映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

『Better watch out』を鑑賞して参りました。
良い子は見ちゃだめ!
簡単なあらすじ
映画『ホーム・アローン』のようにクリスマスの日に大人抜きで家に留守番をする子どもたち。そこに謎の訪問者がやってくるが実は・・・
概要
オーストラリア・アメリカ合作だそうですが、オーストラリアのクリスマスは夏なので、撮影は全てアメリカなのでしょうか。
『ホーム・アローン』をモチーフにしたホラー映画。
映画と分かっているけれど、とんでもなく悪趣味で後味の悪い物語に、こちらの気分も↓になってしまう程。
それでも脚本も演出も素晴らしいのでジェットコースターのように時が流れ、終わる頃には不愉快感で頭が爆発しそうに。
予告編での情報で観客がミスリードされてしまう、あっと驚く展開に胸糞!
出演者
レビ・ミラー(主人公)

映画『パン』での主役に大抜擢されたスター・ボーイ。
顔面偏差値はかなり高く、このまま順調に大人になってもハンサムになりそう。
本作ではとんでもない役を演じておりました。(詳細はネタバレにて・・・)
ネタバレ
クリスマスの日。
主人公の家族は出かけ、お留守番をする主人公。
そしてベイビーシッターとしてやってきたアシュレーは中学生くらいの主人公の面倒を観ることに。
二人静かに映画を観たりして過ごしますが、主人公は親のシャンパンを飲んだりとやりたい放題。
そんな主人公を叱るアシュレー。
主人公はアシュレーに想いを寄せており、子供ながらに口説いたり手を触ったりしています。
主人公『僕はもう子供じゃないよ。』
アシュレー『まだまだ子供よ。もうちょっと大人になったらデートしてあげても良いわ』
子供の主人公には興味の無いアシュレー。
アシュレーは付き合っている彼氏のメールに返信したり電話をかけたり。
そんな姿を観ている主人公は少し不満気。
主人公『どうしてアシュレーはいつも駄目男と付き合うんだい?』
二人仲良く映画を観ていると、背後の窓に人の気配が。
そして電話がかかってきます。
『お前の事を観ている』
アシュレーは危険を感じ、電話で警察を呼ぼうとしますが、アシュレーの携帯電話は主人公の不手際で水没してしまいます。
そんな時、
『ピンポーン』
恐る恐るドアを開けると、そこには主人公の親友が。
驚かせようとした犯人が主人公の友人だと分かり一安心&怒りがこみ上げる主人公。
アシュレー『どうして驚かせるような事をするのよ。』
主人公の友人『僕じゃないよ。』
すると、二階で窓ガラスが割れる音が。
アシュレーは電話で警察を呼ぼうとしますが、電話が不通でありWifiも何らかの理由で止められている事が分かります。
窓ガラスが割られた二階の部屋へ行くと、何者かによってレンガが投げつけられています。
『外に出たら、死ぬ』
そう書かれたレンガを持った主人公の友人は助けを呼びに外へ行きますが、何者かが仕掛けた罠によって死んでしまいます。
すると二階から足音が聞こえ、主人公とアシュレーは二人きりで隠れます。
ショットガンを持つ黒ずくめの男が家に侵入しており、主人公とアシュレーを探してウロウロしています。

屋根裏部屋に隠れる二人。
アシュレー『ここに隠れていなさい。わたしが警察を呼んでくるから。』
主人公『いや、僕が銃を取ってくるからここで待っていて!』
銃を手に戻ってきた主人公。
二人は隠れていますが、アシュレーは気づきます。
アシュレイ『あの黒尽くめの男、主人公の親友じゃない!!!!』
アシュレーは隠れていたクローゼットから飛び出し、主人公の友人を叱責。
この計画はアシュレーを驚かすために主人公が仕組んだもので、親友も死んでいませんでした。
激怒するアシュレー。
アシュレイ『あんたたち、異常よ。サイコパスよ。あなたの両親に報告するわ。』
家から出ていこうとするアシュレー。
そんなアシュレーを階段から突き飛ばす主人公!!!!!!!!!
アシュレーは気を失います。

↑前半↑
↓後半↓ 胸糞警報発令!!
アシュレイが目を覚ますと手足をテープで拘束されていて身動きが取れません
そして楽しそうに談笑する主人公と主人公の親友。
目を覚ましたアシュレイに近づく主人公。
アシュレー『今すぐテープを外しなさい。』
そんな言葉も無視してシャンパンを持ってくる主人公は、アシュレーに暴露ゲームを強要します。
主人公『もしゲームに参加しなかったら、お酒を飲んだのはアシュレーに強要されたって言ったやるから』

渋々ゲームに参加するアシュレー。
主人公『最初の質問。今まで何人の男とやった?』
アシュレーは逃げる機会を伺っていますが、何も出来ずじまいです。
そんな時、
アシュレーの彼氏がやってきます。
アシュレーの彼氏『アシュレー、いるんだろ???開けてくれ!!』
アシュレーは叫び声を上げようとしますが、口にテープを貼られ喋られませんし、主人公の友人が銃で脅しているので話せずじまいです。
アシュレーの彼氏はドカドカと家に入りアシュレーを探しますが、主人公にバットで殴られてしまい気を失います。
その間にアシュレーは割れたガラス片を入手します。

彼氏は、主人公が勝手にアシュレーの携帯を操作し、家に来るように仕向けられていました。
アシュレーの彼氏もテープで拘束されてしまい、二人並べられます。
主人公『そうだ、二人でここでセックスしてもらおう!』


そんな時、主人公の親友が隣室でマリファナを吸い始め、匂いに気づいた主人公は激怒。
主人公『お母さんに怒られるだろ!!ここで吸うんじゃねえーよ』
その隙を狙って主人公はガラスの破片でテープを少しずつ切っていきます。
彼氏『君のテープが切れたら僕をおいて逃げてくれ』
マリファナを持ってくる主人公。
主人公『お前が吸え。お前が吸った事にするから』
無理やり彼氏にマリファナを吸わせ、何かを思いついた主人公は、彼氏を別室に連れていきます。
主人公『ホーム・アローンの真似をしようぜ』
主人公は、二階からペンキの缶をロープで繋ぎ、振り落とします。
彼氏『止めろ!!死んでしまうだろ』
主人公の友人も引き気味です。
『死んじゃうから止めなよ』
そんな恐ろしい行いが繰り広げられる一方、
アシュレーはガラスの破片でテープを切り、すぐに彼氏を助けに向かいます。
アシュレイ『今すぐその缶から手を話しなさい。そうでないと撃つわよ。』
主人公『分かった、手を放すよ』
主人公が手を話したペンキの缶を、二階から勢い良く弧を描き、彼氏の顔面に直撃。
そのまま彼氏は死んでしまいます。
主人公の親友『殺さないって約束だろ!!!』
主人公の親友も困惑気味です。

そして、
主人公の銃も偽物であることが分かり、ダッシュで外に逃げる主人公。
しかし、庭に仕掛けられた罠にかかり、再び家に連れ戻れてしまいます。
再びテープで拘束されるアシュレー。
そして、新たに家にやってきたアシュレーの元カレ。
全ての罪を元カレに着せる算段です。
アシュレーの元カレに『Im sorry』というメモを書かせ、
そのまま自殺に見せかけ、元カレを殺害する主人公。
一方で、拘束されているアシュレーは死んでいる彼氏を見て涙を流し、その後、主人公の親友を説得します
アシュレー『あなたは良い人。彼はとっても危険であなたの友人には相応しく無いわ。あなたの悪いようにはしないから。お願い、テープを切って。』
主人公の親友はアシュレーのテープをハサミで切ってくれます。
が、しかし、
『Bang!!』
アシュレーのテープを切っている途中で主人公によって主人公の親友はショットガンで撃たれ殺されてしまいます。
アシュレー『あんたは最低ね。あなたは欠陥人間。』
そしてアシュレーの首元にナイフを当て、そのまま刺し殺す主人公。

アシュレー、彼氏、元カレ、親友を殺し、完全犯罪を達成した主人公。
主人公の両親が帰ってきます。
『きゃああああああ』
すぐに警察が来ます。
ほっとする主人公ですが、しかし、、、
警察『一人、生存者がいるぞーーーー!!』
アシュレーはテープで首の傷を塞ぎ、ギリギリ生きていました。
アシュレーは主人公に向かって中指を立てて、そのまま担架で運ばれていきます。
担架で運ばれる姿を見つめる主人公。

エンド・クレジット後、
主人公『お母さん、アシュレーが心配だから病院に行ってもいいかい?』
終わり
感想
前半部分はアシュレーに想いを寄せる純粋な少年、後半は超絶鬼畜なサイコパス。
そのギャップのショックが半端なかったです。
物語は胸糞だったけれど、主人公やアシュレーの美形っぷりや白熱・怪演技は素晴らしかったです。