映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。
簡単なあらすじ
奇抜なサーカス団を結成する主人公が困難に立ち向かう。
概要
マイケル・グレイシー監督、ヒュー・ジャックマンはじめ豪華スターで制作された『映画『グレイテスト・ショーマン』。
上映時間があっという間に過ぎていくテンポの良さと、何よりも楽曲の素晴らしさ。
どの曲も耳に残る素敵な曲で、家に帰ってからサントラを聞いていました。
予定調和な物語だけれど、元気にさせてくれるパワーとエネルギーに満ちた最高の映画でした。
『またブロードウェイの映画化か』と思ったらオリジナルだそうで。
もう一回観る!
出演者
ヒュー・ジャックマン(バーナム)
『X-men』シリーズのウルヴァリンで大スターになったヒュー・ジャックマン様。
ミュージカル出身の腕前をアカデミー賞で見せつけ、映画『レ・ミゼラブル』へと繋がり、本作へ。
性格良し・演技力有り・容姿端麗・・・完璧。
意外と顔が特徴的だけれど、それをも魅力に変えてしまうスーパースター。
ザック・エフロン(若き劇作家フィリップ)
甘い顔立ちと美しい歌声で全世界の女の子を虜にしたプリンスチャーミング。
最近は謎のマッチョ路線で新たなジャンルを構築中。
出世作『ハイスクール・ミュージカル』の頃に比べて、随分と話し方も声も変わっていてびっくり。
お兄ちゃんもかっこいい!
ミシェル・ウィリアムズ(妻チャリティ)
地味なんだけど何となく高級なセレブな猫のような上品な女優のイメージ。
ここ数年、外した映画の方が少ないのではないかというくらい作品選びが上手。レニーゼルウィガーのポジションを貰った感じ。
『歌もダンスも余裕でこなせるの』という彼女の才能を再発見する映画。
ワインスタイン・カンパニーの映画『All the money in the world』にて一躍ゴシップの的になるも、あっさりと交わす要領の良さ。女優!
レベッカ・ファーガソン(オペラ歌手ジェニー)
スウェーデン(ムーミンの国ではない)よりやってきた美人女優。
とにかく美しかった。
ゼンデイヤ
歌手でもあり女優でもある新鋭若手のホープ。
身長が180センチ。

ネタバレ
主人公バーナムは小学生くらいの年齢。
スーツの仕立て屋であるお父さんについていき、お得意様のお家を訪れては、仕立てのお手伝いをする日々。
バーナムとお父さんは超極貧です。
しかし、お得意様の大金持ちの娘チャリティに片思いをするバーナム。
チャリティも好意を寄せてはいますが、チャリティの父親に猛反対され、チャリティを口説くバーナムにビンタをしたりと厳しいのが現状。
しかし、二人はこっそりと交流を続けます。
それはチャリティが寄宿制の女学校に通うために街を離れても続きます。
同時に、バーナムの父親が死んでしまい、残されるバーナム。
まだまだガキンチョのバーナムは父から継いだ仕立て屋の仕事を辞め、ホームレスのような生活に。
市場で果物やパンを盗む日々。
ある時、捕まりボコボコにされ、うずくまっていると、手を差し伸べる人。
『これを食べなさい』
その女性は風呂敷で顔を隠していますが、よく見るとその顔は少し変わっている顔です。
少し驚くバーナムですがリンゴを受け取ります。。
それが彼の人生にとって初めての『スペシャル』な人との出会いでした。
バーナムとチャリティは大人になり、チャリティは駆け落ち同然でバーナムと結婚。
二人の娘を授かり、家族は慎ましやかに幸せに生活しています。
バーナム『君に素敵な生活をさせてあげると約束したのに、こんなひもじい生活でゴメンな。』
妻チャリティ『愛する娘が二人もいて、それに愛する旦那がいる。これ以上幸せにはなれないわ。』
↑なにこのキレイなキスシーン
↑こんな笑顔で駆け落ちするカップルは初めて見た。
バーナムには夢がありました。
務めていた事務員の仕事を退職し、銀行からローン(半分詐欺っぽく)をし、街に博物館を作ります。
その博物館には動物の剥製がたくさん飾られているものでした。
遂に博物館がオープン。
しかし、客入りは乏しい。
バーナムの娘『ここにいる動物は生きていない。もっと『ALIVE』なものに人は興味を持つと思うわ。』
娘の言葉に感化されたバーナム。
バーナム『そうだ、他の人とは違った人たち(Freaks)を集めよう』
それからは街中に、『Freak』な人を探しに行くバーナム。
背が高い人、背が低い人、髭の生えている女性、、、、
↑白雪姫に出ていたような・・・
社会では受け入れられず、ひっそりと暮らしている”Freak”な人々を集め、ショーを行うバーナム。
そんな奇をてらったショーは大盛況。
一部の民衆や批評家からは批判されるも街中で話題のショーのチケットはバンバン売れ、
バーナム一家は一転、超大金持ちに。

↑ダンスはいつ、どこで練習したの?という疑問
ショーが波に乗る中、バーナムは若き劇作家フィリップを自分のサーカス団に勧誘します。
その後はヴィクトリア女王に招待されたりと人気は高まるばかりですが、”Freaks”なメンバーに対する世間の目は厳しいまま。
ヴィクトリア女王のパーティで発見した、美しいオペラ歌手ジェニーも自身のサーカス団に誘うバーナム。
バーナム『ジェニーさん、一緒に世界をまわってほしい』
バーナムは自身の『Freaks』サーカス団を若き劇作家フィリップに任せ、自分は(美人)オペラ歌手ジェニーとアメリカツアーをします。(スポンサー集めのため)
いつの間にかオペラ歌手ジェニーのマネージャーのような役割になるバーナム。
そして少し『いいな、この女』と思うバーナム。
一方で、バーナムは正統派のオペラ歌手のジェニーの成功させ、キワモノ路線の『Freaks』サーカス団を蔑ろにするようになり、更に世間には見せたくないという感情さえ芽生えてきます。
サーカス団のメンバーも何となく蔑ろにされていることに気づき始めます。

オペラ歌手ジェニーもバーナムに想いを寄せており、遠回しに告白します。
バーナムもまんざらではないですが、踏みとどまります。
バーナム『ごめん、僕には愛する妻と娘が。君は最高のビジネスパートナーだよ』
オペラ歌手ジェニーは泣き崩れ、その晩のショーにて
オペラ歌手ジェニー『このショーで最後よ。』
そういって、ステージ上でバーナムにキスをします。
勿論パパラッチはカメラのシャッターを切りまくります。
↑こんな美しい人に迫られても断るヒュー様。モテ男は辛いわね・・・
一方で、
民衆からの『Freaks』サーカス団への誹謗中傷も相まって、溜め込んでいた思いが爆発するメンバーは、民衆と喧嘩になります。
そして民衆によって劇場に火をつけられ、劇場は燃え尽きてしまいます。
ちょうど良いタイミングでツアーから帰ってくるバーナム。
燃え尽きた劇場を見て呆然とするバーナム。
家に帰ると、妻チャリティが荷物をまとめて出ていく最中でした。
妻チャリティ『このキス写真は何?』
オペラ歌手ジェニーとのキスは大スキャンダルへと発展。
怒って実家へ帰る妻チャリティ。
どん底に落ちたバーナムは一人バーで酒を飲みます。
すると”Freaks”サーカス団のメンバーがやって来ます。
『あなたのおかげでわたしたちは光を浴びる事ができた。それに家族も与えてくれた。このサーカス団は私達の宝物よ』
バーナムは立ち上がります。
そして妻チャリティの実家へ行き、妻と娘を和解。
今まで儲けたお金は全てサーカス団の復興へ使うも、新しい劇場を作るのではなく、屋外に大きなテントを作ってショーを行う事に。
新たなショーは大盛況で迎えます。
しかし、バーマンは若き劇作家フィリップに全てを譲ります。
バーナム『これからは君がこのショーの団長だ』
バーナムは引退し、家族と共に過ごす事を決断。
そのまま幸せに家族と暮らしましたとさ。
↑髭の生えた女性の一人勝ち映画。