18禁タイ・ホラー映画『The Promise (2017)』ネタバレ&内容 一緒に心中する約束は覚えている?あなただけ生きているなんて許せない。








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

↑母と娘の愛。後ろに何かいますけど。

ホラー・タイ映画『The Promise』を鑑賞して参りました。

んな約束覚えてらんわ!

簡単なあらすじ

15歳の高校生2人。ある出来事が重なり2人は心中する事に。しかし、親友が拳銃自殺した後、主人公は怖くなって逃げてしまう。それから数十年後、拳銃自殺した友人が約束を果たしにやってくる。

 

概要

タイ映画の十八番ジャンルのホラー映画より新たな作品が登場。

配給会社はgdh。映画『Bad genius』『new year’s gift』『one day』とホームランを連発中の乗りに乗っている会社です。

バンコクに在住の方ならご存知、チャオプラヤー川の方を眺めるとドドンとドデカイ廃墟ビル(サトーンタワー)があるのですが、そこで本作は撮影されたそう。

 

感想。。

タイの安っいホラー映画かと思いきや、とても素晴らしいホラー映画。

鑑賞後ジワジワと来る。

複雑だけれども幸せな結末。

思わずもらい泣き。

 

怖がらせようという映画というよりかは、幽霊によって主人公(母)と娘の絆が試される。

結局、主人公は誰との約束を守るのか。

 

主人公と娘のやり取り一つ一つが最後のシーンへと繋がっていて、とても深い脚本だなと感動しました。

 

タイにご滞在の方は是非。

↑2017年No.1映画。

↑崩御されたタイ国王に捧ぐタイ映画の本気

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ネタバレ

幼少時代

主人公とその親友の女の子はいつも一緒。

お互いの両親はビジネスパートナーであり、チャオプラヤー川にたたずむ巨大なサトーンタワーの再建設に取り組んでいます。

 

主人公『このビルができたら、1フロアー丸ごと、私達が使って良いってお父さんが約束してくれたの』

 

親友『とっても楽しみね。私達、一生親友よ。』

 

しかし、

タイにも未曾有の経済危機が襲い、タイ経済はパンク。

大不況が訪れ、投資していたビルの建設も頓挫してしまいます。

 

2人の両親のビジネスの失敗は、家族へと影響を与えます。

主人公はオンボロアパートへ引っ越します。

親友も同じく状況は悪い方向へ。

 

親友『私のお父さんの暴力が酷くなって。。もしかしたら遠い所へ引っ越さないといけない。離れ離れになるわ』

 

親友の顔には大きなアザが出来ています。

 

主人公『これ、少ないけれど使って。学校の授業料よ。』

 

主人公は家に帰るも、家族の雰囲気は暗いです。

夜に目が覚めると、お父さんが何やら仕事をしています。

 

主人公『お父さん?』

 

主人公お父さん『安心しろ。大金持ちのビジネスパートナーが見つかったんだ。もう一回リッチになれるぞ。』

 

主人公『お父さん!!♥』

 

主人公と親友は建設が中断したサトーンタワーの屋上で語り合います。

 

親友『わたしは引っ越す事になった。もう2人ではいられない』

 

主人公『あなたのいない人生なんて考えられない。ずっと友達よ。』

 

親友『わたしのお父さんが仕事がうまくいかないからって自殺しようとしているの。お母さんが拳銃を隠しているから出来ないけれど、わたしはその在処を知っている。』

 

主人公『お父さんを殺したいの?』

 

親友『いいえ、自分が死ぬ方が簡単よ。』

 

主人公『そんな事言わないで!』

 

数日後、

主人公はサイアムの映画館でぼんやりしていると、スーツ姿のお父さんを発見。

再度、大きなビジネスを始めたと思った主人公はお父さんの後を追います。

レストランの中でお父さんを発見。

誰かとビジネスの話をしています。

 

しかし、

それは誰もいない向かいの席に独り、商談をしているお父さんの姿でした。

 

お父さんは精神的におかしくなって、ビジネスパートナーも妄想だったと分かります。

 

畳み掛けるように、授業料が払われていない事をお母さんに怒られる主人公。

 

『あんたなんて娘じゃない!』

 

精神的にボロボロな主人公はポケベルで親友にメッセージを送ります。

 

主人公『サトーンタワーで会いましょう。拳銃を持ってきて。』

 

サトーンタワーの屋上で落ち合う2人。

二人寄り添って語り合います。

偶然にも今日は親友の15歳の誕生日。

 

主人公『人生は辛いことばかり。もう楽になりたいわ。』

 

親友『わたしが先に逝くから、その後に来て。約束よ。』

 

親友は拳銃自殺。

親友の死に様に恐怖を覚えた主人公は逃げ出します。

 

数十年後。

主人公は、やり手のキャリアウーマン。

お父さんが投資していたサトーンタワーの再開発を担当しており、もうすぐ15歳になる娘と共に幸せに過ごしています。

 

月曜日

ビジネスパートナー、そして娘と共に主人公はサトーンタワーへ向かいます。

 

主人公『色々あったけれど・・・まあ昔の事だしね。』

 

主人公がビジネスの商談中、娘がサトーンタワー内を散策します。

屋上にやってきた娘。

そこには使い古されたポケベル、そして落書きが。

 

何かの気配を感じるもそのまま家に帰ります。

 

その夜、主人公は物音で目を覚まします。

何かの気配を感じ、家を捜索、家が荒らされていました。

娘を叩き起こし、警察を呼ぶ2人。

 

『防犯カメラで確認してみましょう』

 

防犯カメラに映っていたのは娘。

そして娘は見えない何かと会話し、扉を開けて家に招いています。

 

火曜日

娘は小さい頃に夢遊病に冒されていた事があり、再発してしまったようです。

病院で薬を飲み家で療養。

しかし、娘は夜になると見えない何かを家に招き入れ、話しています。

 

主人公『何かがおかしい』

 

娘は何も覚えていません。

 

水曜日

原因はサトーンタワーで自殺した友人にあるかもしれない、と感じた主人公。

サトーンタワーの屋上に一人向かいます。

 

主人公『ごめんなさい。約束を守れなくて。これからはあなたのために祈るから。娘には危害を加えないで』

 

主人公が持参したリンゴとお花を置き、合掌。

しかし、リンゴは腐って蛆虫が涌いています。

 

『きゃああ』

 

娘の夢遊病はエスカレートしていきます。

 

木曜日

再びサトーンタワーへ向かう主人公。

そこには工事現場で働く少年が。

 

少年『うぎゃああああ。お姉ちゃん(主人公)の後ろに幽霊がいるよ!!!』

 

主人公は強引に霊感の強い少年をサトーンタワーの屋上へと連れて行き、幽霊との通訳をさせます。

 

主人公(少年)『お願い。娘から手を引いて。わたしならどうなっても良いから!』

 

親友は許してくれません。

 

家に帰り娘と話をする主人公。

 

娘『わかったわ。お母さんの親友の仕業なのね。』

 

主人公『そうかもしれないわ』

 

娘『わたし、今週の土曜日で15歳になるの。お母さんの親友が私の命を奪いに来るのよ』

 

主人公『そんな事はさせない。』

 

その後、

主人公は親友のお母さんに謝りに行きます。

 

主人公『ごめんなさい。実は、、、あなたの娘は自殺なんです。私が一緒に死のうって頼んだんです。わたしは怖くなって逃げてしまったんです。今まで黙っていてごめんなさい。ごめんなさい。』

 

金曜日

主人公は再び親友のお母さんの所へ。

 

申し訳無さから一転、怒った主人公は親友の遺骨を壁に投げつけます。

 

『くそ女!!!』

 

すると遺灰が人の形のようになります。

更に激怒した主人公

 

主人公『観てる??あなたのお母さんを拳銃で撃つわよ。良いの?いい加減にして!!』

 

しかし、主人公は倒れ泣き崩れます。

 

家に帰る主人公。

苦しんでいるお母さんを見た娘。

 

娘『お母さん、私が死ねば全て終わるんだよね?良いよ。わたしはお母さんが一番大好きだから、お母さんの辛い所を観たくないの』

 

母『いいえ、わたしがあなたを守るわ!』

 

娘『それなら約束して。絶対に自殺をしないで。約束よ。わたしを守って。』

 

土曜日(娘の15歳の誕生日)

主人公は疲弊しています。

 

娘に『愛している』と手紙を書き残します。

かつて自殺した親友の約束を果たそうと自ら拳銃自殺を図ろうとするも、拳銃が上手く作動しません。

 

主人公『いい加減にして。わたしが死ねば良いんでしょ。娘につきまとうのはもう止めて!!』

 

親友は許してくれません。

 

絶望の中、娘に会いに行く主人公。

 

主人公は眠くなります。

娘はお母さんを守るために飲み物に睡眠薬を入れていたのです。

 

娘『お母さんの事、この世で一番愛している。だから私は大丈夫よ』

 

主人公が目を覚ますと、娘の姿がありません。

すぐにサトーンタワーへ向かいます。

屋上へ上がると娘が拳銃を持っています。

 

娘を追いかける主人公。

 

娘の拳銃を奪い、自らの喉に銃を向ける主人公。

しかし、拳銃は作動しません。

娘に突き飛ばされ下に落ちる主人公。

 

目を開けると、上階には娘、そして拳銃自殺した親友が並んで立っています。

主人公は最後の力を振り絞り娘の携帯に電話をかけます。

 

『♫♫♫♫♫♫♫♫♫』

 

娘は一瞬、正気に戻るも、拳銃が暴発。

娘の喉から脳に向かって銃弾が。

 

かつての親友のように、血を流して倒れている娘を見て涙を流す主人公。

 

しかし、

娘は息をしています。

 

場面は変わり、病院の中。

娘は植物状態。薬で延命しています。

 

『あなたが娘さんの逝く時を決めてください。』

 

絶望。

 

主人公はサトーンタワーの屋上へ。

主人公は屋上から飛び降りる準備をします。

 

『さようなら』

 

ふと壁に目をやると、そこには娘の書いたニッコリ笑顔の落書きが。

 

主人公は我に返ります。

そして、何かの気配を感じます。

 

主人公『ねえ聞いている?ごめんなさい。約束を守れなくて。でも私は自殺はしないわ。だって娘と約束したから。わたしは絶対に自殺をしないって。絶対に娘を守るって。そう約束したから!』

 

病院に戻る主人公。

娘の手を握ります。

 

主人公『今日はとっても楽しい事があったの。。。ん?????』

 

すると、植物状態の娘の指がかすかに動きます。

 

主人公『わたしの声が聞こえている?聞こえていたら私の手を二回握って!』

 

娘は弱々しく手を二回握り返します。

主人公は嬉しさのあまり涙を流しています。
終わり