アニメ映画『レッド・タートル』内容&ネタバレ 人間の形をした他の何か。無人島に漂着した男は脱出のためにいかだを作る。しかし、大きな紅の亀は男を島から出させない。








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

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映画『レッドタートル』を鑑賞してまいりました。

祝オスカーノミネーション!!

簡単なあらすじ

無人島に漂流した男。いかだを作り脱出を試みるも大きな紅い亀に邪魔をされて島から出られない。

概要

スタジオジブリとの共同作品ということで、確かにジブリっぽい作風でしたが、何となく『タンタンの大冒険』の絵に似ているような印象を持ちました。
それもそのはず、フランスの映画会社がメインで作成したそうなので、タンタンに似るのも必然ですね。タンタンはベルギー発祥ですが、、、

スタジオジブリはその名前を知らぬものは殆ど存在しないと思います。
そんなジブリの作品ということで、『隠された色々なメッセージがあるのかしら』と思っていたのですが、眠気が集中力を、、、久々に目を覚ますために股をつねってました。

会話(セリフ)が一言も無く、ボディランゲージや表情のみ。そのため説明不足感の否めない箇所が所々有、それぞれの解釈が異なるであろうと思います。ストーリーも複雑ではないです。、20分上映時間が長かったら確実に寝ていた。

亀って近くで見ると梅干しおばさんみたいですよね。

超簡単なネタバレ

・男が漂流
・いかだを作り脱出を図るも、海中から謎の攻撃を受け、いかだを破壊される。×2
・いかだを作り、3回目の脱出。そこには紅い亀が。

・赤い亀に再びいかだを破壊される男。
・島でいかだを作っている最中、紅い亀が砂浜に漂着。
・男は、いかだを壊された亀に対して、怒りのあまり木の棒で亀の頭を殴り、亀をひっくり返してしまいます。亀は起き上がれません。
・その後、男はいかだを作り続けます。

・ある夜、夢を見ます。亀が天に召される夢を。
・罪悪感を感じた男は、亀のところへ。
・しかし、亀はもう動きません。

・突然、亀の甲羅が割れます。
・男は目が覚めると、甲羅の中に女性を発見します!!???
・男は女性を見ると、いかだを捨てて、女性と暮らし始めます。

・二人に息子が生まれます。

・何十年と時が経ちます。


・息子は亀と人間のハーフ。
・幸せ真っ只中、突然、大津波がやってきます。
・島は破壊され、家族がバラバラに。
・息子は父を探しに。無事発見

・息子は親元を離れ、旅に出ることに。

・その後、二人で幸せに過ごす男と女。
・何十年経ち、男は寿命を全うし天に召されます。
・悲しみに暮れる女は亀の姿に戻り、海へと帰っていきます。

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感想

無人島ものの話しになると必ず

『もし自分が無人島に漂着したらどうしよう』

って考えます。
私はサバイバル能力がゼロに近いので、おそらくすぐに鳥や昆虫に食べられてしまうのでしょうが、人間、極限状態になると生存本能が出て毛虫も美味しそうに見えるそうですね。

昔に放送していた『サバイバー』、『黄金伝説』、その他、海外では本格的にサバイバル生活をする番組も多数あり、たまに目にすることがあります。

個人的には、『シングルライフ』という世間知らずのお嬢様の女子2人、世間を知っていくという番組が好きでした。半分おふざけの方が好きです。

 

さて、本作は漂流した男と女(亀)の一生を描いたお話。
セリフが無いのですが、男は女が亀のことを知っていたし、女も話していたと思います。

 

女『わたし、本当はカメなんだけど。』

 

それでも愛には人種や異生物の壁なんて関係ないんですよね。
ジブリが絡んでいるとあってたくさんのメタファーがありました。
やはり一番は亀。

個人的には、亀は人類の母、起源のような存在なのではないかと思いました。
海は生物の起源ですもんね。

なぜ、レッドタートルは男を無人島に留めようとしたのか。
『男を愛していた』という理由だとは思いますが、もう一つ、

 

『亀は人間との子孫を残したかったのではないか。』

 

と思いました。
亀は定期的に人間と子供を作り、人間の姿をした亀を人類に解き放っているのかもしれません。

 

この地球上に、『本当に宇宙人がいる!』
もはや真実のように認識されつつあります。人間の姿をした宇宙人がいるのであれば、人間の姿をした亀がいても不思議が無いのです。
世の中には猛獣のような人たちもいますよね、悪い意味で。そういう人はもしかした何かの動物のハーフなのかもしれない。そんなことを1人で考えています。もしくは、狸が化けた人間もたくさんいるかもしれないですよね。

 

セリフがないので解釈もいくらでも広がります。
こういう多様な解釈が出来る映画って大好きです。

『正解は全員、全員が素晴らしい』

製作者はたくさんの思いを込めていたのは伝わってきました。美しい映画。
C’est beau !

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(photo credit: IMDb)