映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。
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ディズニー映画「モアナと伝説の海」を鑑賞してきました。
ポリネシアン神話をベースにした本作ですが、
感想はただ一つ!
美しい海でお腹いっぱい!!
鑑賞後は、夏の旅行のご予約を。是非タイへ!!
簡単なあらすじ
海に選ばれし少女モアナが、仲間(半神マウイとニワトリのヘイヘイ)と共にひとつなぎの大秘宝ワンピースを目指して大航海! ではなく、伝説の島の宝石を返却するために大航海します。
概要
「王子様に守られるか弱いプリンセス」から、「強い女性」キャンペーンを絶賛実施中のディズニーですが、本作のプリンセス・モアナも、頼りがいのある強い女性を演じています。
映画自体は素晴らしいのですが、何となく、目新しいポリネシアン神話に頼りすぎているような、そんなネタ切れ感漂うディズニーの制作部を想像してしまいました。
と、文句を言うのも申し訳ないくらい本作「モアナと伝説の海」は面白かった!!
個人的にディズニー映画の中でも、かなり好きです!!
出演者
ドウェイン・ジョンソン:マウイ
ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン。ハリウッドで飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せる彼。マッチョなボディは封印して声だけの出演。歌も歌えるということを証明しました。
アウリイ・クラヴァーリョ:モアナ
ハワイ出身のシンデレラガール。本作モアナにて知名度が抜群にアップ。ハワイ出身らしく、色々な血筋。

ネタバレ
1、
時は1000年前、マウイの半神「マウイ」は、あらゆる動物に姿を変えながら、神様テフィチが住むと言われる伝説の島にある宝石を盗みますが、そのせいで、島の守り主の火山の怪物テカに襲われます。
鳥の姿になったマウイは必死で逃げるも海に叩き落され、マウイのホックと盗んだ宝石が海に沈んでいきます。
1000年後、ポリネシアの小さな島に生まれたモアナ。
島は平和で食料も豊富に取れていたのですが、突然大飢饉に襲われます。
その理由は、
お祖母ちゃん「1000年前にマウイによって神様テフィチの怒りをかったため」
そうお祖母ちゃんが教えてくれます。
そして
お祖母ちゃん「モアナ、あなたは海に選ばれた。あなただけがこの島を救えることができるのじゃ」
そういわれ、以前、島に流れ着いた「伝説の島の宝石」を手渡されます。
その後、お祖母ちゃんは亡くなり、周囲に反対されながらも、おばあちゃんの言葉を胸に航海に出かけます。
モアナは海からの選ばれしものなので、色々な場面で海から助けてもらえます。(チート設定)

2、
家族や周囲の反対にあいながらも、島を守るために航海に出たモアナとニワトリのヘイヘイ。
舵の取り方の分からないモアナは嵐に遭い、島に漂流します。
そこはマウイが住む島でした。
マウイは船を持っておらず島から何千年も出ることができませんでした。
船を奪おうとするマウイ。
何とか船を奪還したモアナでしたが、仕方なく2人で航海することに。
モアナ『てめえ、勝手に宝石盗んでんじゃねえよ。』

航海に出発したモアナ、船の中にはニワトリのヘイヘイもいました。
航海中の一同、
すると、海賊カカモラに襲われ、伝説の島の宝石を奪われてしまうも、何とか取り返し、カカモラから逃げます。
3、
マウイは以前はみんなのために働く英雄でしたが、伝説の島の宝石を盗んで以来、嫌われ者です。
そんななので、マウイも宝石を盗んだことを少し後悔しています。
モアナ「もう一回英雄になりましょうよ」
そう提案するモアナに同意。
マウイ「分かった。でも伝説の島に行く前にホックを取り戻さないと、火山の怪物テカにかなわない。」
実はマウイは元は人間でしたが神様によって育てられ、力を与えられていました。
しかし、人間という理由で神様から捨てられた存在だということが分かります。
昔、マウイが海に落としたホックは、ココナッツの殻を持つヤドカリが持っていました。
ホックを取り戻したマウイ。
昔の力を取り戻したマウイは、サメや鷹など様々な動物に変身できるようになります。
4、
いざ伝説の島へ行く一同。
しかし、火山の怪物テカに返り討ちになってしまい、マウイのホックもぼろぼろ。
「もう一度、戦ったらホックが壊れてしまう。ホックが無ければ自分は無意味だ」
そう言って、マウイはもう一度伝説の島へ行くのを拒否し、鳥になって逃げてしまいます。
取り残されて弱気になるモアナ。
「私にはできない。なんで海は私を選んだの?わたしでは役不足よ・・・」
そのときに、亡くなったおばあちゃんが現れます。
「わたしはいつもモアナの側についているよ。勇気を出して。」
考えた末、もう一度、自分の島を救うため伝説の島へ宝石を返しに行くことに。
一度は逃げたものの、戻ってきたマウイとニワトリのヘイヘイと共に、悪戦苦闘しながら伝説の宝を返却します。実は火山の怪物テカは神様テフィチが姿を変えた怒りの化身。
宝石の返却により、女神テフィチとなり、自然や海に息吹を与えます。
マウイにも新しいホックを、モアナには新しい船をプレゼント。
その後、島は平和に包まれました。
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感想
この映画の主人公モアナは冒険に行きたいけれど、家族の反対で行けない。
これってどこにでもある話ですよね。
子供『留学させて!!』
親『ダメよ、だって危ないじゃない!』
そうやって色々な理由をつけて子供のやりたいことを阻害します。
最終手段になると『もう金銭的な援助はしないから、勝手にしなさい』とお金攻撃。子供はお金のことを言われたら何も言い返せません。
結局は親の言いなり。親が子供の可能性をつぶすって悲劇でしかありません。
『本当に行きたいなら自分でアルバイトして貯めろ!』
言いたいことは分かるけれど、それで『やってやる』って思う子供は少数であるし、そもそも悩まないくらいバイタリティーがあるから心配ないですよ。
残りはわたしみたいに諦めよっか、、、、そこまで行きたくもないし、、、、そうやって色々な理由をつけて留学しない理由を見つけちゃうんですよね。
親の100万と大学生にとっての100万って価値が違います。
親の1年と大学生の頃の1年って価値が違うと思います。
わたしが親になることは永劫無いと思いますが、もし子供がいたら絶対に留学させます。
というか一緒に留学したいくらい。
海の外に出ること(留学)で
『人生が変わった』
『価値観が変わった』
そんな意見も耳にすることがあるかと思います。
わたしは留学をしたおかげで人生の方向性がかなり変わりました。選択しの幅も信じられないくらい増えました。外国の映画や本が理解できます。50か国以上の友人も出来ました。
たくさんの国に旅行に行きました。
挙げればキリが無いのですが、これで視野が広がらないわけがありません。
そして何よりも自信がつきました。
せっかく海外に行きやすくなったこの時代、海外への好奇心って一度は芽生えるものだと思います。
その芽を摘むか、摘まないかで、人生の方向性は大きく変わるかと思います。
それくらい、海を渡るのは大きな経験であると思います。
馴染めなかったらそれでいいし、恋に落ちたら移住すれば良いのかなと。
海外に出たいのにあと一歩踏ん張れない人。子供がいる親、
そんな人こそ『モアナと伝説の海』
おすすめです。
(photo credit: IMDb)
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