映画『ダウンサイズ(原題:Downsizing)』ネタバレ&内容 身体を小さくして、いざユートピアへ








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

映画『ダウンサイズ(原題:Downsizing)』を鑑賞して参りました。

簡単なあらすじ

身体を小さくして、いざユートピアへ

概要

アレクサンダー・ペイン監督、マット・デイモン主演の最新作。

環境問題、貧富の差、人生の意義・・・

そんな大きなテーマを詰め込んだユニークな映画。

出演者

マット・デイモン(ポール)

ジミー大西似のハリウッドの大スター。

『グッド・ウィル・ハンティング』から数十年、ハリウッドを駆け抜ける。

 

クリストフ・ヴァルツ(デュザン)

指先から足先まで職人技のように演技をするドイツ出身の俳優。

既にアカデミー賞を二度受賞し、共演女優からもその人柄が愛される。

 

ホン・チャウ (ゴック・ラン)

ベトナム人の両親を持つアジア系アメリカ人。

本作でゴールデングローブ賞にもノミネートされる快挙。

訛りまくりの英語も演技なのかな。。。

ネタバレ

ノルウェーのどこかの研究所。

研究員は実験用のマウスを機械に入れ、スイッチオン!

結果を見るとびっくり。

 

5年後・・・

とある講堂で持続可能な地球のために講義が開かれています。

 

『地球は人口増加で大変な状態です。そこで我々は画期的な方法を提案したい。』

 

とある箱を持ってくる職員。

その中を開けると一同ビックリ。

そこには5インチ(12.9センチ)に縮んだ博士が。

 

博士『人間を小さくすることでゴミの量を減らし、地球を守ることができる。』

 

博士は自分とともに小さくなった36人の小さな人間と共に現れ、観客の度肝を抜きます。

 

ニュースを観ていた世界中の人々もびっくり。

主人公ポールもその一人。

ポールは独身。病気の母を看病する日々。

 

10年後

ポールの母親は他界し、オードリーという女性と結婚していました。

 

高校の同窓会。

ポールはかつての旧友の一人がダウンサイジング(小型化)しているのを知ります。

 

『ダウンサイジングは最高だぜ!』

 

ダウンサイジングした人間は、レイシュランドと呼ばれる人口施設で一生を過ごす事ができます。

旧友がダウンサイジングして幸せそうに暮らしている姿を見たポールと妻オードリーは興味津津。

 

というのも、ダウンサイジングすれば、現在のように金銭的にかつかつする事無く、何不自由なく生活が約束されているから。

ポールと妻オードリーは、ダウンサイジングの説明会へ向かいます。

レイシュランドの豪邸に暮らす人々。

 

『このダイヤモンドのネックレスはたったの83ドル』

『83ドルはこちらの世界の2ヶ月分の食費です。』

 

身体が小型になるので、食費も装飾品も安いのです。

そんな情報を知ったポールと妻オードリー。

 

ポール『よし、僕達もダウンサイジングしよう』

 

早速、申込みにやってきた二人。

 

『ダウンサイジングすると2度と元の身体に戻れません』

『ダウンサイジングする過程で死んでしまう可能性もあります。』

『それでも良いですか??』

 

見つめ合うポールとオードリー

 

ポール&オードリー『やるわ』

 

いざ、ダウンサイジング。

ポールは全身の毛を剃られ、歯の治療を行い、ベッドに横になります。

 

ポール『また後で会おう』

 

妻オードリーにそう伝えます。

ポールが目を覚ますと、ベッドの上。

無事にダウンサイジングが成功したよう。

安心するポールですが妻から電話が。

 

妻オードリー『ポール、ごめんなさい。やっぱりわたしはダウンサイジングできないわ。家族も友達もいるし。』

 

ポールは激怒。

 

ポールは一人、レイシュランドの自分の豪邸へ。

 

『妻オードリーと二人で住む予定だったのに・・・』

 

ぼーっとテレビを観ているとニュースが。

 

『ベトナム人の反政府活動団体がアメリカに亡命、そのうちの一人、ゴック・ランのみが片足を失うも生存。』

1年後

ポールは妻オードリーとの離婚を終え、電話オペレーターとして働く日々。

ダウンサイジングした事を少しずつ後悔し始めています。

 

寂しさもあり、女性を自宅に招き夕食。

しかし、上の階から聞こえるパーティー音が気になって仕方が無くなり、文句を言いに行きます。

 

上の階の住人はデュザン。

中年男性ですが、超パーティー好き・女好き。

 

デュザン『君たちも一緒にパーティーに参加しなよ。楽しいよ』

 

デートしていた女性にも振られてしまったポールはパーティーに参加。

そこで、お酒を飲み、ドラッグも・・

そのまま意識を失い、朝に。

パーティーで汚れた部屋を掃除に来てくれたのは反政府活動団体がアメリカに亡命したベトナム人のうちの一人、ゴック・ランでした。

彼女はアルバイトで掃除婦をしていたのです。

 

ポールはゴック・ランの存在に気づき、追いかけると、ゴック・ランは部屋の薬を盗んでいます。

 

ゴック・ラン『友達が死にそうなの。わたしは英語が読めない。一番効果のある薬を教えて。』

 

ポール『それらの薬はあまり効かない』

 

ゴック・ラン『あなたは医者なのね。すぐに来て』

 

ポール『いや。医者じゃやない』

 

ゴック・ラン『いいから早く!!』

 

ゴック・ランが寝床としている場所へ連れていかれるポール。

そこはレイシュランドの外にあるスラムのような貧困街。

中には貧困の黒人やアジア人、スペイン人などが住んでいます。

 

ゴック・ランの部屋には死にそうな友人が。

 

ゴック・ラン『あなた医者でしょ。診てあげて!』

 

ゴック・ランはスラムの住民に、富裕層からもらった賞味期限切れの食べ物を配ったりしています。

ポールは友人を診てあげた後、ゴック・ランの義足を見てあげますが、壊してしまいます。

 

 

結果、ゴック・ランは上手く歩けなくなり、アルバイトの掃除婦をポールが代わりに行うことに。

 

一緒に過ごすうちに親しくなっていくポールとゴック・ラン。

ある時、ポールの隣人のデュザンに旅行に誘われます。

 

『世界で初めてダウンサイジングした人々が作った村がノルウェーにあるんだけど行かないかい?』

 

ノルウェーに到着する一行。

その間、ポールとゴック・ランは結ばれます。

 

美しいフィヨルドに囲まれた村では、ダウンサイジングを開発した博士夫妻と共に幸せに暮す人々。

歓迎されるポール一行でしたが、博士夫妻のある考えを聞き、耳を疑います。

 

博士夫妻『このまま人間が増え続ければ、メタンガス等の影響で必ず地球は滅びてしまう。そして人類も滅亡してしまう。そこで我々は人類を生存を守るために新たに地下施設を作り、そこで生活をする。』

 

彼らは汚れた地球、そして絶滅危機に瀕している人類の保存のために地下施設で新たに生きる、というのです。

ポールは考えに同意するも、デュザンやゴック・ランは『カルト宗教』だと主張。

地下施設へ行けば、二度とレイシュランドにも戻ることができないし、外の世界を見ることもできなくなります。

 

ポール『僕も地下施設に行くよ』

 

博士含み住民は最後の夕焼けを見た後、今まで住んでいた村に別れを告げ、地下施設へと入っていきます。

ポールも友人に別れを告げます。

 

見つめ合うポールとゴック・ラン。

 

ポール『さよなら』

 

地下施設へと入っていくポールですが、ゴック・ランのために思いとどまり引き返してきます。

 

その後、ポールとゴック・ランはレイシュランドへと戻り、ホームレスやスラムの人々に食事を届けるボランティアを二人仲良く続けています。

終わり