18禁ホラー映画『The Void(ザ・ヴォイド)』ネタバレ&感想 病院に何かがいる。一人、また一人と消えていく、逃げたくても外には不気味な白頭巾の集団がいて出られない。恐ろしい病院の秘密とは?








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

映画『Void(ヴォイド)』を鑑賞してきました。

とにかく不気味。18禁です💛

背筋が凍ってしまうほど不気味な映画。

何よりも怖かったのは、広い映画館の中、わたし一人しか観客がいなかったということ。

簡単なあらすじ

警察官ダニエルはパトロール中に森で男を見つける。その男を病院に連れていくも、その晩、病院内に恐ろしい怪物が現れ、ダニエルは病院の恐ろしい秘密を知っていく。

概要

クラウドファンディングで資金が集められた映画です。

カルト集団、怪物、永遠の命、オカルト、、熱狂的なファンが投資をしそうな題材です。

80年代を意識して制作したらしく、携帯電話も無いし、パソコンもデカいです。

そんな昭和の香り漂うレトロ感は、この古ぼけた病院の恐ろしさを一層引き立てていました。

出演している俳優さんも、ハリウッド映画のように完璧に美しい人ではなく、人間味あふれた実力派キャストいう感じです。

ただ、一回観ただけでは非常にわかりにくい設定。

そして多くの謎を残したまま映画が終わるので続きが気になる。(無いだろうけれど。)

とにかく白頭巾の白装束カルト集団が怖すぎる。

テーマは『命』

始めは不気味すぎるモンスターパニック映画ですが、後半戦はパニックファンタジー路線です。

出演者

ダニエル

本作の主人公。警察官。妻は病院に勤務している。

その他、登場人物がたくさんなので、、、省略(雑)


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ネタバレ

ある夜、

一軒の家から女性の叫び声。

その家の住人2人は外に逃げ出しますが、住人の一人の女性は、男二人に背後から撃たれ、火を放たれ仕留められます。

一方で、住人の男は運よく、逃げきり、森の中へと消えていきます。

 

男二人『逃がしちまったな。』

 

男二人は父と息子の親子であることが分かります。

 

ダニエルは警察官。

深夜のパトロール中に森の中から一人の男が出てくるのを見つけます。

明らかに様子がおかしい男を病院へ連れていくダニエル。

 

病院は、小さな古い病院で医師も一人だけ。将来取り壊されることになっています。

そしてその病院にはダニエルの奥さんが看護師として働いています。

 

ダニエル『森でこの男を拾ったんだ。』

ダニエルの妻『この男、ラりっているわね。』

 

病院には、妊婦のおねえちゃんとその祖父、看護士数名。患者数名。

 

しかし事件はすぐに起きます。

ダニエルが病院を歩いていると、ある部屋からうめき声が。

恐る恐る扉を開けてみると、

看護師の女性が、患者の目玉にメスを突き刺して殺している最中でした。

振り向く看護師の女性。顔の皮がはがれて無残な状態です。

 

『わたしの顔変じゃない?ねえ直すの手伝って?』

 

ダニエルは拳銃で看護師の女性を撃ちます。

 

一同、パニック。

『警察の応援を呼んで!』

ダニエルは連絡を取ろうとしますが、病院内の電話は使えず、外に泊めてあるパトカーの無線で連絡をしようと、外に出ます。

するとダニエルは気づきます。

 

『何かがいる。』

 

病院の周囲を白頭巾を被った白装束集団に取り囲まれていることが分かります。

そして白頭巾の集団はダニエルを襲い、鋭利なナイフで刺してきます。

何とか病院内に逃げ込むダニエル。

 

『外は危険だ。』

 

ダニエル一行は病院内に閉じ込められます。

 

ダニエルが森から保護した男が叫んでいます。

『助けてくれえ』

ダニエルが部屋へ行くと、先ほど射殺した看護師の女性と彼女が殺した患者が、モンスター化していました。

モンスターを銃で撃ち、逃げる二人。

 

『一体何が起きているんだ。』

 

そのとき、

病院内に二人の男が入ってきます。冒頭で出てきた親子です。

親子『おらおら、この男に用があるんだ。』

親子は、この男に、妻と娘を殺された復讐のために、この男を追っていました。

 

ラりっている男は妊婦を人質に取り、興奮して医師であるドクターの喉を刺し殺してしまいます。

なんだかんだで落ち着く一同。

しかし、またもやモンスターが現われ、目玉をくりぬかれ食べられてしまいます。

↑外には、恐ろしい白頭巾の集団が。

 

ダニエル『病院には武器が無い。俺のパトカーにショットガンがある。でも一人ではいけないから、一緒についてきてくれ。』

ダニエルと親子は外へ。

白頭巾の集団に襲われながらも何とかショットガンをゲット。

(ここまでが前半。病院は血の海です。)

今度は、妊婦。

もう赤ちゃんが生まれそうなようで苦しんでいます。

ダニエルの妻は出産の準備をするために薬を取りにいきます。

しかし、ダニエルの妻は、先ほど死んだはずのドクターに拘束されます。

 

『病院内には何か秘密がある。』

 

そう確信したダニエルと男親子は病院内を散策。

すると電話が。

ドクター『嫁さんを捕まえたよ。全部君のためにやっているんだ。みんなが幸せになれる』

そこには写真があり、ドクターがこのモンスター事件の重要人物であり、カルト集団の長であることが分かります。

妊婦の出産を手伝うグループ。

ドクターが潜伏、そしてダニエルの妻が拘束されている地下へ行くグループへ別れます。

ダニエルの妻は目を覚まします。

そこは手術室。手術台の上に拘束されています。

目の前にはドクターが。

ドクター『僕は不老不死の方法が分かったんだ。僕の娘を生き返らせるんだ。君たちも不老不死にしてあげるよ。』

ダニエルの妻のお腹の中で何かうごめいています。

ドクターの姿は人間のそれではなくなっています。、何かこう、、なんというか、、、

地下へ進んだ、ダニエル一行。

本来、病院にはあるはずのない地下へと導かれます。

そこにはモンスターがたくさんいます。そのモンスターはかつて病院で命を落とした人々が生まれ変わった状態ですが、意志があるわけではなく狂暴そのもののモンスターです。

ダニエルは妻が拘束されている手術室へ。

妻は無残な状態で、モンスター一歩手前です。

 

『わたしを殺して』

 

ダニエルは斧で妻を泣く泣く仕留めます。

 

一方で、妊婦のグループ。

妊婦は苦しんでおり、一同パニック状態。

『どうすればよいの?わたしまだ学生だからどうやっていいか分からない。』

そうパ二くっている時に、妊婦が起き上がり、へらへらと笑みを浮かべて妊婦の祖父を刺し殺します。

妊婦『時が来たわ。わたしはあの方(ドクター)のために子供を産むの。』

ダニエルは地下を進み、ドクターがいる部屋へ行きます。

 

ドクター『ダニエル。僕は人間の生死を乗り越えたよ。君も、君の奥さんも、そして君の死んだ子供も生き返らせてあげるよ。』

 

ダニエルは妻との間の子供を亡くしていることが分かります。

そして背後からやってきた妊婦に背中を刺されます。

ドクター『君が生まれ変わるにはまず、君は一度死なないといけない。』

 

妊婦の身体から生まれるモンスター。それはドクターの娘。

ドクターは呪文を唱え、『VOID(あちらの世界)』への扉を開きます。

ダニエルは最後の力を振り絞り、ドクターをタックルして共々VOIDへと入っていきます。

VOIDの扉は閉まります。

 

そこに、男親子が。

男親子はモンスター(ドクターの娘)と闘います。

父は力果てるも、息子は生き延びます。

地下室の扉は締まり、恐ろしいほど平和な病院へ戻る息子。

そこにはモンスターも白装束集団もいません。

 

最期、

ダニエルと妻は、『VOID』の世界で二人手をつないで彷徨っています。

終わり

感想

本作、監督のインタビューを観る限り、わざと分かりにくく、そしてわざと説明をしない作りにしているそうです。確かに終わった後に創造力は広がるけれど、風呂敷広げすぎてこんがらがっちゃう。

 

・あの白装束の集団は一体何だったのか。そもそも人間なの?

・『VOID』という世界。一体何?

・結局、最後、ダニエルと妻さんは『VOID』の世界で幸せに暮らしているの?

・最初からダニエルは導かれて病院に来たの?それとも偶然?

 

謎がたくさん。原作も無いようですし。。。

 

『永遠の命が欲しい?ならしてあげるよ。でも姿かたちがモンスターになっちゃうけれど』

そんな提案。

絶対いや!

本作のメインキャラクターは、それぞれ『過去に大切な人を亡くした』方ばかり。

『生と死』

そんな興味深いテーマも、気持ちの悪いモンスターを見ていると集中して考えられませんでした。

とにかく不気味。