映画『Wonder Woman (邦題:ワンダーウーマン)』ネタバレ&感想 わたしに人類は守れるの?わたしに戦争は終わらせられるの?神の血を引く女性が人間世界を学び、理想と現実を知る。








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。


映画『Wonder Woman (邦題:ワンダーウーマン)』を鑑賞して参りました。

簡単なあらすじ

アマゾン族の王女として育てられたダイアナ。あるとき出会ったアメリカ軍のパイロットに『世界では大きな戦争が起こっている』と聞いたダイアナは世界平和を目指して人間界へ助太刀する。

概要

DCコミックスのスーパーヒーローの映画化、第、、何回目?アベンジャーズやらそこら辺とごちゃごちゃしていて、最早おいて行かれた感のあるスーパーヒーローシリーズ。本作は映画『バットマンVSスーパーマン』で好評を博したワンダーウーマンのスピンオフ。

『女性が主人公のスーパーヒーロー映画なんて面白いの??』という予想を100%裏切る大絶賛&大ヒットという、関わっている人全てが幸せになるパターンの映画に昇華されていました。

ハリウッドは神話コンプレックスでもあるのかというくらい、神話、特にギリシャ神話を多用しています。『何回ゼウス出てくんの?』というくらいゼウスやら、、が出てきます。まあ、ベースがそうなのでしょうがないですが。

とにかく、ワンダーウーマン、最初からめちゃくちゃ強いので最後どうなるんだろう、と思っていたのですが、同じくらい強いラスボスが出てきて、ああ、やっぱりそっちの世界で戦うのね、という。

レバノンで上映禁止だったり、とあるみたいですが、面白くて大ヒットなら問題ないよね。

 

出演者

ガル・ガドット(ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン)

アマゾン族の王女でゼウスの娘。強力な力を持ち、一族からも信頼されている。ある時、島に漂流したスティーブの話を聞き、『戦争を終わらせたい』という思いを持って人間界へと助っ人に参上する。人間界での物事や考え方を理解していないので、とんちんかんな発言をするものの、根本は世界平和の信念がある。

演じるのはガル・ガドット。美しい。美しい。ああ美しい。普通の一般人が着たら怪しい人にしか見えないあのワンダーウーマンコスプレを完璧に着こなすスタイル。良い意味で時折見せる素の表情が親近感を持たせていると思う。

 

クリス・パイン(スティーブ・トレバー)

アメリカ軍のパイロット兼スパイ。第一次世界大戦中、ドイツの暴挙を食い止めるためにスパイとして敵基地へ侵入し、恐ろしい科学時兵器の存在を知る。ダイアナと共に世界大戦を終わらせるために奮闘する。

演じるのはクリス・パイン。映画『スター・トレック』で一躍世界的スターに。ちょっと濃すぎる顔も大きなスクリーンでは映える。

UCLAを卒業する秀才。顔良し頭良し演技力良し。もう言うこと無し。

劇中、ヌードシーンがあり大興奮。

映画の立役者は勿論ワンダーウーマンを演じたガル・ガドット。それともう一人はやっぱりクリス・パイン。

彼って主役としてはなんか癖が強すぎるけれど、脇役(2番手)として主役を輝かせる名わき役だと思うのです。日本の俳優でいう藤木直人的な。

ネタバレ

現代(21世紀)

ダイアナはパリのルーブル美術館で働いていた。あるとき、第一次世界大戦の頃に撮影された1枚の写真が届く。

 

時は変わり、第一次世界大戦中、

とある島で育ったアマゾン族の王女ダイアナ。この島には女性しか存在しておらず、多くの女性が人間を守るべく、戦士として訓練を受けています。

幼いころから戦士になることを夢見ていたダイアナ。しかし母親である戦士になることを反対されています。

しかし、隠れて訓練を受けており、母に見つかっては叱られていました。

ダイアナは神ゼウスの血を引いており、凄まじいパワーを持つ女性。

 

その島にはとある逸話が語り継がれていた。

戦争の神アレスはゼウスに逆らい神の国から人間界へ追放された。そして神アレスを倒すための武器である剣をこの島に残していった。(フラグ立った!)

 

ダイアナが海を眺めていると、飛行機が海に墜落するのを目撃、救助に向かいます。

イギリス軍のパイロット兼スパイであるスティーブが乗っています。

スティーブを追いかけてきたドイツ軍。アマゾン族は総出で戦いますが、ダイアナを庇った叔母が銃に撃たれて死んでしまいます。

スティーブの話によると人間世界では、第一次世界大戦真っ只中で何人もの人々が死んでいる。

そしてその範囲も拡大し続けていること。

スティーブはスパイでドイツ軍基地にて秘密のノートを奪い、その中に、ドクター・ポイズンによって作られた恐ろしい化学兵器の存在を突き止めます。

 

ダイアナ『わたしの出番よ』

 

ゼウスに追放された、兄でもある戦争の神アレスが一枚噛んでいると予想したダイアナは、ゼウスによって残された武器をゲット、そのままスティーブと共に戦争を止めに出発します。

 

母『人間なんて、あなたに値しない存在よ。』

 

ロンドンに到着した二人。

ドクター・ポイズンの秘密のノートを議会に提出するも聴いてくれません。

ノートによると、ガス兵器によって大量殺戮を行うようです。

ノートの存在を知っても行動しないお偉いさんおじいちゃんを見てダイアナは一言。

 

ダイアナ『こいつらは恥を知るべき。わたしたちだけで解決しましょ』

 

スティーブの仲間数人を集めて、戦地へと向かう一行。

目的はドクター・ポイズンとドイツ軍の将校を消すこと。

↑ターゲット

途中、

敵国によって街を占拠、住民が人質に取られていることを知ったダイアナ。

 

スティーブ『ダイアナ、そこは行かなくても良い。早く目的地に行こう。皆を救えるわけではない』

ダイアナ『いいえ、困っている人を見捨てられない。』

 

ダイアナはエネミーラインへと一人で特攻。それに続いてスティーブ一行も援護します。

敵の陣地を破壊し、住民を救ったダイアナは、みんなから感謝されます。そして集合写真。

↑映画の冒頭で、ダイアナの元に送られてきた写真です。

 

その晩、絆を深めたダイアナとスティーブは一緒に酒を飲み、ダンスをして、キスをします。

 

スティーブ一行はドイツ軍の祝賀パーティーが開かれることを知り潜入します。

目的は『ガス兵器のありか』『ガス兵器を破壊すること。』

 

ダイアナ『ドイツ軍の将校が神アレスに違いない。あいつを仕留めれば戦争が終わる。』

 

そう思ったダイアナ。パーティ会場で将校を仕留めようと思うもスティーブに阻止されます。

 

スティーブ『今じゃない。急ぐな』

 

一方で、そのパーティ会場からガス兵器が発射され、街に住むすべての住民が犠牲になりました。

 

ダイアナ『スティーブ、あんたのせいよ。あなたが止めたから。あのとき仕留めるべきだった。わたしはあなたが何を言おうと、あいつを仕留めるわ。』

 

ドイツ軍の将校が滞在する基地へやってきたダイアナ。

将校をゼウスの剣で仕留めます。

終わった。。。

そう思うのもつかの間、周囲は何も変わりません。

これからガス兵器で攻撃の準備をし続けています。

 

ダイアナ『一体なぜ?』

そこに現われたのはスティーブの上司(?)。

アレスは彼に変装しており、ドクター・ポイズンを洗脳したり、強力な毒の作り方などを吹き込み、人間の戦争を手助けしていました。

 

アレス『戦争は人間の本能だよ。』

 

アレス『わたしたちは敵ではない。一緒に人間を滅ぼして、もう一度平和な世界や人間によって破壊された自然を取り戻さないか。』

 

否。

ダイアナとアレスは戦います。

 

ダイアナ『兄だからって手加減しないわ。』

 

しかし、ゼウスが残した剣は粉々にされるなど、アレス相手にてこずります。

 

一方で、スティーブ一行は、兵器が開発されている研究室を爆破、ガス兵器が搭載された飛行機を食い止めるために奮闘します。

 

アレスに吹き飛ばされたダイアナ。ダイアナの元へスティーブが駆け寄ってきます。

 

スティーブ『僕がガス兵器を何とかするから。』

ダイアナ『いいえ、それはだめ。あなたの命が。』

 

スティーブは答えます。

 

スティーブ『今日は僕が世界を救う。だから君はこれからずっと世界を救ってくれ。』

 

スティーブ『愛しているよ。』

スティーブは大事にしていた時計をダイアナに手渡し去っていきます。

 

何とか、敵の飛行機を占領したスティーブ。

スティーブは笑顔です。

 

『やった、これでたくさんの人を救うことが出来る。ダイアナとの約束も果たせる』

 

深く深呼吸し、目を閉じてしばらく何かを考えた後、飛行機ともども空中で爆発します。

 

スティーブの乗った飛行機が爆発した様子を見たダイアナは覚醒します。

 

アレス『そうだ、ダイアナ。怒れ、恨め、憎め。そうすれば本当の力が出る。』

 

ダイアナ『違うわ、そんなのじゃない。愛の力よ』

 

覚醒したダイアナによってアレスは抹殺されます。

 

時は経ち、現代、

ダイアナは博物館で働く傍ら、ワンダーウーマンとして世界の平和を守っています。

 

『スティーブと約束したの。世界の平和を守るって。』

 

ダイアナの手にはスティーブからもらった時計。

そして今日もまたワンダーウーマンとしての任務を続ける。

 



感想

結局、人の心を動かすのは『愛』

自己犠牲の精神。

どこまでも女性を立てるジェントルマン。

決して言い訳をしない、悪いことをしたら潔く謝る男の中の男。

そんなスティーブの姿を見て大和魂を感じました。

 

『世界の平和を一人で叶えられる』

そう信じたワンダーウーマン。いくら力が強くても圧倒的な量には勝てない。

それでも1人でも平和になるならば。

たった一人の力では弱いけれど、それが集まれば強力な力となる。

世界中の争い。一人ひとりが変われば、それはいつの間にか平和への道筋になるのではないか、そんなことを思いました。


(photo credit: IMDb)