映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。
映画『LIFE(原題:ライフ)』を鑑賞してまいりました。
だ、だまされた。。
Contents
概要
『簡単な内容』
火星調査から戻る6人。火星から手に入れた資料の中から生命体を発見。
宇宙船の中で調査するも、その生命体は知能をぐんぐん伸ばし、形状も恐ろしいものへ。
クルー6人はその生命体の地球への侵入を阻止しようと頑張ります。
あなたは必ず騙される。。
よく映画の宣伝文句で使われますが、わたしも騙されました。(勝手に騙されただけですが。)
『LIFE』という題名。
どんな哲学的な内容かな、人類の起源とか、それともパラレルワールドなのかしら。
そんなことを期待しながら、もしものことを考えハンカチを小脇に抱えていざ、映画。
しかし、
しかし、
しかし、
単なるパニック映画だったのです。
メッセージ性などは色々ととれるものの、明確なメッセージのようなものは無く、ただ火星生命体に1人ずつめっためたにされる、というパニックスリラー映画でした。
だってこんな複数の豪華実力派キャストでパニック映画を撮ろうなんて思います??
実力派キャスト、ジェイク・ギレンホール、ライアンレイノルズ、レベッカファーガソン、そして日本が誇る真田広之様。
キャストの人も『あれっ?』って思ったと思うなあ。
『LIFE』感、無くない?オーディションの時の構想と違うんだけど、、、、
みたいな。
序盤で、真田さん演じるショウの奥さんの出産シーンとかあって、『LIFE』っぽい感じをだしていたのにな、、、(思い返せば、取って付けた感も。)
今が旬のレベッカ・ファーガソンもライアンレイノルズも、こんなパニック映画になるなんて思ってもみなかったのではないかと思います。
引っ張りだこのジェイク・ギレンホールもなぜ出たのだろう。
ある意味、一番お得なのは真田広之様。輝いていました。
ハリウッドで更に顔が売れるのではないでしょうか。もう還暦に近い(アラカン)なのに相変わらずセクシー。
最後のオチも、一緒に観ていた友人と苦笑いでしたもん。
誰も報われてないし、ある意味、この後の方が気になる。
そんな物語を、みなさん、迫真の演技でこなしているのも相まって、更に置いてけぼりに。
超面白かったけど!
ネタバレ
生存者6名+生命体1匹はどうなる。
ライアンレイノルズ
火星から持ち帰った物質の中に、生命体を発見。みんな、世紀の大発見に大喜び。
生命体は美しいミジンコのような形状で、スライムのように形を変えています。
地球に戻るまでに、生命体の研究をするミッションをこなしています。
科学者の一人がミジンコ、ではなく生命体に電気ショックを与えると、突然、腕を掴まれます。強烈な強さのため、骨が折れ、黒く壊死してしまい、そのまま気絶します。
研究室は密室。研究者を助けたいけれど、生命体が宇宙船に一緒に侵入してきたら大変。
一瞬の隙を狙って、研究員を救出。しかし、助けに行ったライアン・レイノルズの足に生命体が絡みつきます。
結局、ライアンを密室の研究室から出せない状況に。
ライアンは生命体を燃やそうとしたり、電気ショックを与えるなど戦うも、生命体はライアンの口から体内に入り殺害します。
大スター・デッドプールこと、ライアンレイノルズが最初にフェードアウトとは驚きです。
↑宇宙空間で血がどぼー、って初めて見ました。まるで口から綺麗なワインが出てくるようでした。

↑こんなに可愛らしいのに。。。

↑恐ろしい湯葉みたいになりました。
フランス人のキャプテン
知能をぬくぬくと発達させていく生命体。その知力を武器に排気口のようなところから密室の研究室を脱出、船内へ侵入してきます。
そして、その知力を使って、地球とのアクセスを遮断させます。(この生命体、どんだけ空気読むのか(映画的に。))
キャプテンは地球との交信を行うために船外へ。
しかし、スライムのように愛くるしかった生命体はタコのような気持ち悪い形状に進化していました。その生命体に絡みつかれるキャプテン。生命体によって宇宙服の温度調節機能(?)を操作されて、宇宙服の中は水浸しに。そのままキャプテンは宇宙上で溺死してしまいます。
キャプテンは、死ぬ間際、生命体と共に宇宙に消えよう、と思うも生命体はジャンプして宇宙船へべったりとくっつきます。
科学者
一同は宇宙船の出入り口等を封鎖し、生命体を部屋に入らせないようにします。
科学者は先ほど、生命体に片手を不能状態にさせられたばかりなので、見守っているだけです。科学者は何か動くものを発見。恐怖。
一同『ふう、作業が終わったぜ。これでファックな生命体も入ってこれないね。めでたし』
となったところで科学者が倒れます。
電気ショックで蘇生しようと試みます。
その時、科学者の足元で動く物体が。
ズボンをめくると、生命体が彼の足を食べていました。
一同、逃げます。科学者をそのまま置いて。
そして、生命体は科学者を捕食。
姿かたちも気味の悪いヘビのような形状に進化。お顔の方も、かなり怖く、友達にはなれなさそうです。
『とにかく、この生命体を地球に送ったらやばい!』
真田広之様
そんなパニックな現象が起こっているとは夢にも思わない、宇宙ステーションからやってきた補給船(?)のようなもの。
真田様は、その機会を利用して生命体を宇宙へ吹き飛ばそうとします。
(宇宙映画にありがちな、ハッチをあけたら何かの差で外に吹き飛ばされる、あれです。)
しかし失敗。
真田様も食べられてしまいます。
(真田さん、めちゃくちゃ出番が多いし、かなり活躍してました♥)

レベッカ・ファーガソン
船内に残された二人。
色々あって破壊された宇宙船は、残り数十分で機能停止、そのまま宇宙のクズになることがわかります。
ジェイク『そうだ、非常用脱出ポッドが二つあった!僕がおとりになるから君は地球へ帰ってくれ。ぼくは生命体と共に地球とは反対の方向へ吹き飛ばして、ともども宇宙のクズになるから。』
(↑フラグ立った!!)
早く気づけよ、というのをこらえて、
レベッカ『ありがとう』
ジェイクの機転で、二つの脱出ポッドにそれぞれ乗り込む二人。
宇宙空間へと放出されます。
もちろん、ジェイクの脱出ポッドには生命体も乗っています。
しかし、
レベッカの脱出ポッドに宇宙ゴミが激突。どうなるレベッカ。

ジェイク・ギレンホール
ジェイクの脱出ポッドも大変なことになっています。
生命体に襲われるままのジェイク、手足を拘束され、そのまま見つめ合う二人。
最後は、、、、

最後に
地球の海に1台の脱出ポッドが漂着。
それを発見した漁師。
中をのぞくと、
。
。
。
ジェイクの船が(やっぱり!!!!!!!!!!!!!)
生命体によって身体の隅々が侵食されているも、顔や意識はそのまま。
『開けるな!!!』
扉を開ける人たち。
そのまま映画はブラックアウト。
レベッカは宇宙の藻屑になりました。(苦笑)
終わり。
感想
『島にネズミが侵入したら生態系が変化した。』
こんなニュースはたくさんです。
『人間の好奇心の果てに人類は滅亡してしまう』
そんな、現代のアンチテーゼが含まれていたのか。