【ネタバレ&解説】ホラー映画『ミッドソマー/ Midsommar, 2019)』ミッドサマー(夏至)にスウェーデンの田舎町で90年に1度行われる祭りに参加する主人公たち。猟奇的で異常な祭りの目的は一体。








映画『ミッドソマー(原題:Midsommar, 2019)』の結末やあらすじ、感想・評価、作品の概要やキャスト等が掲載されているのでご注意ください。いつもありがとうございます。

『ミッドサマー』ではなく『ミッドソマー』

ニコニコしながら異常な事をする人たちが一番怖い。

【評価】
星 9/10 ★★★★★★★★★(狂気で夢に出てきた。)

簡単なあらすじ

主人公ダニーは家族を悲惨な事件で亡くし精神ボロボロで、恋人との関係も破綻寸前。そんな時、恋人に誘われ、スウェーデンの田舎町で90年に1度の祭りに参加。その祭りは猟奇的で異常であり、主人公たちは思わぬ展開に巻き込まれていく・・・

概要

・原題:Midsommar
・製作国:アメリカ
・製作年:2019
・日本公開日:未定
・監督:アリ・アスター(『ヘレディタリー』
・主演:フローレンス・ピュー

アリ・アスター監督は、2018年に全世界を震撼させたホラー映画『ヘレディタリー』でデビューし、その後急ピッチで本作を撮影し、翌年2019年に本作を公開。

デビュー作の大成功からの続編の期待というプレッシャーも軽々とはねのけ、批評家からの支持も熱狂的。アリ・アスター監督のホラー映画製作の力量は確固なモノに。

近年、量産されている『音で驚かせる』安っぽい(『死霊館』系統の)映画ではなく、むしろ全く怖くないんだけれど不気味で気持ちが悪いという新感覚のドキュメンタリーちっくなお話。

ホラー映画というと、暗い映像が続くことが一般的ですが、本作は99%が日中(白夜)、太陽と青空いっぱいの中、怖く奇妙な物語が奏でられるのが特徴。

監督自身は本作を『現在版グリム童話のようなおとぎ話』と形容しており、単なるホラー映画ではなく、人間関係の別れ(と再生)を描いたものとの事。家族や大切な人を亡くした時にどうしようもない悲しみに包まれ、しかも周囲には自分に本気で共感してくれる人がいない。そういう状況って誰にでも起こりうることだと思います。そんな絶望的な中、人間はどう立ち直ればよいのか、それが例え間違った方法に見えたとしても、アスター監督は彼なりの回答を映画の中で描いているように思います。

↑2018年最高と名高い、アリ・アスター監督デビュー作『ヘレディタリー』も最高に怖いホラー映画です。

ミッドソマー(Midsommar)とは

映画の原題となっている”Midsommar”は。スウェーデン語で夏至祭(ミッドソンマル)を意味しており、スウェーデンを含む北欧エリアでは伝統的なお祭りだそうです。夏至に行わるので、一日の殆どは日が沈みません。

本作で行われる祭り『ミッドソマー』はペイガニズム(自然崇拝等)の儀式となっていますが、完全なるフィクションとの事。

スウェーデンといえば”ABBA”と”IKEA”と美男美女。劇中でも『スウェーデン人に美人が多いのはヴァイキング時代に他所から美人をさらって連れてきた』とのジョークがありました。

それにスウェーデンといえば『性』に寛容なイメージがあり、関連している可能性は低いですが、本作でも『性』は重要なテーマになっています。スウェーデン(北欧)という謎に満ちた土地では、もしかしたらこんな狂気な儀式が行われているのではないかと思うほど。



登場人物

フローレンス・ピュー(ダニー役)

精神ぼろぼろの主人公ダニーを演じたのは、2019年にロック様ことドウェイン・ジョンソンを脇に押しのけて主演を演じた『ファイティング・ファミリー』での女子プロ選手役を好演。また、2020年にはスカーレット・ヨハンソン主演の『ブラックウィドー』においても重要な役を演じるとのこと大ブレイクの予感。

ジャック・レイナー(クリスチャン役)

主人公ダニーの恋人クリスチャンを演じたのは映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』のメインキャストにも抜擢されたジャック・レイナー。見せ場の連続の本作でブレークできるか。(映画『トランスフォーマー』では割と棒演技な印象・・・)

ウィル・ポールター(マーク役)

おちゃらけ担当のウィル役を公演したのは映画『メイズランナー』シリーズのギャリー役や、レオナルド。ディカプリオがアカデミー賞主演男優賞を受賞した映画『レヴェナント』など、一度観たら忘れられない特徴的なフェイスのウィル・ポーター。

ネタバレ

大学生の主人公ダニーは両親に電話をしますが出ないので、留守番電話にメッセージを残します。

ダニーは精神病(双極性障害)の妹が意味深なメッセージを送ってきたため、両親や妹の身を案じています。

その後、ダニーは4年間交際している恋人クリスチャンに連絡。

 

ダニー『今日会える?』

 

クリスチャンは仲間と飲んでいました。クリスチャンとダニーの関係は上手くいっておらず、クリスチャンの友達も別れた方が良いと助言します。

 

『ダニーはドラマクイーンだよな。こんな関係は暴力に近いと思うぜ。』

 

その後、再度、ダニーからクリスチャンに電話が掛かってきます。

ダニーは錯乱状態。

ダニーの妹は両親を巻き添えにして一酸化炭素中毒による自殺をしたとの事。

泣きわめくダニーを支えるクリスチャン。

 

時が経ち、

ダニーは辛い過去を乗り越えようとしています。

そんな時、恋人クリスチャンが仲間と共に、仲間ペレの生まれ故郷であるスウェーデンの田舎ハルガで行われる、90年に一度のお祭り『ミッドソマー』に参加する事を知ったダニー。

 

ダニー『わたしも行く!(割とネチネチとした態度でお願いしてた。)』

 

ペレはダニーが参加する事を喜びます。

ペレ『お祭りでは”メイクイーン”を選ぶのが目的なんだ。そういえば、今更だけど、君の家族の件、本当に申し訳なく思うよ。僕も両親を失ったから気持ちが分かるんだ。』

 

ダニーはペレの優しい言葉に耐え切れず涙を流します。家族の不幸から時間は経ちましたが、ダニーは全く立ち直っていないようです。

 

2週間後

スウェーデンの田舎町ハルガに到着した一行。

ペレは故郷に人たちにダニー達を紹介。

 

到着するやいなや、一行はドラッグ(マジックマッシュルーム)を楽しみます。

全員がドラッグが決まる中、ダニーは悪く決まってしまい、妹や家族を失った過去を思い出し、泣き出してしまいます。

ダニーは目を覚まします。

ドラッグをキメてから6時間経っていたようですが、引き続き、ハルガ村へと向かいます。

ダニー達の他に、ペレの弟が連れてきた英国人カップルも祭りに招かれていました。

 

村に到着すると、一同は大歓迎されます。

『ようこそ、ハルガへ。さあウェルカムドリンクを飲んで!』

 

村を案内される一同。

クリスチャンは村の美女マヤに見つめられていることに気付きます。

当日は、ダニーの誕生日でしたが、最初にお祝いの言葉をくれたのはペレ。

ペレ『おめでとう。君の似顔絵を描いたんだ』

感激するダニー
『クリスチャンはわたしの誕生日なんて忘れているに違いないわ』
その後、クリスチャンはお祝いの言葉とチッポケなカップケーキをプレゼントしますが、嬉しそうではないダニー

翌日

ダニー達は祭りの儀式に参加します。

崖の上には二人の老人の男女。二人は自ら手のひらをナイフで切り、謎の石のオブジェに手を擦り付けます。

その後、二人は崖上から飛び降り自殺(村の掟で72歳になると自死を迫られる。)。

死に損なった片方の老人は村人によって、ハンマーで撲殺されます。

 

村人『これは儀式だから心配しないで!』

その光景に驚き、ドン引きするダニー一同

飛び降り自殺した二人は焼却され、その灰は村の神聖な木の下に撒かれます。

しかし、後にクリスチャンの友人マークが、木のところに立ちしょんをして村人から怒られます。

その後、精神のバランスを崩すダニーですが、クリスチャンではなく、ペレが慰めます

 

ペレ『クリスチャンは本当に君を想っているのかな』

 

ダニーもクリスチャンに不信感を募らせます。

その晩、ダニーは、クリスチャンたちが自分に内緒で村から出て行く悪夢をみます。

翌日

昨日の衝撃的な儀式にドン引きした英国人カップルは村を出ていくことを決意。

しかし、カップルの彼氏が行方不明。

村人は、カップルの彼氏は先に帰った、と主張します。怒ったカップルの彼女も一人、村を出ていきます。

 

一方、

ダニー達も村から出ていくことを考えますが、大学の論文のためだと残ることに。

ハルガ村を研究するクリスチャンと友人。

90年に1度の祭りは、村の至るところに描かれている壁画に沿って行われていることが分かります。

また、村には配偶行為(生殖行為)の儀式があることも分かります。

 

村人『近親相姦は本来は禁止されており、村の外部の人がその役目を担うことがほとんどじゃ。』

 

一同は食事。

神聖な木に立ちしょんしたマークを睨みつける村人。

すると、マークは村の美人娘に誘われ何処かへ連れていかれます。

また、英国人カップル二人は村を出て帰っていったとの事。

 

その晩、

クリスチャンの友人ジョシュはこっそりと神聖な小屋に入り、禁止されていた書物の撮影を行います。

物音がして振り返ると、そこにはマーク。

しかし、ジョシュは何者かに殴られます。

現れたのはマークではなく、マークの顏の皮膚を被った村人でした。(マークは死んでいる事確定。)

翌朝

ジョシュとマークの姿が見えません。

残されたのはダニーとクリスチャンのみ。

 

その後、村の儀式に参加するダニー。

ダニーは謎の飲み物を飲まされます。

 

『最後まで踊り続けた人がメイクイーンです。』

 

村の若い女達とダニー(ドラッグがキマリまくっている。)は踊り続けます。

ドラッグの影響か、自身は話せなかったスウェーデン語を流ちょうに話していることに気付きます。

 

最後まで残ったのはダニー。

ダニーはメイクイーンに選ばれ、村人たちに祝福を受けます。


↑ドラッグがキマリまくっているダニー。

 

同時に、

クリスチャンは謎の食べ物(謎の陰毛入り)や飲み物(マヤの生理時の血液?)を飲まされ、意識が朦朧(ドラッグ)としています。

そして謎の小屋に連れていかます。そこには裸の女達と村の美女マヤがクリスチャンを待ち受けています。

裸の村人たちに囲まれながら二人は交尾。


↑交配シーンが奇妙すぎて映画館で爆笑が起こった。

 

その光景(奇妙な浮気現場)を見たダニーはショックで泣き叫びますが、村人たちも一緒に泣き叫び、ダニーは落ち着きを取り戻します。

 

交尾でイッタ後、正気を取り戻したクリスチャンは小屋から逃げ出します。逃げ出した場所には死体となって吊り下げられている英国人カップルの彼氏が。

困惑するクリスチャンですが、村人に謎の粉を振りかけられ意識を失います。

いよいよ儀式も最終段階。

メイクイーンに選ばれたダニーは村人と共に儀式へ参加。

そこへは意識が朦朧としているクリスチャン。

 

村人『儀式の最終段階になりました。生贄は9人必要です。ペレ、そしてペレの弟が生贄を4人(ジョシュ、マーク、英国人カップル2人)も連れて来てくれました。そして二日前に崖から死んだ二人。後の3人は村人から選びます。』

 

ペレがハルガ村にクリスチャンたちを連れてきたのは、祭りの生贄要因のためでした。

(*生贄は9人必要であり、4人は村人から、4人は外部から、そして最後の一人はメイクイーンが選ぶ。)

ペレとペレの弟は外部から生贄を連れてくるように任命されていました。ちなみにダニーを誘うつもりはありませんでしたが棚ボタで来てくれました。

 

メイクイーンのダニーは最後の生贄を選ぶ決定権があり、意識が朦朧としている恋人クリスチャンが生贄になることに賛成。

 

クリスチャンは小屋に連れていかれ、熊の皮を着せられます。

そして周囲には、顔の皮(ジョシュ、ダニー、英国人カップル二人、崖から自殺した二人)を被ったワラ人形が置かれます。

そして火をつける村人。クリスチャンは自身の運命を受け入れます。

燃え上がる小屋。

儀式完了。

ダニーも満足気な表情です。

物語の要約

物語は超シンプル。

90年に1度の祭りの目的は9人の生贄を神に捧げる儀式。

生贄には9人必要。そのうち4人は村人から、後の4人は外部の人間。最後の一人はメイクイーンが選ぶ。

何も知らずに騙されて、連れてこられた外国人。

歓迎するふりをして、生贄の儀式の準備を着々と進める村人たち。

しかし、計画外にダニーも参加。

ダニーは、どういうわけか、メイクイーンに選ばれるように仕組まれる。

無事、生贄の儀式が終わり、メイクイーンとして生きていくダニーのほほ笑みで映画が終わる。



解説

ダニーとクリスチャンの関係

ダニーとクリスチャンは交際4年のカップルですが、関係は破綻寸前。情緒不安定なダニーは、家族の事件(両親を巻き込んだ妹による自殺)で精神崩壊一歩手前。

家族を失ったダニーに残された最も信頼できる人物はクリスチャン。しかし、クリスチャンとの関係もヤバい。

クリスチャンもダニーへの気持ちが薄れていることを自覚しつつも、ダニーに対する申し訳なさから別れを告げられない状態。また、クリスチャンは少しずつですがダニーに共感したり話を聞こうという意思も薄れていきます。事実、劇中、二人のキスシーンさえありませんでした。

クリスチャンの友人でさえ、精神病のダニーを『重荷』だと思い、別れることを薦めています。

冒頭、ダニーの部屋には多くの絵画(スウェーデン人の画家)が飾られていますが、クリスチャンとの破綻寸前の関係を表すような描写もちらほら。

そんな時、スウェーデンの田舎町で行われる儀式に参加するダニー達。

不気味に思う一行ですが、村に入った途端にその村の花一杯の美しさに感銘を受けたダニーだけは違う感覚を覚えていたのだと思います。

愛する家族を失い精神がボロボロな中、自分を受け入れ、自分の悲しみを共有し、一緒に泣いてくれる『家族』のような存在。

クリスチャンでも満たすことのできなかったダニーの心の溝を埋めてくれたのは村人たち。彼らが例え異常なカルト集団だとしても、そんな事はダニーには関係ないのです、

ダニーはメイクイーンとして村に生きることを決め、クリスチャンとの残酷な別れ(生贄に捧げる)も決意できたのだと思います。

本作のメインテーマの一つは『どん底のダニーの立ち直り』。カルト宗教は精神的にどん底の人がハマると聞いたことがありますが、ダニーもまさにその通り。しかし、狂気なカルト集団もダニーからすれば幸せという。


↑どん底の時に支えてくれる人は貴重。

ダニーとペレの関係

本作の黒幕はペレ。仲間のクリスチャンたちを生贄要因として村に連れてきた張本人です。

しかし、ダニーが祭りへ参加するのは想定外。ペレはダニーの参加に大喜びします。

ハルガ村に到着してからも、ダニーを気遣ったり、誕生日を祝うのもペレ。

その後、ペレは恋人のクリスチャンよりもダニーの心の支えとなっていきます。村に到着してからはキスをしたりと明らかにダニーに気があるようです。劇中の絵画の一枚に、ペレに似た男性とメイクイーン(ダニー)が一緒に並ぶモノがありました。

想像ですが、メイクイーンとして村に残ることになったダニーはペレと結ばれる(結ばされる)のではないかと思います。

また、ペレの両親も、ペレが子供の時に焼死したことが分かりますが、儀式の生贄になったのだと推測できます。しかし、ペレは二十歳前後の学生で、祭りの儀式は90年に一度。それなのにペレの両親は焼死したということは、90年に一度の祭り以外にも、ハルガ村では謎の猟奇的な儀式が行われているのかもしれません。

祭りの目的

祭りの目的は『村の繁栄』のために神(復讐の神)に生贄を捧げること、そしてもう一つのメインは『子孫繁栄』の儀式。

子孫繁栄のために、クリスチャンは村の美女マヤとほぼ強制的に交わります(ドラッグで)。

ハルガ村では近親相姦は基本的に禁止されており(あくまで祭りの時だけかも)、外部から男を連れて来て、交配をすることが習わしとなっています。

今回選ばれたのはクリスチャン。どういうわけで選ばれたのかは分かりませんが、ハンサムでインテリジェントなだけではなく、『恋人ダニーとの関係が危機的状況で、他の女に目移りする可能性が高い』から選ばれたのかもしれません。

クリスチャンは交配の儀式の準備を本人の自覚なしにさせられます。(陰毛入りのパイを食べたり、明らかに他の人とは違う、血液(生理時のモノ)のような赤い飲み物を飲まされたり。)

交配したクリスチャンは、最終的に恋人ダニーによって生贄として選ばれ、熊の身ぐるみを着せられ、生きたまま燃やされ、死んでいきます。

ちなみに、クリスチャンの論文のテーマはペイガニズムであり、皮肉にも研究と同様のテーマで命を失います。

劇中、カラフルで鮮やかな花や植物がたくさん出てきます。

本作では『花』は『家族』のような重要な意味を表しているのではと考えられます。

ダニーの死んだ両親の部屋には、花が描かれた絵画があったり、ダニーの部屋には花がありましたが、家族が死んだ後は部屋の花が無くなっています。

花は枯れては美しく咲きほこる。

花一杯に満ちたハルガ村に到着したダニーの表情は安堵そのもの。メイクイーンに任命されたときには花で作られた衣装をまとうなど、花に満ちたダニーは、『家族を得た』ことを意味していたのだと思いました。


↑カーリー『才能無し!』

トリビア

30分以上の未公開シーン

映画の内容上、カットせざるを得なかった幻の30分以上の映像があり、それはDVDリリース時にて公開されるとのこと。

幻の30分以上の映像は主に『ダニーとクリスチャン』の関係に焦点が当たっており、二人の破綻寸前の関係が描かれているとのこと。楽しみ!

撮影場所はハンガリーのブダペスト

映画の舞台はスウェーデンの片田舎のハルガ村ですが、撮影場所はハンガリーの首都ブタペストで行われたとの事。

ちなみにハンガリーでは夏至祭(ミッドソマー)は一般的には行われていないそうです。

冒頭のダニー達のニューヨークのシーンは経費節約のためミネソタ州で撮影が行われました。

儀式の生贄はヴァイキング形式

儀式の犠牲者の一人、英国人カップルの彼氏は、背中の骨をえぐられ、羽のような形に変形させられた状態で吊るされ、殺されました。

これは海賊ヴァイキング時代の拷問方法の一つ”Blood eagle”で、即死ではなく、痛みだけではなく、時間と共に血液を失うことで死んでしまう残酷な殺害方法です。

英国人カップルの彼氏をクリスチャンが発見したとき、英国人カップルの彼氏は少し息をしていて生きているようにも見えたので、もしかしたら死ぬ寸前だったのかも。

ちなみに他の登場人物の殺害方法ですが、

・マークは不明(美女によって何処かに連れていかれた)

・ジョシュは撲殺後、花壇に埋められます。

・クリスチャンは熊の身ぐるみを着たまま焼死

・英国人カップルの彼女も不明。(村を出ていこうとしたところを殺されたはず)

とりあえず、全員が死んだ後、儀式のために顔の皮を剥ぎ取られました。

グロテスクなシーンがあり何度も鑑賞しようとは思えないのですが、ユニークで唯一無二の素晴らしい映画でした。

↑2018年最高と名高い、アリ・アスター監督デビュー作『ヘレディタリー』も最高に怖いホラー映画です。