ』
映画あらすじ:娘を殺された主婦の奮闘劇
再来年へ。
ルーニー・マーラ(”Mary Magdalene”)

映画『ソーシャルネットワーク』に出演し『あのカワイイ子は誰?』から早くも数年。現在はハリウッドを代表する女優へ。ハリウッドでは稀有なその薄幸オーラは名匠に愛される。映画『キャロル』のレズビアン演技は大絶賛。ヌードも披露していました。私生活ではホアキン・フェニックスと交際中。今年は彼女の年となるか。
ノミネート数:2回(『ドラゴンタトゥーの女』『キャロル』)
映画あらすじ:新約聖書の福音書に登場するマグダラのマリアの伝記映画。