【ネタバレ&内容】タイ映画『Heart Attack』仕事中毒で不健康な主人公が人生を省みる








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

タイ映画”Heart Attck” (Freelance: Ham puay… Ham phak… Ham rak mor )を鑑賞。

働きすぎて死にそうになったからこそ出会えた恋。

簡単なあらすじ

ワーカホリックな青年。働きすぎて身体中に発疹が出来、病院へ。そこには新人美人女医が。

概要

タイの映画配給会社GTH(現GDH)の大ヒット作。

監督の実体験を元に作られた映画。

批評家からの高評価の一方、観客からは『何が伝えたかったのか分からない』という困惑した評価だそう。

 

一度、追い詰められながら死ぬほど仕事や勉強をしたりした人やフリーランスとして常に未来への不安を抱えて生きている人々であれば共感せざるを得ない内容。

体調も大事。でもお金が無ければ、仕事が無ければ死んでいるも同然。増えれば増えるほどお金は溜まるが、時間は奪われ、不安も募っていく連鎖。

フリーランスが抱える葛藤や不安。そして疲弊して麻痺してしまった心に差し込む一筋の光は、『人生とは何か』という答えを教えてくれる道標になるに違いないんだなと感じた。

出演者

サニー(主人公)

タイを代表する大スター。

主演映画が年に一度のペースで公開される売れっ子。

本作のワーカホリックな青年役でタイの賞レースを総なめ。

ネタバレ

1,1回目の診療

主人公は30歳のフリーランスのグラフィックデザイナー。

仕事中毒で24時間パソコンと向き合い仕事に熱中する主人公。

 

『素晴らしいわ。』

 

顧客からの反応は上々。

 

極度のプレッシャーから5日間不眠不休で働いていると、体中に発疹が出来てしまいました

主人公は病院へ行くも、簡単な診療で終わり、支払いだけはバカ高いため、ヤケになってクスリも燃やしてしまいます。

 

しかし、発疹は更に増え続けるため、主人公は無料の診療所へ行きます。

無料なので早朝から並んだにも関わらず何時間も待たされる主人公。

ようやく主人公の番に。

担当医は新人の美人女医。

 

主人公『発疹が出てしまって』

 

身体中の出来物を確認する美人女医。

美人女医『パンツの中身も見せてください。』

 

性病ではないよう。

 

美人女医『この塗り薬を毎日、魚介類は食べない、運動する、それと睡眠導入剤を毎日飲んで、また来月に来てください。』

 

主人公はひたすら仕事の日々。

美人女医の言う通り、塗り薬を塗るも、その他の事は守らずに、睡眠不足・運動不足・ストレス過多の生活を送り、出来物の数はどんどん増えていきます。

主人公は美人女医に恋心を抱いている様。

 

2,2回目の診療

美人女医『あなた、わたしが言った事を守っていないでしょ!やる気が無いなら来ないでください。』

 

主人公は心を入れ替え、ジムに入会し、魚介類を避け、睡眠導入剤の服用を始めます。

すると、少しずつ発疹の数が減ってきます。

 

主人公は家族とも疎遠、親友の父親のお葬式に出席するも絶好され、友人もおらず、唯一、交流があるのは仕事仲間のパートナーのみ。毎日、フリーランスとしての仕事を失うのではないかという不安から働き詰めで身体も壊しています。

 

3,三回目の診療

美人女医『良かった。発疹が減ってきている。このまま頑張って!』

 

しかし、睡眠導入剤を飲んだせいで寝坊し、仕事の納期に間に合わなくなり、ライバルのフリーランサーに仕事を取られてしまいます。

ある時、アディダスから仕事が入りました。

主人公は、挽回のために睡眠導入剤の服用を辞め、再度、不眠不休で仕事を始めます。

すると、再度現れる発疹の数々。

しかし、美人女医から言われた事を守ろうとジレンマに陥る主人公。

ジムや食べ物には気を遣うも、どうしても睡眠導入剤だけは服用をためらっています。

4、4回目の診療

美人女医『あなた、約束を守っていないでしょ。』

 

主人公の身体の発疹の数がまた増えています。

 

主人公『仕事が大事だから。自分が働かないと誰かに仕事を取られちゃう。』

 

美人女医『わたしに出来る事は無いわ。次からは別の先生にお願いするから。』

 

主人公は美人女医に言われたとおりキチンと生活を改めるも、アディダスの仕事で凡ミスし、ライバルに仕事を取られてしまいます。

 

5,5回目の診療

美人女医はおらず、別の男性の先生に変わっていました。

主人公は美人女医に謝ろうとプレゼントを用意するも渡せませんでした。

しかし、美人女医は主人公を思い、細かく新しい先生に指示を出していた事がわかります。

 

主人公は気分転換に旅に出ます。

仕事もお休みし、規則正しい生活を心がけます。

すると、発疹が全て消えて無くなります。

そして、久々に自然の美しさに触れ涙を流します。

6,6回目の診療

美人女医『すごいわ、発疹が全てなくなっている。もうここには来なくても良くなるわね』

 

二人は少し複雑な表情。

美人女医の新人のため、医療ミスで患者に怒鳴られることも。

二人はお互いに孤独に仕事をしており、共感しあいます。

ある日、

主人公に大きい仕事が入ってきます。

再び、不眠不休で仕事をし、再度発疹が出てきます。

そして、過労でぶっ倒れる主人公。

7,7回目の診療

美人女医『もう完治したと思っていたのに。』

 

主人公『・・・ありがとう・・・』

 

二人は握手します。

 

美人女医『また、来月来てくださいね』

 

二人は少し嬉しそう。

終わり

主人公は再びワーカホリックな生活に戻りますが、以前とは違い、美人女医という大切な理解者(恋人候補)が出来ました。

『働きすぎは駄目!人生はゆったりと』のような理想ではあるが現実的では無い結末ではなくてよかった。