映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。
ホラー映画『ライト / オフ(Lights out)』を鑑賞しました。
明かりを消さないで!

簡単なあらすじ
電気を消したら何かがいる。その恐るべき正体とは。
概要
数分の短編映画として公開。その恐ろしさが話題を呼び長編映画として再び制作されるという珍しい映画。
いまや、ハリウッドの超売れっ子監督・プロデューサーのジェームズ・ワンさんも絡む本作。
監督は本作にて長編映画デビューを飾り大ヒット。
そのままの勢いで『アナベル2』に続きます。
↑元となった短編はこちら。主演は監督の奥さんで、映画にもちょっぴり出演しています。
映画自体は驚かす系なので、慣れてくるとあまり怖くなくなります。
それでも『電気を消すと謎の影』という設定は身近にも起こりそうで恐ろしいです。
それにしても、悪霊はなぜあそこまで強いのでしょうか。
↑同監督さんの2作目『アナベル2』は恐ろしかったです。
出演者
テレサ・パルマー(レベッカ)

主演レベッカを演じるのはテレサ・パルマー。
文句のつけようのない正統派美女。
ゾンビと人間の恋愛を描いた映画『ウォーム・ボディ』で知名度上昇。
最近では映画『ハクソー・リッジ』の紅一点でした。
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ネタバレ
1、倉庫の謎の存在
マネキン工場のような倉庫。
従業員の女性が帰り支度。
倉庫の電気を消すと、、
従業員『暗闇の中に何かいる????人かしら。』
人のような形の大きな影。
電気をつけると、姿は見えず、何もいない。
従業員『おかしいわね』
再び電気を消すと、やはり何かいる!!
不思議に思い電気をつけると、いない!
従業員『???勘違いかしら。』
再び電気を消すと、
ドン!!影が近づいている!
恐ろしくなった従業員はすぐに電気をつけて走りさり、同じく残業している従業員っぽいポールに一言。
従業員『侵入者がいるみたいだから、気を付けて。』

↑こんな影が
ポールは息子と電話しているので、聞き流しています。
息子『お母さんが最近おかしいんだ。家で知らない誰かと話しているみたいなんだ。』
そんな話をするポール。
ポールもさあ、帰ろう。
倉庫の電気を消すと、何かがいる。
そして暗闇の中、近づいてくる。
逃げるポールの足を切り裂く謎の存在。
電気をつけると消える。
電気をつけたまま移動するポール。
しかし、突然、電気が消え、ポールは暗闇の中の謎の存在によって、めっためたにされ殺されます。

↑どんどん近づいてきます。
2、暗闇の中で誰かと話をする母
殺されたポールの息子マーティンはお母さんと暮らしています。
お母さんは長い間、鬱病でクスリを飲んでいます。
そして最近、夜になると誰かと話しているのを息子マーティンと父ポールは気にしていました。
父ポールが亡き今、母と二人暮らしのマーティンは恐ろしくて仕方がありません。
ある夜、
物音で目が覚めるマーティン。お母さんの寝室へ行くと、やはり誰かと話しています。
お母さん『わたしたち、あなたのこと起こしちゃったわね。ごめんなさい』
お母さんの背後には謎の黒い影。
マーティンは逃げるように自室へ戻るも、ドアの隙間が黒くなり何者かがドアを開けようとしています。
3、お姉ちゃん
レベッカは付き合って数か月の彼氏とお泊り中、マーティンの学校から電話が。
『マーティンのことで学校に来てくれませんか。』
レベッカとマーティンは父親違いの兄弟ですが、レベッカはお母さんとは長い間一緒に住んでいません。
レベッカの父親はレベッカとお母さんを捨てて行方知らずでした。
『マーティンが学校で居眠りばかりしているんです。マーティンのお母さんにも連絡したのですが、全然繋がらなくて。』
マーティンは暗闇の謎の存在が恐ろしくて不眠症になっていたのです。
マーティンを連れてお母さんの家へ。
お母さん『あなたが来てくれて嬉しいわ』
そんなことを言うも、レベッカはお母さんがマーティンに対してネグレクトしているのではないかと疑い、数日間、マーティンを引き取ることに。
また、お母さんはうつ病の薬を飲んでいないことをしり、レベッカは激怒します。
お母さん『連れていかないで!!!』
涙を流すお母さん。

レベッカ、マーティン、彼氏の3人でレベッカの家へ。
マーティン『お母さんが誰かと話しているんだ。』
そう聞かされるレベッカ。
レベッカ『今日は一緒に寝ましょう。安心して』

深夜、レベッカが目覚めると隣に寝ているはずのマーティンがいません。
ふと、部屋のドアの方に目をやると、暗闇の中でゴリゴリと床に文字を刻む黒い影。
レベッカ『マーティンかしら。何かおかしい。』
不思議になって凝視するレベッカ。
明らかにマーティンではない、少女のような影。
電気をつけるといなくなります。
電気を消すと再び現れる黒い影。
そして、謎の黒い影が飛び掛かってくる寸前で電気をつけます。
マーティンはバスタブの中で懐中電灯を持って寝ていました。
4、過去の記憶
翌日、レベッカが床を見ると
『DIANA(ダイアナ)』という文字が。
ダイアナ???
レベッカは幼少時代、絵を描いていました
『お父さん、お母さん、わたし』
すると突然電気が消え、ノートを何者かに奪われます。
物音のする部屋に行って、電気をつけるとノートが。
そこには、
お父さんの絵が黒く塗りつぶされ、ダイアナと書かれた謎の人物が書き足されていました。
レベッカ『ダイアナってまさか』
お母さんの家に何か秘密があると思いレベッカと彼氏はお母さんの家へ。
そこにはポールが調べていたダイアナに関する資料がたくさん出てきました。
ダイアナは、
・生まれつき肌に異常があり明かりの中にはいられない。
・他人の頭の中に入って洗脳じみたことができる。
・実験で死んでしまった。
・お母さんが幼少期の頃に友達になった
ということが分かります。
レベッカが調べていると、突然、扉が閉まり暗闇に。
謎の影ダイアナによって首をしめられますが、彼氏が助けに入り難を逃れます。
そのままお母さんの家を脱出するレベッカ。

5、やっぱりお母さんの家へ。
マーティンはお母さんの部屋で過ごすことに。
しかし、二人で映画を観ている途中、突然電気が消え、ダイアナが現れます。
お母さん『心配しないで』
恐ろしくなったマーティンは逃げ出し、レベッカの家へ。
レベッカの部屋で過ごすレベッカとマーティン。
しかし、そこに謎の影ダイアナがおり、マーティンを連れ去ろうとしますが、すぐに電気をつけて一同は助かります。
レベッカ『やっぱり、お母さんの家へ行くしかない。お母さんも心配だし。』

6、対決
お母さんの家へ到着した一同。
レベッカ『ねえ、ダイアナって一体だれなの?』
お母さん『知らないわ。。。。』
何者かに引きずられて部屋に戻されるお母さんはレベッカにこっそり紙を渡します。
『助けて』
家中の電気をつけ、テープで固定。ロウソクもつけ準備万端。
夜になり、電気が消えていることに気づくレベッカは地下室へ。
一方で、レベッカがいないことに気づくマーティンはパニック。
暗闇の中でダイアナが現れます。
ロウソクで対戦し、レベッカのいる地下室へ逃げていきます。
マーティン『お姉ちゃん!』
レベッカ『やばい、罠だわ。』
すると、ダイアナによって地下室の扉を閉められてしまいます。


7、地下室の秘密
地下室を捜索する二人。
ブラックライトを見つけ部屋を照らすレベッカ。
そこは、ダイアナの住処だったようで、ダイアナによって書かれた数々の文字
『お母さんはわたしのもの。邪魔するものはみんな殺す。そうレベッカのお父さんのように』
レベッカを捨てたと思っていた父はダイアナによって殺されていたこと、そしてお母さんはダイアナによって支配されていることを知ります。
地下室に現れるダイアナ。ブラックライトでは十分な明るさではないのでダイアナも消えません。
二人は逃げ回ります。
物音で起きるお母さん。
お母さん『ダイアナ!子供達には危害を加えない約束でしょ。』
そうして、クスリを飲もうとするお母さんを突き飛ばし、お母さんは気を失います。
一方で、彼氏はレベッカとマーティンを助けるために家に来るも、ダイアナに襲われ、そのまま自分の自動車で応援を呼びに行きます。
助けにやってきた警察官二人。
地下室にいたレベッカとマーティンを救出。そのまま家を捜索。
明かりを持って!というレベッカのアドバイスを聞かず、ダイアナの餌食になってしまいます。

8、けじめ
レベッカ、マーティン、彼氏はなんとか家の外に出ます。
マーティン『お母さんが心配だよ』
レベッカは一人、家に戻りお母さんを助けに行きますが、ダイアナに襲われます。
その時にお母さんが。
お母さん『ダイアナ、いい加減にしなさい。わたしがいないとあなたも消えるのよ。』
そういってダイアナに銃を向けるお母さん。
そして、その銃口は自分のこめかみへ。
お母さん『わたしが死ねば全て終わるわ。子供たちのためよ。』
そういって引き金を引くお母さん。同時にダイアナも消えます。
終わり