映画『怪盗グルーのミニオン大脱走(原題:Despicable me 3)』ネタバレ&内容 失って初めて気づく有難み。手を取り合って生きる。








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

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映画『怪盗グルーのミニオン大脱走(原題:Despicable me 3)』を鑑賞してまいりました。

ネタ切れ???

簡単なあらすじ

怪盗グルーとその妻ルーシーは、過去の栄光を引きずる80年代の衣装をまとう元・子役スターのブラッドを捕まえる任務を失敗し、反悪党同盟をクビに。怪盗グルーには双子の兄ドルーがいたことが分かるも、自分とは正反対の魅力を持つ兄ドルーを見て、認められないグルー。

概要

ユニバーサルスタジオにとって、想像以上にキモカワイイ黄色いミニオンの人気が爆発し、ユニバーサルを代表するドル箱映画となった『怪盗グルー』シリーズの最新作。

ミニオンズのスピンオフも公開され、日本でも大ヒットを飛ばしていましたね。

映画『アイスエイジ』でもそうですが、シリーズを重ねるにつれて、質も反比例で下がっていく。最終的には劇場公開されずにDVDのみ。という憂き目に遭わないことを祈っています。

でも、まだまだ勢いは続きそう。

ミニオンというキャラクターも良いですね。もはや

 

『怪盗グルーシリーズ = ミニオンズ』

 

だと思うのですが。

それにしても悪役が魅力的なのは良いですよね。

怪盗グルーも最初は泥棒だったわけですし。

本作の上映時間は90分。子供も退屈しないようにとの時間配慮なのかもしれませんが、個人的にとっても長く感じた!

ストーリーも予想通りで意外性も皆無。

子供向け映画は、カワイイキャラクターさえいれば、脚本の使いまわしでも十分集客できるのだなと。

子供はどの時代も存在しますしね。

出演者

スティーブ・カレル:怪盗グルー&ドルー

元悪党で天才発明家でもある怪盗グルー。三人の養子を育てるうちに善の心が芽生えていく。

演じるのは、スティーブ・カレル。

元・人気コメディアンですが、俳優へ転向後は演技派としてハリウッドで大活躍。アカデミー賞にも何度かノミネートされています。

 

クリステン・ウィグ:ルーシー

グルーの妻。

演じるのはクリステン・ウィグ。

『サタデーナイトライブ』でブレイクし、その後、『ブライドメード』『ゴーストバスターズ』などで世界中に知られるようになりました。

 

バルタザール・ブラッド

80年代の子役スター時代の栄光を忘れられない泥棒。肩パッド入りの衣装を着用し、マイケルジャクソンの曲に合わせてダンスを踊って登場する。

簡単なネタバレ

怪盗グルーと妻のルーシーは反悪党同盟の任務のために、怪盗バルタザール・ブラッドを追います。

怪盗ブラッドは80年代の子役スター時代の栄光を忘れられない泥棒。

怪盗ブラッドの狙いは大きなダイヤモンド。

彼の目的は世界を独占して注目を浴びること。かつて、人気の落ち目のときに自分のコンサートをキャンセルされたのを恨んでいました。そして、彼が主演のアニメの結末のように現実を叶えようとしています。

彼の身体能力に加え、特殊なガムを使ってダイヤモンドをいとも簡単に奪います。

そこにグルーとルーシーがやってきます。

ダイヤモンドは奪還しますが、怪盗ブラッドを取り逃がしてしまいます。

そのため夫婦ともども反悪党同盟をクビになります。

グルー『君がどれほど仕事が好きか分かっているのに、一緒にクビになってごめんね。』

ルーシー『いいの、仕事なんかよりもあなたの方が大事だから。。』

 

突然無職になったグルーとルーシー。

子供たちは生活を支えようとガレージセールを行うなど、子供たちは心配します。

するとそこに、見ず知らずの男がやってきます。

 

男『グルーよ。君には双子の兄がいるんじゃ。』

 

その知らせに驚き、兄ドルーに会いに行く一行ですが、そこにいたのは髪は金色フサフサで明るく、おまけにリッチ。弟との差に愕然とするグルー。

 

一方で、

無職になったこと、そして結婚して子供もできたグルーは更にかつての悪党っぷりを封印し、良い人になってきたグルーをみて、ミニオンズは不平不満の嵐です。ミニオンズは悪いことをしないといられない習性なのです。

そして新しい、悪いボスを探すため旅に出ることを決意するミニオンズはグルーの元を去ります。

 

グルーの元を去ったミニオンズ。ボス探しの最中に悪行を重ね、ついに逮捕、刑務所に収監されます。

同時に、

怪盗ブラッドによって、再びダイヤモンドが盗まれてしまいます。

兄ドルー『へいブラザー。2人でダイヤモンドを取り返さないか?』

グルー『もう悪さをするのはやめたんだ。』

兄ドルー『いいから見てみろよ。このスーツ。かっこいいだろ』

グルー『うわーー。もしかしたら反悪党同盟に戻れるかも。』

 

2人はタッグを組み、怪盗ブラッドからダイヤモンドを奪還しに行きます。

妻ルーシーにばれると大変なので秘密です。

2人は任務をこなしますが、兄ドルーは実戦に不慣れなのか足手まといです。

 

グルー『ミニオンズがいればなあ』

無事にダイヤモンドを奪還した2人。

 

しかし、任務から帰った後、喧嘩をしてしまいます。

グルー『本当足手まといだった。兄ドルーがいなくてもダイヤモンドは手に入ったよ。俺一人でね。』

兄ドルー『もう絶交だ!!』

 

そんなとき、ルーシーの恰好に変装した怪盗ブラッドに、子供3人とダイヤモンドを奪われます。

 

グルー『お兄ちゃん、ごめん。力が必要なんだ。』

同時に、

ミニオンズもグルーとの思い出を懐かしみ、恋しくなります。

『よし、グルーの元へ帰ろう!』

大きなロボットに乗った怪盗ブラッド。

ミニオンズも合流し、一行で協力して怪盗ブラッドを叩きのめします。

 

平和な日々が訪れます。

しかし、真夜中、大きな音で目が覚めるグルーとルーシー。

そこには、兄ドルーとミニオンズが悪事に行く最中でした。

終わり

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感想

『家族と手を取って助け合う。』

 

本作のテーマは『家族』。

生き別れの兄とのライバル関係、そして養母としての存在。

最初は不仲な兄弟も、最終的には手を取り合って問題に対処していました。

ギリシャ神話、シェイクスピア、そして日本史からも分かるように、兄弟争いというのはいつの時代、どこの場所でも起こるようです。

何かと比較されがちな兄弟。世の中には遺産問題やらで荒れ荒れの家庭も多いようですね。

ぱっと思い浮かんだのは、有村架純姉妹。妹がバカ売れして、姉はどう思うのだろう。

 

わたしの家の話を少し。

わたしの家族は母と姉2人。

わたしと姉2人は交わることのない環境だったので比較するどころか、素性すらも謎という不思議な家庭で育ちました。最近までわたしの出身大学すら知らなかったそうですから。。。

わたしとは接点が無い一方で、姉二人はティーンの時には喧嘩が絶えなかったそう。

真面目な姉とワイルドな姉。

合うわけがない。

家庭崩壊寸前まで追い込んだワイルドな姉。わたしもとても怖かったのを覚えており、

 

『あの頃はこのまま一家心中するんじゃないかと覚悟していた。』

 

そんなことを姉が最近になって教えてくれたのは衝撃でした。

今では姉二人、とっても仲良しです。

子供が出来て本当に変わりました。家庭に入って本当に落ち着きました。

姉の旦那さんには本当に感謝です。人って本当に変わる!!

 

一方で

わたしは母子家庭、母と姉2人に囲まれて育ったことも関係あるのか、母が仕事でずっと家にいなかったこともあるのか、親子との絆が希薄です。喧嘩なんてする動機も出てきません。コミュニケーションすらないですから。

みんな同じ家にいたはずなのに、家族4人で一緒の食卓を囲んだ記憶が無いのです。

家族のことは今は大好きだけれど、他人のような感覚。

わたしは大学に入るまではそれが当たり前だと思っていたのですが、友人に話すと特殊な環境で育ったことが明らかになりました。

 

大人になってからは家族で集まってご飯を食べることも増えました。ちょっと遅めの家族活動です。

母も姉二人も本当に大変で、自分にかまう暇なんて無かったんだと思うので理解できます。

でも、わたしは子供として通るべき通過儀礼をスキップしてしまったような感覚があります。

なのでそのツケを今払っているような気がします。

 

『完璧な親なんていないけれど、親の都合で振り回される子供に罪は無い。』

 

そんなことを思って生きてきたのか、ずっと両親に対して恨みのような感覚がありました。

健康で少しだけイケメンに産んでくれた両親には感謝しなければならないのは分かっているけれど。

 

やっと、最近になって、

 

『あの頃の時代があったからこそ、今の幸せがある』

と思えるようになりました。多分タイに来てから。母や父との家族問題も全て解決しました。タイの風土や気候がわたしの心を整理整頓してくれたのだと思います。

なんだか大きなカルマが一つ、ふわーっと消えたような感覚です。

どの家庭でも完璧な家族なんてなく、みんな何かを抱えて生きているのを知りました。

それでも見方によって、幸せにも悲劇のヒロインにもなれるって。

『幸せ』一択ですね:))

それでも、

 

『家族と手を取って助け合う。』

 

わたしにとって最も難しい課題です。

映画のように簡単にできたらなあ、そんなうまい話は無いですね。

(photo credit: IMDb)

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