映画『ウォールフラワー (The Perks of Being a Wallflower, 2012)』ネタバレ&内容 過去のトラウマによって精神不安定な少年が自分自身を見つめなおしていく。








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。
映画『ウォールフラワー (The Perks of Being a Wallflower, 2012)』を鑑賞してまいりました。

簡単なあらすじ

大好きな叔母さんや親友の死を原因に、精神不安定な少年が友人によって自分自身を見つめなおしていく。

概要

小説『ウォールフラワー (The Perks of Being a Wallflower』という小説の映画化。

 

・ドラッグ

・同性愛

・多感な高校生活

 

など、高校生が悩むようなポイントをギュッと詰めたような映画。

多分、というか絶対原作も面白そう。

ちなみに『The Perks of Being a Wallflower』というタイトル。おそらく原作を読まないと詳細は不明なのですが、劇中では主人公は花のように無口で常に聞く側、観察する側なので『wallflower』と形容されていたのが起源だと思います。

出演

チャーリー(ローガン・ラーマン)

高校1年生。

大親友の自害、また、大好きだった叔母さんを交通事故で亡くして以来、心にトラウマを抱えてしまった青年。幻覚や悪夢、パニック症状など精神が安定していなかったが、大好きな読書や、サムやパトリックとの出会いによって人生に生き甲斐を見出していく。

演じるのは、ローガン・ラーマン。映画『パーシージャクソン』シリーズの主人公や、ブラッドピットが監督・主演した『Fury』でも大事な役どころを演じた若手のホープ。

映画『バタフライエフェクト』の主人公エヴァンの少年期も演じていたようです。確かに!!

 

サム(エマ・ワトソン)

チャーリーが恋焦がれる高校三年生。幼少期に父親から性的虐待を受ける。その後、母が再婚、パトリックが義弟となり大親友の関係に。音楽が大好き。

演じるのは、エマ・ワトソン。大スターですね。

 

パトリック

チャーリーの友達の高校三年生。サムの義理の弟。お茶ら気キャラであるが場を和ませようとするなど気遣い屋さん。ゲイでアメフト部の同級生と密かに交際している。

 

ネタバレ

チャーリーは過去のトラウマで心に不安を持つ高校1年生。

内向的なチャーリーはもちろん友人は出来ず、学校内の上級生と下級生という上下関係に奔走しています。それでも大好きな国語(文学)のクラスは楽しみ。

 

『君は才能があるよ』

学校のアメフトの試合を鑑賞中、二人の上級生サムとパトリックに出会います。

サムを見て一目ぼれするチャーリー、

パトリックは学校ではピエロのような存在で人を笑わせたり笑われたり。

そんなサムとパトリックに興味を持ったチャーリーは彼らとつるむようになります。

 

チャーリー『ねえ、サムとパトリック。二人は付き合ってどのくらいなの?』

 

サム『私たちは両親が再婚しあって出会ったから義理の兄弟なの。今は大親友よ』

 

サムとパトリックに誘われてパーティーへ。そこでマリファナ入りのブラウニーを食べたり、知的で自分の生き方を追求する人々との会話を楽しむなど新しい世界を知るチャーリー。

 

ハイになったチャーリー

 

チャーリーはハイの状態でパーティー会場をうろうろ。するとパトリックとアメフト部の同級生がキスをしている現場に遭遇。

 

『秘密にしておくよ。』

 

パーティーが落ち着くころ、チャーリーは過去のトラウマを告白します。

 

チャーリー『去年、僕の親友が自害しちゃったんだ。』

 

サムとパトリックは、チャーリーに友人がいないことを悟り、つるむことにします。

チャーリーはサムに夢中。

勉強ができるチャーリーは高校3年生サムに大学試験の数学を教えてあげるなど一緒の時間を過ごすようにします。

↑サムに夢中なチャーリー

 

無事に志望大学に合格したサム。

サムはお礼にタイプライターをプレゼントしてくれました。

チャーリーには小説家の才能があるのをみんな知っているからです。

 

サム『あなたは女の子とキスしたことある?初めてのキスは大好きな人としなきゃだめよ』

 

チャーリー『まだ無いんだ。一番好きなのは叔母さん。でも今は二番目だよ』

 

サム『わたしには恋人がいるの。でも今は忘れていい?』

 

二人はキス。

 

その後もサムへの想いは募るばかり。

しかし、チャーリーは勢いあまって、いつもつるんでいるグループの別の女の子と交際します。

 

チャーリー『今さら好きじゃないなんて言えない。でも本当のことを言ったら悲しむだろうし』

 

そのままズルズルと交際。

しかし、頭の中はサムで一杯。

 

あるとき、チャーリーはパーティーで大失態。

 

『チャーリー、この中で一番カワイイと思う子にキスしてくれよ』

 

チャーリーは付き合っている彼女ではなく、サムにキスをしてしまいます。

 

そのまま彼女とは破局、更に彼女と同じグループであったサムやパトリックとも距離を置かざるを得なくなりました。

再び孤独に戻ったチャーリーは、幻覚や悪夢を再び見るようになります。

 

チャーリー『おばさんは自分のせいで、、自分のせいで亡くなってしまった。』

 

というのも、おばさんはチャーリーのクリスマスプレゼントを買いに行く途中で事故に遭ったからです。

大好きな叔母さんとの思い出がフラッシュバックします。

 

一方で、

学校では噂が。

 

パトリックとアメフト部の同級生が付き合っていて、破局したらしいぜ。

 

アメフト部の同級生と行為中、お父さんに見つかってしまったのです。

アメフト部の元恋人は、ゲイだとバレないように彼女を作り、更に学校中で元カレ・パトリックを馬鹿にします。

 

『このゲイ野郎』

 

パトリック『お前の秘密ばらしてやろうか』

 

二人は殴り合いのけんか。アメフト部のメンバーにボコボコにされるパトリック。パトリックを助け、アメフト部の連中を殴る蹴るのチャーリー。

 

職員室に呼ばれ説教を受けるチャーリー。そして彼を待つサム。

 

サム『あなたが兄を助けてくれたの。あなたはやっぱり私たちの大切な友人よ。』

 

チャーリーは友達グループに再度入ります

 

時は流れ、

サムとパトリックの卒業パーティー。

 

サムの彼氏はずっと浮気していたことが分かります。

 

サム『どうしてわたしたちはダメな人と付き合っちゃうんだろう』

 

チャーリー『自分を過小評価しないで、相応しい人と付き合うべきだよ。』

 

チャーリーとサムはベッド。

チャーリーは大好きなサムの身体に触れるも、チャーリーは何かを思い出し途中でやめてしまいます。

 

二人は大学へ行くため街を離れることに、

一人になったチャーリーは再度、精神不安定に。

気が付くと精神病院に入院していました。

 

チャーリー『叔母さんは僕のプレゼントを買いに行ったせいで事故に遭っちゃったんだ。でもね、本当は事故に遭えばいいな、そうなれば良いなと思っていた自分もいるんだ』

 

叔母さんはチャーリーに性的虐待を加えていたことが分かります。

大好きな叔母さんをかばうため誰にも言えなかったのです。

 

精神病院から退院したチャーリー。サムとパトリックが迎えに来てくれます。

3人はドライブ。そして長い長いトンネルを大好きな音楽を流して爆走します。

チャーリーの心のトンネルから抜けるかのように。

終わり

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感想

心を閉ざしてしまった少年。

 

最近、大学時代の旧友と再会することが増えたのですが、今だから言える話しで盛り上がることが多いです。

 

『実は大学時代は病んでいた』

 

わたしも大学時代は病みまくり。周囲のキラキラした人たちを見ては凹んでいたのを覚えています。

 

『実は大学時代は病んでいた』

 

そんなことを友人から聞いて驚きました。

日本のような競争社会やら右向け右社会など、普通に生きていたら病む人も少ないと思います。

でも、身近にいたはずの人たちが病んでいたとは。。

しかもみんな優秀で将来有望に見える人たちが。。

 

恋人、就活、学校、家族、お金、社会、未来、過去、、、

 

理由なんていくらでも見つかるし、少しドツボにはまったら誰だって病んでしまう環境にあるのだと。

そんなときに大事なのは大切な友人や家族に話すこと。

独りで背負わずに溜め込まずに話すことで心が楽になるのだなと、この映画を観て思いました。

わたしも少しでも早く誰かに相談していれば。

 

大事な友人は宝物ですね。