映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

テレビ映画『ハイスクール・ミュージカル』を鑑賞しました。
高校時代を思い出す・・・
簡単なあらすじ
学校一番の人気者とオタク女子がミュージカル
概要
ザック・エフロンをスターに押し上げたディズニー映画。
アメリカでも大ヒット、若者を中心に社会現象にまでなったらしい程。
3部作まで製作され、ストーリーはどんどん薄くなる一方、楽曲はどれもこれも最高にノリノリ。
スポーツが得意で学校一の人気者とガリ勉な女が、自分とは畑違いのミュージカルに挑戦する。
TVシリーズ『グリー』の先駆けではないかと。
学校一のイケメンに私なんか・・・・
そんな素晴らしいファンタジー映画:)
出演者
ザック・エフロン(トロイ)

甘い顔立ちと美しい歌声で全世界の女の子を虜にしたプリンスチャーミング。
最近は謎のマッチョ路線で新たなジャンルを構築中。
学校一の人気者という役どころを完璧に演じていました。
ヴァネッサ・ハジェンズ(ガブリエラ)

内気なオタク系ガリ勉美女を演じたヴァネッサ様。
どうみても内気なガリ勉女に見えないヴァネッサ様ですが、人気爆発後は歌を出したり映画に出たりで、ライフワークバランスを良い感じに保っていそうなキャリア構成。
ネタバレ
大晦日の夜
スキー場のロッジで年越しを祝うトロイとその家族。
偶然にもそこには一人、本を読んでいるガブリエラの姿も。
その後
ティーン限定のパーティーに行くトロイ。
そこにも、人混みが苦手でソワソワしているガリ勉ガブリエラの姿も。
パーティーの司会者『さあ、僕が選んだ二人にカラオケで歌を歌ってもらおう!これが運命の出会いになるかもよ』
偶然に選ばれたトロイとガブリエラ。
トロイ『どうして僕が歌なんか、、クールじゃないよな』
ガブリエラ『わたし、、、単なるガリ勉女よ。できないわ。』
ソワソワしているガブリエラも曲が流れるとちゃっかり腹の底から歌い出し、トロイも待ってましたと歌い出し、会場は大盛り上がり。
その後、名前も知らない二人は連絡先を交換しますが、そのまま何もせずに別れます。
新学期
トロイはバスケ部のスターで学校一のアイドル。
みんなが彼に夢中。
トロイが教室に入ると、そこには見覚えのある顔。
トロイ『君、ガブリエラだよね?』
ガブリエラ『この学校に転校してきたの。』
ガブリエラに学校を案内してあげるトロイ。
その時にシャーペイに出会います。
シャーペイは演劇クラブのスターで、近々上映される劇の主演を狙っています。
オーデションでのライバルを少なくするために終始、学校中を見張っています。
シャーペイ『あの転校生ガブリエラ、何か臭うわ・・・』
シャーペイがガブリエラをググると、ガブリエラは化学のコンテストで優勝するほどの秀才であり、ガブリエラが化学クラブに入るように仕向けます。
『化学クラブに是非はいって!』
ガブリエラ『・・・・・・ええ・・・・いいわ・・・・(でも、歌を歌っている時が幸せだった・・・)』

一方で、
トロイはバスケ部の練習に集中できなくなってきます。
トロイ『ガブリエラと歌を歌った時幸せだったな。でも、僕が歌が好きだなんて皆には言えない。だって僕のイメージに反するから・・・』
トロイもガブリエラも、オーデションを受けるか受けまいか迷っていますが、遂にオーデションの日が。
いつものようにシャーペイとその弟で決まりかと思いきや、トロイとガブリエラが走ってやってきます。
トロイ&ガブリエラ『僕達にオーデションを受けさせてください。』
二人は歌を披露。
審査員のオバサンの心を奪います。
自分が主演で決まったと思っていたシャーペイ。
しかし、再オーディションのお知らせに悲鳴。
シャーペイ『なんだってーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!?????』
学校中でトロイとガブリエラがオーデションを受けた事が知れ渡ります。
トロイはバスケ部の友達に責められ、ガブリエラは変人扱い。
『なんで、そんな女みたいな歌を歌うんだよ。それにお前はバスケ部のエース。お前がいないと俺たちは勝てないんだ。オーデションなんて辞めてくれ。』
学校一の人気者のトロイが、イメージに反する歌が好きというニュースは衝撃を与え、みんな心に秘めた願望を口にしだします。
バスケ部の部員『実は俺、ケーキを作るのが得意なんだ。』
『そんなのだめ!!現状維持!!』
ガリ勉の女『実は私、ヒップホップダンスが好きなの』
『そんなのだめ!!現状維持!!』
バンドマン『実は俺、ギターじゃなくてスーツとネクタイをしてチェロを弾きたいんだ』
『そんなのだめ!!現状維持!!』
少しずつ少しずつ、
学校に暗黙に存在していた調和が乱れ始めます。
シャーペイ『何かおかしいわ。』
↑大好き
シャーペイとバスケ部の部員は共謀し、トロイとガブリエラを引き離します。
そして、ガブリエラは再オーデションを受けるのを辞め、化学コンテストに集中する事にし、トロイの事も避け始めます。
ガブリエラになぜだか避けられているトロイは元気を無くします。
そんな姿を見たバスケ部の友人。
『ごめん、俺たちのせいなんだ。これからはトロイがやりたい事が出来るように協力する。許してくれ。』
トロイはガブリエラの家へ行き、謝り、二人は仲直り。
そんな姿を見たシャーペイは、再オーディションの時間を、バスケの大事な試合の時間&化学コンテストの時間と被らせます。
シャーペイの企みを知った一同は協力して解決。
バスケの試合と化学コンテストの時間を遅らせ、その合間にオーデションを受ける事に。
オーデションに参加するトロイとガブリエラ。
二人熱唱し、観客をも巻き込み、見事、次の演劇の主演を手に入れます。
また、バスケの試合では勝ち、化学コンテストも優勝。
最後は皆で踊って終わり
終わり
感想
男だから○○、女だから○○・・・そうやって自分のやりたい事を我慢している人で溢れている世の中。
特に青春時代であれば尚更。
自分の人生一回きりですし他人を気にして自分の可能性を狭めてしまうのは勿体無いなと思わせてくれた青春時代の思い出の映画。
とにかく、
青春時代の自意識ってすごかったなと。
わたしは頭が良いキャラだから本を読まないと、、僕は人気者だから常にクールにクールに’
みんなそれぞれの暗黙のポジションを読み取って、そのキャラになりきる。それが個性だから。
そんな自意識過剰な時代も、もう自分には訪れない。。。そう思うと、あのジュクジュクした青春時代も最高の宝物だなと。