ゲイ映画『シェルター(原題:Shelter)』どん底の人生に光が指した。困ってるときに助けてくれるのは結局、誰?胸を張って素直に生きてみたら。








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

スポンサーリンク


映画『シェルター(原題:Shelter)』を鑑賞しました。

簡単なあらすじ

主人公ザックはカリフォルニア州に住む若者。育児放棄気味の姉の息子の面倒を見ながらも、レストランの厨房で働いている。彼女との関係もそこそこ。そんなとき、主人公ザックの親友のお兄ちゃんが街に帰ってくる。

概要

歴代ベストLGBT映画として必ず名前が挙がる本作。

カリフォルニアの美しいビーチを背景に2人の男が恋をする。

LGBT映画にありがちな、

『おくすり』

『過剰な性表現』

『ゲイクラブでわっしょいわっしょい』

など、

そのようなキラキラ&ギラギラしたものではなく、主人公の心理を淡々と静かにゆっくりと描きだす本作。

ある意味、王道の恋愛映画となっており、

 

『ああ、若いころこんな恋愛したなあ』

 

とちょっぴり若いころを思い出してしまうような映画でした。

間違いなく、わたしのお気に入りの映画の一つです。

出演者

ザック(トレヴァー・ライト)

本作の主人公。絵の才能があり奨学金を貰って一流大学で勉強する予定がとある理由で頓挫。彼女もいるけれど何となくうまくいっていない。『俺ってゲイなのか。』

 

ショーン(ブラッド・ロウ)

俳優・脚本家。カリフォルニアに移り住む前は、ワシントンDCにて政治家のサポートをされていたそう。

本作では、恋人と破局して帰郷、そこでザックを恋に落ちていきます。(兄さん、手が早い!)。

歯のホワイトニングが凄いので、めっちゃ白い。

スポンサーリンク


ネタバレ

ザックはカリフォルニア州のとある田舎町に住む青年。

育児放棄気味の姉とその息子、おじいちゃんと一緒に住んでいます。

姉の代わりに、甥っ子の面倒を見ながらもレストランの厨房で働いています。

 

姉『わたし、彼氏と会うから甥っ子預かってもらえる?』

ザック『お前の子供だろ。親として自覚しろよ。』

 

親として残念な姉。

ザックは甥っ子を放っておけず、面倒を見る日々です。

ザックの恋人(女性)とは長年付き合っている関係。

最近は何だか冷め切っている。

 

ザック『ちょっと距離を置かないか?』

 

ザックはサーフィンが大好き。

暇を見つけてはビーチへ繰り出しサーフィンを楽しんでいます。

ザックはマッチョでイケてるゲイの目線を感じます。ザックは何もしませんが何か考えています。

 

『俺って、、、んなわけないか』

 

そんなとき、

ザックの親友のお兄ちゃんのショーンが街に帰ってきます。

ショーンは、ゲイです。

恋人と別れ、傷を癒すため、家探しなどの理由で街に帰ってきました。

 

ショーンは小説家として成功しています。

 

ザックとショーンは小さいころから知り合いであり、久々の再会を喜びます。

 

ザック『小説、とても面白かったよ。』

ショーン『読んでくれているなんて知らなかった。弟からもそんなこと聞いてなかったし。嬉しいよ』

 

ザックは仲間と共に浜辺で飲み明かしています。ショーンも誘います。

 

『へい、ザック。あんなにカワイイ彼女とうまくいっていないなんて、お前ゲイじゃねえのか。』

 

飲みすぎたザックは、ショーンの家で休むことに。

そして二人は流れのままキス。

 

あくる日、

ザックは目を覚ますとショーンが隣で寝ていることに驚き、すぐに家を出ます。

 

『俺はゲイじゃねえ!』

 

ザックはまだ自分を認めることができていません。

 

しかし、自分の欲望を抑えることができずショーンに想いを伝えます。

それ以来、ザックとショーンは一緒に出掛けるようになります。秘密の関係が始まります。

また、甥っ子君もショーンが大好きで懐いています。

 

ショーン『なあ、ザック。君は絵の才能があるよ。大学で勉強したらどうだい。うちに住んでも良いからさ。大学は俺の家の近くだよ。』

 

しかし、噂は街中を駆け巡ります。

 

ザックの姉『ねえ、ショーンと一緒にいるって本当?子供の教育に悪いから辞めてほしいの。彼ってゲイでしょ。あなたはゲイじゃないでしょ。』

 

ザックは葛藤します。

『世間体の方が大事かも。。』

そしてショーンに別れを切り出します。

 

ショーン『なんで好きなように生きないんだ。お前はただの弱虫だ。』

 

2人は再びラブラブ状態へ。

ショーン『こっそり、大学に君の履歴書を送っておいたから。君は才能を伸ばすべきだよ。』

 

そしてザックは再び、見事、奨学金を勝ち取ります。

実は、以前にもザックは奨学金を貰って一流大学に通う予定でしたが、母が亡くなり、育児放棄され気味の甥っ子が心配で、大學に通うのをやめました。

でも、ザックは決心します。

 

『今回こそ大学に行く。』

 

問題は一つ。甥っ子君だけ。

 

ザック『甥っ子を姉ちゃんに育てるのは無理だよ。甥っ子はショーンと一緒に俺が引き取る。』

 

場面は変わり、

ザックとショーン、そして甥っ子君が浜辺で遊んでいます。

それはそれは幸せな家族のようです。

終わり。

感想

日常をガラッと変えたい。

今の人生を変えたい。

 

誰もが思ったことがあるはず。

自分で行動できれば良いけれど、一日二日で変わるのなら誰も悩まないだろうし。

電気ショックのように刺激が強い、劇的なものが必要だと思う。

やはり

そういうときはやはり人頼み。。

 

『年齢の離れたカップル。』

 

このようなケースではゲイの世界では組み合わせとしては珍しくはないです。

勿論、経験や色気など様々な要因で惹かれ合うのでしょうが、若い人からすると、『お金がある』ってかなりの魅力的要素なんです。

 

『お金が不足しているときに、お金がある人が少しアシストしてあげて才能を伸ばしてあげる。』

 

これって摂理なのだと思います。

日本人は豊かな方が多いので、家族という大スポンサーがいるので問題無いのですが、

生まれた瞬間、貧しい家庭に生まれた方は何とかしてスポンサーを探す必要があるのです。

だって、浅田真央さんや錦織圭さんも、才能を生かしてくれる場所や人がいなかったらこんなになっていないと思います。

 

タイでも、

 

『お金目当ての交際』

『パトロン』

 

そんな関係がそこら中に散見します。

でも、仕方がないんです。

 

夢があるのに、叶えるための資金が無い。家族も貧しい。親戚も貧しい。

 

『じゃあどうやって成り上がるの?一生、馬鹿にされた人生でもいいの?』

 

『良い大学や勉強すれば?』

 

『いや勉強するのもお金がかかるでしょ。』

 

『お金。お金。お金。。。。』

はい。

 

わたしも大学生の頃にお財布事情がヤバい時に、多くの大人の方たちにご飯をご馳走していただいたりなど、たくさん助けていただきました。

わたしがお礼をしたいと、言うと、、、

 

『君が大人になったときに、若い子にご馳走してあげて!』

と一言。

 

カッコいい!!

わたしもお金持ちになったら、若い子の少しでも力になれるような存在になりたい。

 

ただ、

『わたしもお金があれば〇〇できたのに。』

って思うことが多々あります。

お金を稼ぐために、自分のやりたいことをやらない人生を送っていましたし。26年くらい。

お金持ちが羨ましい、と思うこともあります。

だってお金持ちの人は、お金に悩むことなく自分のしたいことをできるんですもの。

でも、そんなこと考えても仕方が無いですよね。

 

私は幸運にも、なるべくお金のかからない形でたくさん教育を受けて経験も積ませていただきました。

私は金銭的には貧しい家庭だったので、『お金』にはいつも悩まされてきましたが、、、。

 

結局は自分の手札で戦うしかないんですよね。

 

ひとまず、今後の人生で、教育に関しては大きなお金がかかることは無いと思います。

20数年生きて、やっとひと段落。自分の能力で生きていける自信がついたのだと思います。

 

ようやく、『自分のやりたいことができるようになる人生になった。』

人生でやり残したことをやっていく人生にシフト出来て本当に幸せです。

そう思うと、もうわくわくしかありません。事実、日本を飛び出してバンコクに移住したわけですし。

 

自分の夢や目標に向かって邁進している時には、必ず神様が手助けしてくれるんだと、信じています。

 

困っているときに誰か王子様のような人が現れる。

本作はそんなシンデレラストーリーなのでした。

(photo credit: IMDb)

スポンサーリンク