【ネタバレ&内容】LGBT映画『4th Man Out』小さい頃からつるんできた親友が実はゲイだった








映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

LGBT映画『4th Man Out』を鑑賞!

【評価】
星 5/10 ★★★★★

簡単なあらすじ

24歳の誕生日。アダムは人生で初めてカミングアウトする!

概要

・原題:4th Man Out
・製作国:アメリカ
・製作年:2015年
・監督:Andrew Nackman
・主演:Evan Todd

アップステート・ニューヨーク(ニューヨーク州の中でも自然豊かな地域)を舞台に、労働者階級の主人公アダムが仲良しバディ達に自らの性癖を告白する物語。

撮影期間はたったの17日で行われたものの、映画祭で賞を受賞するほどの出来。

『小さい頃からつるんできた親友が実はゲイだった』。

そんな衝撃的な告白を聞いた友人たちは戸惑いを見せつつも主人公アダムを理解しようとします。

本作の面白い点は、自身の性癖に葛藤する主人公はあまり描かれてはおらず、むしろカミングアウトされた友人側にフォーカスされている点。

同性愛者にとって必ず訪れるカミングアウトの瞬間。同性愛者の数だけそれぞれのカミングアウトの物語があり、それは遅かれ早かれドラマを伴うものであり、忘れられない映画のような思い出。

ゲイの友人同士の会話でも、かつてカミングアウトした時の思い出話で花を咲かせることも多いです。

世の中には多くの素晴らしいカミングアウト映画やドラマが存在していますが、自分の性癖に悩んでいる人やカミングアウトする勇気が持てない方は是非鑑賞してみると行動するきっかけが得られるかもしれません。

ネタバレ

主人公アダムの24歳の誕生日。

アダムは自動車修理工としてガレージで働いています。

 

仲良し4人組でいつものようにバーへ行きビールを飲みながらアダムの誕生日を祝う一同。

アダムは自分の性癖を仲間にカミングアウトする予定でしたが言えずじまい。

 

翌朝、二日酔いで意識朦朧の中、アダムはカミングアウトします。

『僕はゲイなんだ!』

友人達は驚きを隠せません。それはアダムと一番の仲良しのクリスも同様。

その後、4人の関係は少しぎこちなくなっていきます。

アダムの突然のカミングアウトを受け入れる事のできない一同ですが、クリスは女友達に『親友のセクシュアリティを受け入れられないなんてツマンナイ男』と振られれしまったことも相まって、アダムは大切な友人であることを認識。

一同はアダムの素敵な恋人探しを手伝うことに。

ゲイバーへ一緒に行き、ダンスを楽しんだり。

ゲイ専用の出会系アプリでデートするアダムですがいまいち。

ある時、お客さんにタイプの人がやってきますがアクションを起こせないアダム。

7月4日の独立記念日が近づいてきたある日。

アダムは両親にもカミングアウトし、『どうしてもっと早く言ってくれなかった』と怒られます。

また、クリスがアダムにキスをしようとして断られ喧嘩する、という謎のブロマンス展開もあるも和解。

 

クリスはアダムが気になっている男を発見し、男の車を破壊。

その後、男はアダムのガレージに修理依頼にやってきます。

アダムは自己紹介し、2人の関係が始まりそうな予感。

目新しい展開は(全く)無いけれど、こんな友達や家族がいたら良いなと思わされる映画。

終盤、完全にストレートと思しきクリスが、アダムにキスをしようとするシーン。

クリスも実はカミングアウトしたくても出来なかったゲイ、という展開になるわけでもなく、尺稼ぎとしか思えない明らかに唐突で不可解なシーンなのですが、ストレートの人達が実はバイセクシュアルの可能性を疑っていたケースもあるし、同性とキスをしてみたいという欲求が湧いてくることもあるかと思うので、そういうことを表現したかったのか。