映画『Boss Baby(ボス・ベイビー)』ネタバレ&内容 わたしと仕事、どっちが大事なの?頭脳は大人、見た目は赤ん坊のボスベイビー。彼に与えられた任務とは。そしてボスベイビーが学んだこと。








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。
映画『Boss Baby』を鑑賞して参りました。

 

 

簡単なあらすじ

見た目は赤ちゃん、頭脳は大人のボスベイビー。

とある任務を遂行するためにある家族の元へ。

果たしてその任務とは。

そして、ボスベイビーが学んだこととは。

 

概要

『Toy story』や『secret life of pets』のような映画です。

実は人間(大人)の知らないところで、、、、みたいな。

 

さすが世界のドリームワークス。めっちゃ面白いです。

身体は赤ちゃん、頭脳は大人。

コナン君の先を行くスーパー赤ちゃん。

別に黒づくめの組織に薬を飲まされて小さくなったわけでもなく、生まれてからずっと赤ちゃん。

ボスベイビーはお金で買収もするし、考え方もビジネススクールで習うような合理的なもの。

 

本作『ボスベイビー』。凄い軽いトーンで進んでいくので、鑑賞後も後味が残りにくいのですが、よく考えてみると中々のメッセージ性の込められた愛情深き映画でした。

『愛と仕事どっちが大事なの??』

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ネタバレ

ティモシー少年は両親から愛されて育った少年。

妄想の中で大冒険をするのが好きで、寝る前に、両親からのベッドタイムストーリーを楽しみにしている。

 

ティモシー少年『僕とお母さんとお父さん、この三角関係が最も幸せ。この幸せは永遠に違いない!』

 

ある時、

ティモシー少年が窓を眺めていると、家の前にタクシーが。そして中から降りてきたのはスーツ姿の赤ちゃん。しかも歩いている。

そして、そのスーツ姿の赤ちゃんはティモシー少年の新しい弟として家族になります。

(ここらへん、よく分からないのですが、お母さんは妊娠しているのですが、何か魔法のようなもので両親は、ボスベイビーを自分の息子だと思っています。ティモシー少年だけはそう思っていません。)

大人のような、子供のような、そんな奇妙に荒れ狂う赤ちゃんに両親は夢中。

ティモシー少年への関心は薄れ、ティモシー少年はジェラシー。

ティモシー少年『絶対、この赤ちゃん、何かある。』

 

ティモシー少年が夜、目覚めると、赤ちゃんの部屋から声が。

そっと覗くと、赤ちゃんが電話でペラペラと仕事の話をしています。

 

ティモシー少年『お前、なんで話せるんだよ。赤ちゃんじゃないじゃん』

ボスベイビー『ボスベイビーだ。』

ティモシー少年『お母さんとお父さんを独り占めするな』

ボスベイビー『新しいものが来たら、関心が移ろうのは当たり前。もう君はオワコンだよ。』

 

ティモシー少年は、何とかして赤ちゃんを追い出そうとします。

そこで、ボスベイビーが話しているのを録音して、『こいつは赤ちゃんじゃない!』と両親に証明することに。

そこで、ボスベイビーとその仲間が会議をしている最中に録音を試みますが、失敗します。

そして、ティモシー少年は赤ちゃんに意地悪をしているのではないかと誤解され、両親から叱られてしまいます。

 

同時に、ボスベイビーが天上界のベイビーカンパニーから地上へ来た理由が分かります。

『最近は異常なペットブームで家に犬が増える代わりに、出生率が低下している。その理由を探りに来た』


 

家族に叱られ傷心中のティモシー少年。

ボスベイビーがやってきます。

そして、ボスベイビーは秘密を教えてくれます。

 

ボスベイビー『このミッション(なぜ、赤ちゃんよりもワンちゃんが愛され始めているのか)を達成したら、自分は昇進して、有名になるんだ。そのためにこの家に来た。だって君の両親はペット会社に勤めているから。このミッションが終わったら天上界に帰るよ。』

ティモシー少年『ミッションが終わったら帰る?やったー。』

 

ボスベイビーを追い出したいティモシー少年、ミッションを果たしたいボスベイビー。

利害が一致し共同作業することに。

 

ボスベイビー『この不思議なミルク(Baby’s secret formula)のおかげで、赤ちゃんの姿のまま知能を発達させることができるんだ。』

 

二人の任務開始。

ボスベイビーが怪しいと睨んでいるペットフェアのようなイベントに誘われたティモシー一家。

ティモシー少年とボスベイビーは内部に侵入するも、それは罠。

犯人フランシスはなんと、ボスベイビーの憧れる人でした。

 

犯人フランシス『俺も昔はベイビーカンパニーで働いていて活躍していた。でも、俺は乳頭耐性で不思議なミルク(Baby’s secret formula)を吸収できなかった。そのせいで、どんどん太って成長してしまった。そんな太って赤ちゃんの風貌では無くなった俺をベイビーカンパニーの幹部は解雇したんだ。復讐してやる。不思議なミルク(Baby’s secret formula)を使って、この世に頭が良いけど小さくてかわいいままのワンちゃんを増やすことでな!!そうしたら赤ちゃんは必要ないって思うだろうから。』

 

そうして、ボスベイビーが持っている不思議なミルク(Baby’s secret formula)を盗られてしまいます。

不思議なミルク(Baby’s secret formula)を失ったボスベイビーは、普通の赤ちゃんに戻ったりと2面性が出てきてしまいます。

 

悪者フランシスは、不思議なミルク(Baby’s secret formula)で育てた大量の子犬をロケットで世界中に拡散しようとしています。

 

何とか協力して、それを阻止する二人。

 

ミッションを達成した二人。

ボスベイビーは天上界に帰ることになります。

ティモシー少年の両親は記憶を消されてしまいましたが、ティモシー少年はボスベイビーの記憶を残してもらいます。

 

一方、

天上界のボスベイビーは一躍ヒーロー。

念願かなって昇進し、憧れられる英雄的な存在になりました。

 

でも何か満たされない。

 

それはティモシー少年も同じ。

最初は嫌だったけれど、弟が出来て本当に嬉しかった。何よりもボスベイビーが恋しい。

 

ボスベイビーは決断します。

 

『ティモシー少年の家族になりたい』

 

それは、現在の地位や名誉だけではなく、天上界での記憶を失う。つまり、普通の赤ちゃんになるということ。

でも、ボスベイビーは知ってしまいました。『愛』を。

地位や名誉よりも心を満たしてくれる、家族という愛を。

 

ボスベイビーはティモシー少年の家族に産まれることに決めます。

ボスベイビーが家にやってきた。でも名前は違う。普通の子供。勿論しゃべることもない。

でも、ティモシー少年は知っている。

 

彼は記憶は無いけれど、一緒に冒険した愛すべきボスベイビーの生まれ変わりであることを。

感想

兄弟が生まれて、家族のパワーバランスが崩れ、ぐれてしまったりふてくされてしまったり。

子供ってめちゃくちゃ敏感だから、そういう親の愛情の変化にすぐに気づいてしまうんですよね。

 

近年のペットブーム。

実家にも2匹のワンちゃんがいます。

ゲイカップルでワンちゃんを飼っている方は多いです。

かわいいですもんね。

 

常に主人に誠実で健気でカワイイ、ワンちゃん。

一方で、赤ちゃんはというと、、、

わたしには人を一人育てる自信も土台も無いです。

 

『子供は親を選んでやってくる。そして、子供は親を成長させるためにやってくる』

 

わが師、小林正観さんがおっしゃっていました。

自分で選んできてくれたと思うと、子供を愛せずにはいられませんよね。

自分を選んでくれてありがとう!って。

 

 

それと、

最後のボスベイビーの決断。

さらっと流されていたのですが、よく考えてみると深いメッセージが含まれていたのではないか、そう思いました。

 

ボスベイビーは自分の地位や名誉、そしてボスベイビーとしての記憶を全て捨てて、普通の赤ちゃんとして地上に戻ります。

そう、家族の愛を手に入れるため。

 

ボスベイビーは仕事を通して、『家族の愛』を見つけてしまったのです。

そんなボスベイビー、

 

地位や名誉よりも大切なのは家族の愛なのだ。

 

そんな愛情深きメッセージを受け取りました。

おそらく、この映画を製作している方々は激務。

そんな中で、家族への愛を映画という形で表現したのではないか、わたしはそのように思いました。

 

『愛という感情は理屈では説明できない、人間が発明したもの中でも特別なもの。だからわたしはそれを信じたい。』

 

このセリフは大好きな映画『インターステラー』の中でのセリフです。

 

『愛』

 

無限大の力があるようです。

どこの世界でも、優しくて愛情深い人は愛されますよね。

 

意外と、人々は孤独。

日本はもちろんですが、バンコクでも孤独な人って多いのかなと思います。

そんな時に愛を感じたくなるもの。

そういう意味で愛情深い人が愛されるのも当然のことですよね。

 

愛されたいなら、愛せよ。

 

最近になってこの意味が分かってきたような気がします。

変に強がらないで、赤ちゃんのように甘えてみる。そして赤ちゃんのように損得勘定なしに愛してみる。

そうすると、きっと愛に溢れた人生が送れるのかもしれません。