タイ映画「Suddenly Twenty」ネタバレ もし20歳に戻ったらやり直したいこと。家族のために自分の夢を犠牲にしたおばあちゃんが突然20歳に。








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。


先週から公開されたタイ映画「Suddenly Twenty」

評判がすこぶる良いので、早速観てきました。

もし20歳に戻ることが出来たら何をしますか。

簡単なあらすじ

口の悪い、嫌われ者のおばあちゃん“パーン”が、不思議なカメラ屋さんで写真を撮ると20歳に若返っていた。

概要

若返る系の映画やドラマはたくさん制作されていますが、本作は、

「20歳に戻ったら何をしますか」。

というテーマを掲げています。

  • 家族のため
  • お金が無かったため
  • 仕事が忙しかったため、、

そういう理由で諦めてしまった夢ってありますよね。誰でも、

「過去に戻れたら、、、」

そう妄想することってありますよね。

また、

「夢を追うすべての人たちへ」

の応援映画になっています。

予定調和な感じがしますが、鑑賞後はハッピーになれる映画です。

本作は韓国映画のリメイクだそうで、確かに韓国映画っぽい展開となっておりました。

主演女優さんは、この年のタイでの映画賞を独占しました。


ネタバレ

1、

口の悪い70代のパーンは、女手一つで愛する息子を育て上げ、息子が大学の教授であることを誇りに思っています。一方で、息子の婚約相手である嫁さんには、悪気は無いものの、料理のミスなど、強い口調で小言の嵐を浴びせてしまうので疎まれていました。孫にはお小遣いをせびられる日々です。

ある時、嫁さんがパーン(姑)の小言に耐えられなくなり、心労で倒れ病院に運ばれます。

「おばあちゃんは出ていってほしい。」

そう言われたパーン。

その後、家に帰ると、家族が話し合っています。

「おばあちゃんを老人ホームに入れようか、、」

愛する息子が、そんな話をしているのを聞きショックを受けて、ひっそりと家を出て行ってしまいます。

あるとき、孫息子から電話が、

孫息子「一緒にご飯を食べよう!友達もいるけど良い?」

おばあちゃんは可愛い孫息子のためにレストランへ向かう途中、あるカメラ屋さんを見つけます。

パーン「こんなお店、前は無かったのにな」

そう思って入ると、中はレトロな感じの素敵なカメラ屋さんでした。

パーン「私は若いころに全然写真を撮っていなかったの、一枚撮ってもらっても良い?」

写真を撮ってもらうと、なんと風貌が20歳になっていました。

若返った自分に驚くパーン、一方で、家族は行方不明になったパーンを必死で探しますが、てっきり死んだと思いお葬式をしてしまいます。

パーンは幼馴染の友人の家の部屋を借りて住むことになりましが、パーンが若返っていることは誰も気づきません。

 

パーンが通っていた老人ホームを訪れる孫息子についていきます。

そこでカラオケを歌うパーン。その歌の上手さに一同驚き、なぜか、新人歌手を探しに来ていたイケメンプロデューサーの目に留まります。

老人ホームを訪れていた孫息子に正体がばれたのではないか、と思い足早に逃げてしまいます。

実はパーンは小さいころに歌手になりたかったものの、両親の猛反対と当時の女性に対する社会的背景から夢を諦めざるを得ませんでした。

孫息子にデートに誘われたパーン。

「僕たちのバンドのボーカルになってほしい。」

老人ホームで素晴らしい美声を披露したバーンを見た孫息子はそうお願いします。

かわいい孫息子のために二つ返事で答えます。というのも、歌を歌うことが好きということもありますが、孫息子に協力してあげたい、という想いがあったためです。

その後、孫息子のロックバンドのお粗末な演奏を聞くパーンはあきれ返ります

パーン「歌は人の心を動かすものでなければならない。」

その後、パーンのボーカルのおかげで人気になっていきます。

3、

音楽オーディションに出ることになったパーンと孫息子のバンド。

パーンの圧倒的な歌声により、再度イケメンプロデューサーの目に留まり、大きなライブのオープニングを飾ることになります。

一方で、

「パーンの言動や表情があまりにも若いころのおばあちゃんにそっくりだったため」

パーンの幼馴染に正体がばれてしまいます。

しかし、バーンの幼馴染は良き理解者となり、いろいろと協力してくれるようになります。

パーン「若いのも良いけど、年寄は楽しかったな。ナンパもされないし、好きなことをぺらぺら気楽に言えるし。」

パーンは若いのも良いけれど、歳を取っていた頃を懐かしみます。

4、

孫息子バンドとパーン一同はレコーディングをするのですが、その曲がコピー曲だったため、イケメンプロデューサーに

「君たちの色が出ていない。正直パーンがいなかったら君たちのバンドは何も意味が無い。」

そういわれた孫息子は、怒ってスタジオを出ていきます。

孫息子を追いかけるパーン。

パーン「好きなことならば、もっと自信も持ってやらなきゃだめ。どうして自分の自信を持たないの。」

そう孫息子に訴えるも、孫息子は去っていきます。

ある時、パーンは足を傷つけてしまうのですが、その箇所が年を取ってしまっていることに気づきました。

5、

バンドから姿を消した孫息子。

パーンから言われた言葉が忘れられません。

孫息子は自分の歌を書き始めます。

イケメンプロデューサーに呼び出されたパーン。新しい音楽が出来た。

孫息子が作った素晴らしい歌を聞いたパーンは涙を流します。

「この曲をライブで歌おう。」

そうパーンは思います。孫息子の自信が復活し、ばらばらになったバンドがもう一度一つになりました。

6、

ライブ当日、会場に向かうパーン。

孫息子が交通事故に遭い、意識不明で病院に運ばれました。

ライブを中止にしようとイケメンプロデューサーが提案するも、パーンは

パーン「いや、この歌を歌いたい。彼が目覚めたときに、この歌があんなに愛されていたって伝えたいから。」

そして大歓声の中、ライブを終えたパーンはすぐに病院へ向かいます。

7、

病院に到着したパーン。

孫息子に輸血をしなければいけないけれど、孫息子の血液型は特殊でおばあちゃん(パーン)しか、同じ血液を持つ人がいませんでした。

「自分の血液を輸血してあげてほしい」

そう訴えるパーン。

その時にパーンの息子に

「お母さんなんだろ?お母さんは僕のことをここまで育ててくれた。お母さんの分の食事を自分に食べさせてくれた。一杯我慢したの知っているよ。自分の息子のために人生を使わないで、その姿のままで自分のやりたいことをやってほしい」

そういう息子に、パーンは

パーン「わたしはもし生まれ変わっても、もう一度20歳に戻れたとしても、自分の夢を叶えることよりも、愛する家族を守っていたと思う。だから絶対後悔しないわ」

輸血をしたパームは元の70歳の姿に戻ってしまいます。

しかし、以前とは異なり、家族にも愛されながれの生活がはじまりました。

終わり

*(Photo credit: http://www.cinema.com.kh/en/articles/news_details.aspx?search=2016.n_davikashowssuddenly20_32594, http://tiffanyyong.com/2017/03/22/suddenly-twenty-movie-review/, IMDb)