映画『スプリット(原題:Split) 2017』ネタバレ&内容 悪役、爆誕までの軌跡 








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

映画『スプリット』を鑑賞しました。
M・ナイト・シャマラン監督の最新作ということでウキウキルンルンで映画館へ。
『シックスセンス』『アンブレイカブル』『サイン』『ヴィレッジ』『The Visit』などラストのどんでん返しといえばこの監督。観た後に『えっ、これで終わり?』と思うのもこの監督。今回もどんなどんでん返しがあるのかと思いましたが、個人的にはそこまで。ただ、この監督のファンの方は驚きのサプライズがラストの30秒であります。
映画って映画館でドキドキハラハラして観るのが一番だよね、と思い出させてくれる。そんな素敵な映画でした。
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あらすじ

3人の少女が不審な男に誘拐、監禁される。その男は23の人格を持つ多重人格者。そして24番目の人格が現れるその時、彼女たちに恐怖が襲う。

出演者

ジェームズ・マカヴォイ
スコットランド出身の英国俳優(37歳、既婚、、涙)。最近では『Xmen』を中心にハリウッドでお金を稼いでいますが、低予算の良質映画にも多数出演。個人的に過小評価されている俳優様の一人であり、最もセクシーとも思う俳優様の一人。
本作では24の人格を華麗に完璧に演じていました。俳優さんってすごい!
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Boy next doorは彼!既婚。。。涙
アニャ・テイラー・ジョイ
本作のヒロインであり、誘拐された3人のティーンの中でもカギを握る重要な人物。
エキゾチックな顔立ちとナイスバディなセクシーさは意外と稀有な存在ではないでしょうか。今後に期待。映画『Witch』で高評価を得たそうです。
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ベティ・バックレイ
多重人格のケビンのカウンセリングを行う心理カウンセラー。
多重人格の性質や問題点、物語のカギを観客に伝えてくれる役。英語がとっても聞き取りやすい。
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・24番目の人格とは一体何なのか。
・何故、少女3人が誘拐されたのか。

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ネタバレ

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↑天使のようなハーレイ君。(映画『シックスセンス』)
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↑中年のハーレイ君に進化(退化?)、御年28歳。
ショッピングモールで買い物を終えた後、車でさあ帰ろう。
そんなとき、運転席にはお父さんではなくて見知らぬ男。
『あの、車間違えてんだけど、、おい、聞こえてんのかよ、おやじ!
男はスプレーのような薬をかがせ、少女3人を眠らせます。
少女3人、目が覚めると鍵のかけられた部屋に監禁されていました。
すると、誘拐犯の男が現れます。3人の少女はおびえつつ、その中の少女・ケイシーだけは他の二人に比べ落ち着いています。
男『まずはお前から来い!』
少女の一人が部屋の外に連れていかれるも、『レイプされる』と思った少女は男の腕を噛みつき、少女は部屋に戻されます。
男は外出、心理カウンセラーの女性のところにカウンセリングにいっています。
その間、少女三人は脱出の方法を考えます。
少女『男に物理的攻撃をして逃げ出すのが良い。』
ケイシー『いや、今はチャンスをうかがうとき。大人しくしていた方が良い。』
ケイシーだけは冷静で落ち着いています。
 *
*
その時、女性の声が部屋の外からします。
鍵穴から部屋の外を見ると、女性の服装をした人が。
少女『助けて!!!私たち監禁されているの。』
部屋に入る女性。なんと誘拐犯でした。
名前はパトリシア。
パトリシア(男)『あなたたちに触らないように言われているの。あなたたちは特別な役目があるのよ』
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そのまま扉を閉められます。
次に現れたのは、ヘドウィグ。
彼は9歳の男の子。ケイシーはヘドウィグと仲良くしようと話しかけます。
ヘドウィグ(男)『君たち3人はビーストに生贄にされるんだ。それは24番目の人格さ。』
少女たちは生贄要因として誘拐されたのです。
ケイシー『助けて、ここから出るのを手伝って』
ヘドウィグ『怒られるから嫌だ。』
*
少女の一人が天井に抜け道を発見。天井の壁紙をはがし、天井裏から逃げ出します。
しかし、男に捕まり、その少女は別室に監禁されます。
部屋にはケイシーともう一人の少女。
女装をしているパトリシアに食事に誘われ、監禁している部屋からキッチンへ移動させてもらいます。
パトリシア(男)『そんな部屋で食べていたら可哀想でしょ』
23の人格の中でも良い者、悪いものがいるようですが、皆、24番目の人格には逆らわないようにしています。
少女は隙を見て、パトリシアの背後を椅子で殴り、逃げ出します。
しかし、捕まり、別の部屋へと監禁されます。
 *
ケイシーは一人キリ。
ベッドの上で目が覚めると9歳の子供・ヘドウィグが。
ヘドウィグ(男)『僕の部屋には窓があるんだよ。僕と一緒に部屋で踊ってよ。お気に入りのラジカセもあるんだよ』
ケイシー『良いわ。あなたの部屋に連れて行って。約束よ。(窓から逃げてやる)』
場面は変わり、カウンセリングを受ける男。
・男は子供の頃に母親から酷い虐待を受けていたこと。
・電車で父親に捨てられたこと。
ということが分かります。
*
ヘドウィグ(男)『さあ、僕の部屋へ来てよ。』
ケイシーはがっかりします。ヘドウィグの部屋に窓はなく、ヘドウィグの書いた絵の窓が壁に貼ってあるだけです。部屋には動物のぬいぐるみがたくさんあります。
ケイシー『お願い、助けて。ここから出るの手伝って』
迷ったヘドウィグ。
ヘドウィグ(男)『これ電話、おもちゃじゃないよ。パトリシアから盗ってきたんだ』
電話をかける
ケイシー『助けて!!私は誘拐されたケイシー。。』
電話の相手『いたずら??』
そのときヘドウィグから別の人格の男に変わり、電話を取り上げられます。
再び部屋に監禁されたケイシー、しかし床に落ちていた釘を拾い、自分の身体に隠します。
ケイシーは回想します。
お父さんとその叔父さんと一緒に鹿狩りに。その時に銃の教え方を習った。
目が覚めると、お父さんはテントで寝ている。
少し散歩しよう。あ、叔父さんがいる。
叔父さん『ケイシー、こっちにおいで。一緒に遊ぼうよ』
なぜか叔父さんは裸です。
ケイシーはその時初めて、叔父さんから性的虐待を受けます。
 *
場面は変わり、
カウンセラーの女性。
『この患者がおそらく少女誘拐事件と関係がある。』
そう確信し、彼の家に乗り込み、少女を発見します。しかし男に眠らされます。
いよいよ男の24番目の人格が現れます。
それは親が自分を捨てた電車の中ででした。
驚異的な能力を手に入れた男(人間離れした脚力、腕力、、、、普通にモンスター)
拾ったクギで脱出を計るケイシー。部屋を出ると少女2人は腹を食べられて絶命しています。
眠りから覚めたカウンセラーの女性も、何か紙に書いているときに、後ろから24番目の人格のビーストに襲われ、殺されます。
ケイシーは、カウンセラーの女性が死んでいるのを発見、彼女が残した文章を目にします。
背後には男(ビースト)が。襲われそうになったところ、ケイシーは叫びます。
『!!!!』
ケイシーは男の本当の名前を叫びます。
すると、男の人格は、昔虐待されていた頃の自分の元の人格に戻ります。
しかし、すぐに別の人格に
男『ビーストの人格に戻る前に私をショットガンで撃って!ショットガンはそこの戸棚。弾は地下室にある。』
男の人格はみるみる変わります。
『やっぱり、嘘、殺さないでくれよ。』
ケイシーはダッシュでショットガンを取り、弾を詰めます。
男(ビースト)は壁を登ったり、高速移動したりと、ケイシーの弾はなかなかあたりません。(後に、ケイシーはわざと弾を外していることが分かります。)
ビースト(男)『この世から穢れのあるものを消してやるのが俺の夢だ、がはは』
親の虐待を受けた男。その怨念が爆発しています。
ケイシーは牢屋のようなところに逃げます。ケイシーのショットガンの弾が二発、ビーストに命中するも、全く効いていません。
ビーストは牢屋の鉄棒を力で開けようとします。
絶体絶命のケイシー。その時ケイシーの身体の無数の傷を見たビースト。
ケイシーは、お父さんが亡くなり、その後、叔父さんに引き取られました。そしてそこで性的虐待を受け続けていたのです。
ビースト『お前は純粋(Pure)だ!』
精神的に傷ついた人はPureだと考えるビーストはケイシーには手を出さず、逃げ出します。
*
ケイシーは助けられます。
外に出ると、そこは動物園の中であることが分かります。
そこは男が働いていた動物園でした。
警察『ケイシー、あなたの叔父さんが迎えに来ているわよ』
ケイシーは以前のケイシーは何かを決心したような表情を浮かべています。
『警察に相談しよう』
場面は変わり、誘拐事件のニュースを見る井戸端会議中のおばさん方。
『15年前くらいにも、こんなクレイジーな殺人鬼がいたわよね?』
 
『それってミスターグラスだろ。』
そう答えるブルースウィルス(デビッド・ダン)
  *
終 ブルースウィルスさん、既に髪の毛が。。。

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感想

どんでん返しという印象よりかは、『ハラハラドキドキ』がずっと続く感じです。
24番目の人格のビーストは妄想かとも思いましたが、本当にフィジカル的にも変化するビーストになってびっくりしました。そのままなんかい、、、って。
正直、小学生か中学生の時に観た『シックスセンス』のあの衝撃を超えるものは未だ現れていません。思い出補正が強い。でも『アンブレイカブル』はとっても好きな映画。そしてその映画と実は同じ世界観の話だった。そう聞くともうわくわくですよね。鳥肌はあと一歩で立ちませんでしたが。
・どうやって悪役が産まれたか。
この映画は悪役(もしくはある人にとってはヒーロー)が産まれたかを描いているように思えます。心の屈折や幼少期のトラウマが膨れ上がり、それが止められなくなる。すると反社会的なモンスターになってしまう。バットマンやスパイダーマンだどアメコミに出てきそうな悪役が爆誕していました。凄い!悪役も複雑なプロセスを経て、あの悪役になっているのだなと感心。
そういえば『SuicideSquat』などもありましたが、悪役も魅力的なキャラクターが多いようですよね。悪役も悲しい過去を背負っている。でも彼らの正義感は屈折しているんですよね。『ダークナイト』以来、ヒーローの葛藤を描く映画が激増した印象ですが、今度は悪役の葛藤ブームかも。There is two sides to every stories。ヒーローにも悪役にも善悪の部分ってありますもんね。
一方で、独特の価値観をお持ちの悪役。常識にとらわれすぎるのはもちろん良くないのですが、ある程度は常識の範囲内での価値観ではないと、ヒーローに退治されてしまいますよね。
・動物園の意味するところ
劇中、動物が多く出てくるのですが、24の人格と多様性のある動物って大きな共通点だと思います。ライオンのように肉食になり、トカゲのように壁を登り、チーターのように早く走る。
・映画『アンブレイカブル』と同じ世界観に存在する。
最後にブルースウィルス演じるデビッドダンが出てきます。というのも彼が『ミスターグラス』と発言するから。ミスターグラスとは映画『アンブレイカブル』の中での悪役(?)の名前です。そう、監督は映画『アンブレイカブル』と同じ世界に存在する、ということで、やはり、、、
続編は映画『アンブレイカブル2』、もしくは映画『アンブレイカブルVSスプリット』に24の人格を持つ悪役が登場するかもしれません。
同じ世界観の中のサブストーリー。
このようなストーリーが創れるということは、アイデアもまだまだ無限にあるということですよね。
*
・ケイシーはなぜ最初から動揺せずに落ち着いていたのか。
ケイシーは男と同様に幼少期から虐待を受けていたので、男の気持ちがよく分かったようです。ある意味、ケイシーは悪役の男に命を救ってもらったことになります。
ケイシー含め、少女三人は皆積極的に解決策を練るため逞しいです。結局二人は食べられてしまいますが。
ちなみに、ケイシーの銃の腕前は凄まじいもの。敢えて男の急所を外して撃っていました。ケイシーも男に何か感じるものがあったのでしょう。
10秒くらいの出演のブルースウィルスが一体おいくら万円のギャラを頂いているのか、めっちゃ気になりました。
どうでも良いですが、若かりしブルースウィルスってめちゃくちゃセクシー。男性ホルモンがむんむんですよね。
*
↑ケビンコスナーと同じ匂い。
もう一回見たいな。おすすめです。

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(photo credit: IMDb)










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