【ネタバレ&内容】映画『All I see is you』盲目の妻の視力が戻るも、それまでの夫婦生活に異変が・・・








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

映画『All I see is you』を鑑賞してまいりました。

やっぱりそうなるよね・・・

簡単なあらすじ

盲目の妻の視力が戻るも、それまでの夫婦生活に異変が・・・

概要

盲目の主人公の視点はアーティスティックで、時には万華鏡のようであったり、時にはモザイク状のようであったり、

目が見えない分、妄想が広がる主人公であり、旦那の顔も見たことがないし、世の中にはどんな色やモノや人がいるのかも殆ど分からない主人公。

ある時、視力が回復した後に主人公は想像と現実の違いに気づいてしまいます。

 

『性の目覚め』

 

とっても分かりにくい仕様なのですが、鑑賞後にジワジワとくる映画。

出演者

ブレイク・ライブリー(主人公ジーナ)

テレビドラマ『ゴシップガール』のセレブ女子高生を演じて以降、美しいスタイルと美貌で途切れる事なくキャリアを積むと同時に、ライアン・レイノルズ様と結ばれ、娘を授かるという人生。

本作ではバンコクを彷徨うブレイク・ライブリー様ですが、正直、すれ違っても気づかなさそうなくらい、その美貌を封印し、バンコクに分布する観光客っぽいラフな格好のそこらの白人様のようでした。というかそもそも盲目に見えない。

ネタバレ

主人公ジーナはたくさんのマッチョな男たちに身体を弄られ、恍惚の表情を浮かべています。

 

そんな妄想。

 

主人公ジーナは小さい頃に自動車事故に遭ってしまい、両親を亡くし、事故の影響で自身の視力を失っていまい、視界はモヤがかかったようにうっすらとしか見えません。

そんなジーナを支えるのは年上の旦那。

ジーナと旦那は、旦那の仕事の都合でバンコクに住んでいます。

二人はラブラブで情熱的な夜の営みを交わしています。

 

盲目のジーナですが、趣味の水泳をしたり、隣家の少女と音楽を楽しんだりで、悲壮感は全くありません。

プールへ行くと、そこには常連さんのマッチョくんも。

 

マッチョくん『やあ、君、いつもいるよね。』

 

ジーナ『そうなのよ。』

 

同時に、

病院へも通い、目の検査・治療を受ける日々。

そのたびに、過去の交通事故の思い出がフラッシュバックして苦しむも旦那の支えで、治療を受け続けます。

 

旦那とはラブラブなので夜の営みは続きます。

そして、主人公がたくさんのマッチョな男たちに犯されている妄想も止まりません。

 

ジーナと旦那は子供を望んでいますが、なかなか授かる事のないまま時がすぎます。

 

ある時、

病院から連絡があります。

 

『手術をしましょう。視力が戻るかもしれません。』

 

術後、右目の視力が回復した主人公は涙を流して喜び、初めて顔を見た旦那とハグをします。

 

医者『この目薬を毎日5回、15日間さしつづけてください。』

 

ジーナの世界は一変しました。

街の色や建物に感動。

 

ジーナは髪をブロンドに染めて帰ってきます。

 

ジーナ『似合う?』

 

旦那は黒髪のジーナが好きなので困惑。

そして、ジーナは今まで着ていた洋服(おそらく旦那が選んだもの)を全て、好みの洋服を新調。

住んでいる家も変えるように旦那に懇願。

二人の夜の夫婦生活も無くなっていきます。

 

ジーナが想像していた生活と実際の現実の差に気づき始めます。

そして、かつての弱々しい妻が、どんどん彼女のなりたいように変わっていく姿を見つめる旦那。

 

旦那はジーナが治療のために毎日さす目薬をゴソゴソといじっています。

↑ジーナ『言えないけど、旦那の顔も身体もタイプじゃないわ・・・』

 

時が経ち、

ジーナの姉を尋ねてスペインへ。

 

ジーナの姉はフェロモンムンムンの画家のスペイン人男性と婚約しており、常に情熱的にイチャイチャ。

ジーナの姉とジーナの旦那に誘われ、GOGOバーへ行くことに。

そこではマッチョな男が女を犯すショーが行われており、ジーナは凝視し、複雑な表情を浮かべています。

 

その晩、隣室のジーナの姉とその旦那の営みの声が聞こえてきますが、ジーナと旦那は無言のまま横になっています。

バンコクへ帰るジーナ。

犬の散歩中に、愛犬が暑さで倒れてしまいます。

そこに現れたプールで頻繁に会うマッチョ君。

ジーナは視力が回復してから初めてマッチョくんの顔を見ます。

旦那と違い、フェロモンムンムンな男。

 

マッチョくん『うちで愛犬を休ませていってはどうかな。』

 

ジーナはマッチョ君の家へ、そして、そのまま行為・・・

 

ジーナと旦那の関係が冷えていく一方で、

ジーナの視力も少しずつ悪くなっていきます。

 

医者『感染はしていない。何か他に問題があるのだと思う。』

 

ジーナは医者に指示に従って毎日さしていた目薬を医者に渡し、家路につきます。

 

すると警察がおり、家は強盗によって荒らされていました。

そして愛犬も行方知らずです。

 

場面は変わり、

ジーナ『わたし、妊娠したわ。』

 

旦那は複雑な表情です。

 

旦那は、かつて盲目だったジーナとの営みの隠し撮り動画を観ては考え込む日々。

 

 

ジーナは旦那の前では目の見えないふりをしています。

ジーナと旦那は新居に引っ越します。

そこで子供のための部屋を準備するもジーナは手紙を発見します。

その手紙には、

 

『愛犬を連れて行ったのは旦那。』

 

理由は分かりませんが強盗も旦那の仕業です。

その手紙を読んだジーナは家を出て行き、そのまま隣家の少女と共にタレントショーへ。

そこには旦那の姿も。

そして、自作の曲を歌うジーナ。

ジーナの出産シーン。

産まれてきた赤ちゃんはプールの常連さんのマッチョ君にそっくりな赤ちゃん。(多分)

終わり

*本作はわたしの解釈・理解が間違っている可能性大です。

感想

視力が戻ったら、想像していた理想の旦那は、タイプではない平凡な男だった。

そんな悲しい現実を突きつけられ冷めていく主人公と、今まで目の見えない妻を支える優しい旦那から、突然その他の男と変わらない平凡な旦那へとなってしまった悲しい男。

映画の核のテーマは『性』

ジーナと旦那の『性』癖のズレが夫婦の軋轢を生むきっかけであり最大の要因。

・妻は自身の理想の世界や性生活と、現実の世界を実現するために悩む。

・旦那はかつての生活、特に性生活を懐かしむ日々。妻の妊娠も、自分の子供ではないと何となく気づいていたのだと思います。

 

そんなラブラブな夫婦が、ヒエヒエになっていく様子はなぜだか映画の世界だけとは思えない親近感。

人気なイケメンも付き合ってみたら案外平凡で拍子抜けしたな、、そんな事を思い出させてくれる映画でした。