映画『レゴムービー』内容&ネタバレ 神様の言う通り。マニュアル人間で平凡で何の取り柄もない主人公。ある時、伝説のパーツを拾ったことで救いのヒーローと勘違いされる。








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

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映画『レゴ・ムービー』を鑑賞しました。

大好きな映画です。

↑スピンオフ映画『バットマン・レゴムービー』を見逃したのが悔やまれる。

概要

2014年、公開されると大絶賛の声。アカデミー賞でもアニメーション映画賞を受賞確実と言われながらも、ノミネートすらされない事件。

声優はクリス・プラット、モーガン・フリーマン、ウィル・フェレルなど豪華。

個人的に大好き。

アニメーション映画の中で1番好きかもしれません。

今回も飛行機の中で鑑賞。面白くて2回連続で見ちゃいました。

 

日本語吹き替えを担当した、山寺宏一さん。凄すぎる。

声優の森川智之さん、沢城みゆきさん、皆さん素晴らしすぎました。

『声が良い』ってそれだけでかなりの魅力ですよね。

ネタバレ

お仕事大王に襲われる魔法使いのおじいちゃん。

おじいちゃんは一言。

おじいちゃん『黄色い顔の選ばれしものがパーツを見つけるであろう』

 

それから数年後。

主人公エメットはごくごく平凡な現場作業員。

毎日、マニュアル通りの人生を生きており、特に特別な才能もなければ魅力も無い、そんな人。

世の中の問題を考える思考も無く、テレビを見てはそれを信じるような生活。

 

でも、毎日を笑顔でポジティブに生きているので、人生はハッピー。

↑Everything is awesome!

 

いつものように工事現場で作業をする主人公エメット。

仕事が終わり、帰ろうとすると、怪しい美人女性・ワイルドガールを発見。

追いかけると、怪しい穴に落ちてしまいます。

そこで見つけた『世界を救うパーツ』を見つけたエメット。

パーツに触ると、パーツに込められた記憶がエメットの脳内を駆け巡り、エメットはそのまま気絶します。

 

目が覚めると、拷問部屋にいるエメット。

『選ばれしもの』と勘違いした、お仕事大王を中心とする悪の組織によって捕らえられてしまいました。

エメットは否定するも、レーザーで破壊されそうになります。

そして、お仕事大王は、三日後の『タコスデイ(みんなでタコスを食べる日)』に、人類を滅亡させようとしていることが分かります。

 

お仕事大王の狙いは、

『この世から全てのクリエイティブ性をなくし、マニュアルの世界にすること。』

 

間一髪のところで、工事現場にいた美人女性ワイルドガールによって救出されます。

 

ワイルドガール『あなたが選ばれしもの。わたしがお供します。』

 

そう言って、魔法使いのおじいさんのところへ連れていってくれます。

バッドコップによって邪魔されるも、バットマンを仲間に進んでいきます

 

マスタービルダーというヒーローが集まる国へ向かう一行。

そこで、お仕事大王の計画を阻止するべく会議をします。

 

マスタービルダーとは、自分の作りたいものをクリエイティブになんでも作ってしまう特殊技能を持った集団です。

 

物語が進むにつれ、

希望の星である選ばれしものであるエメットが、実はへなちょこ人間だと知ったヒーローたちはそこで分解。

畳みかけるように、悪者バッドコップが現われ、ほとんどのヒーローは捕らえられてしまいます。

↑マスタービルダーたち。

 

バッドコップから逃げるために潜水艦を作り海へ。

 

実は、平凡だと思っていたエメットの発想やレゴが、マスタービルダーには作れない・発想もできないような、超平凡で目立たないけれど役に立つものだと分かりました。

 

今まではクリエイティブな方法でお仕事大王と戦おうとしていましたが、エメットのような普通のマニュアルな方法で、戦うことに。

 

クリエイティブな方法で攻撃してくると思ったお仕事大王。

一行はうまく、侵入に成功します。

しかし、あと一歩のところでお仕事大王に捕まります。

 

エメットはみんなを助けるために、ブラックホールのような中へはいります。

 

エメットが到着したのは、なんと↓のような場所。そう、人間世界。

 

全ての騒動は、上の世界の人(人間様)によって操られたシナリオに過ぎないことが分かります。

 

人間の少年が、お父さん(お仕事大王)のレゴブロックの中で遊んでいたにすぎないのです。

 

そして、マニュアル通りにしかレゴを作らない、創造性を否定するようなお父さんのやり方に不満を持つ少年が創作した物語だったのです。

↑お仕事大王はすべての人々や建物をボンドで固めて、新しく組み立てられないようにしたいと思っています。

 

少年は、レゴブロックのテーブルから落ちているエメットを発見。

 

少年『頼んだよ、エメット』

 

そう伝えて、少年はエメットをレゴの世界(テーブル)の上へ戻します。

レゴの世界に戻ってきたエメットはお仕事大王のところへ。

 

エメット『あなたはクリエイティブで素晴らしい。あなたは人生の主人公だ。好きなものを組み立てて、自由に想像して。そして僕も主人公。自分の好きなものを組み立てて、幸せに生きることができるのだから。』

 

エメットの言葉に心を動かされたお仕事大王。

それからは世界にクリエイティブで想像を超えるようなもので溢れるようになりました。

終わり。

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感想

宇宙の神秘については誰もが考えたことがあるトピックですよね

『大きな水槽の中に地球や太陽を入れて、まるで金魚を飼育するかのように、外から誰か宇宙人が観察している。』

そんな仮説を信じていた当時10歳くらいのわたし。

本作『レゴムービー』が提示する衝撃の設定。

 

『神様(人間)が設定した世界の中で、単にすごろくのコマのように自分の役割を果たしているに過ぎない』

 

我々の人生は全てレゴムービーのように神様(プレイヤー)に操られているに過ぎないのか。

食べるものも、出会う人も、住む人も、、、、

全て神様のシナリオ通りなのか。

そんな衝撃的な真実を提示してくれました。

今、与えられている環境も、周囲の友人も家族も環境も、能力もルックスも全て神が自分に与えてくれたもの。

自分の人生に起こる全ての出来事は、神様のあらかじめ予言したようになる。

すべての出来事は、神様の言う通り。

それならば、流れに逆らわない。

今あるもの、与えられているものに感謝して生きること。

それが賢明であり、神様が操る一つのコマとして最高の生き方なのかもしれません。

↑ユニキャット。大好きすぎる。

 

そして本作は、

個性の無い、マニュアル人間への応援歌ともなっています。

この世界はクリエイティブな人たちが称賛される傾向にありますよね。

でも、そのクリエイティブ性を発揮し、実現するにはたくさんのクリエイティブではなく、上からの支持に従うだけの人々のおかげで出来ているんですよね。

クリエイティブな人たちは、マニュアル作業が出来ない!

そんな偏見を逆手にとっていました。適材適所、みんなそれぞれ必要な存在なのですよね。

そして、普通の人でも、実はみんなクリエイティブな部分はあって、単にそれを抑圧しているだけ。

その普通の人の抑圧されたクリエイティブ性は、クリエイティブな人たちには到底思いつかないような驚くべきもの。

一見、大したことが無いように思えるけれど、どこかで誰かに感動を与えていたり、人の役に立っている。

誰にでも才能はあるのだよ、という矛盾するようなそうでないような、応援的な要素もありました。

クリエイティブな部分が、分かりやすく人の目に留まることもあるけれど、ほとんどに人が誰の目にも留まらず、目立たず、平凡でとりとめのない普通の人生を歩む。

たしかに、みんなが分かりやすく輝くスターになれるわけでもない。

でも、本当は一人ひとりが、それぞれ輝くスターであるし、その素質も才能もある、レゴブロックのように無限の可能性を秘めた、人生というドラマの主人公なのだと。

そんなメッセージを受け取りました。
(photo credit: IMDb)

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