「結婚は二人組が行うもの」!そんな常識を打ち破るニュースが飛び込んできました。
タイで3人の同性愛者の男性がバレンタインデーに結婚式を挙げました。
新郎3人が結婚式(3人婚)を挙げるということは世界初だそうです。
この前代未聞の結婚式を挙げた、ジョークさん(29)、ベルさん(21)、アートさん(26)の三人はインターネットを中心に話題になり、タイ国内でも大きなニュースになりました。
ベルさん(21)は「LGBTIの世界では、愛し合う3人同士が結婚式を挙げるというのは全然可能だと思う。愛している人が単に2人いただけだよ、少し変わっていると思う人がいるとは思うけれど、みんな理解してくれる自信があるよ。」と主張しています。
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(参考:http://nypost.com/2015/02/27/thai-throuple-believed-to-be-worlds-first-gay-married-trio/)
タイのLGBTの結婚事情
結婚は二人でするもの。それが当たり前だと思っていたので、ニュースを見て驚きました。
確かに、「結婚は二人でするもの」というのは確かに知らない誰かが勝手に決めた偏見やら法律ですね。
愛している人が一人だけとは限らないですし、多くの人と結ばれた方が経済的にも楽になるかもしれません。この世には魅力的な人がたくさんいるので、一人に絞るのが難しいこともありますよね。
タイは、他のアジア諸国に比べてLGBTの人々の寛容と言われており、自分のセクシュアリティをカミングアウトするのに抵抗は少ないように思います。
事実、タイのテレビ番組や新聞、ソーシャルメディアなどで頻繁にLGBTの結婚式を報道しており、二人の同性愛者が結婚式を挙げることは珍しくないですし、街を歩いていたらLGBTの人を頻繁に見かけますし。
ただし、3人組の結婚式はタイでもやはり珍しい。
3人組の恋愛
世界中で3人組の恋愛は見られますし3人婚の例も多いです。中にはその生活をメディアに発信しているトリオもいますよね。「多様性」なのはセクシュアリティだけではなく、その付き合い方にもあるようです。
わたしのタイ人の友人の中にも、3人組のトリオ夫婦がおり、一緒に生活しているのを見ていると楽しそうで羨ましいです。2人よりも3人のほうが色々なバラエティが出てユニークですね。
愛する人の数は関係ない!

3人組の結婚式に関して風当りも強い
「不健康、不自然、倫理に即していない」
そんな理由で批判的な人もいます。「結婚は二人のカップルがするもの」。そういう認識が一般的ですもんね。でも、本人たちが幸せなのが一番で、他人の生活に口を挟むのはお節介ですよね。
LGBT先進国のタイ、このまま既存の価値観をぶち壊してくれるような試みをして、世界のリードする存在になってほしいですね。
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