映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

『スレンダーマン 奴を見たら、終わり』(原題:Slender Man)を鑑賞。
スレンダーマン = 背の高い変質オジサン。。。
【評価】
星 2/10 ★★
簡単なあらすじ
イタズラで召喚した怪物に襲われる。怪物から逃れられるのか
概要
都市伝説上の怪物・スレンダーマンを描く物語。
スレンダーマンはアメリカ発祥の都市伝説上の生命体で、背の高いスーツ姿ののっぺらぼうで、主に子供を誘拐したりトラウマを与えたりという変質者。
映画は批評家・観客共々ボッコボコに叩かれておりますが、不気味な雰囲気はとても良かった。
出演者
ジョーイ・キング

大きい目、ぽってり唇が印象的な子役出身の女優(『ウィッシュアポン』『Kissing Booth』)。
↑ジョーイ・キング主演映画。7つの願いを叶える変わりに7つの命を捧げる、というスレンダーマンより恐い秘密の箱のお話。ネタバレ
主人公レンは高校生で仲良しの友人4人組でつるむ生活。
仲良し四人組は宅飲み中は、話題のスレンダーマンの話になります。
『スレンダーマンを呼び出す儀式があるそうよ!』
スレンダーマンは都市伝説上の怪物で、背が高く、顔は能面のように平べったく、なぜだかスーツを着用。
そして、スレンダーマンの姿を見たモノは連れ去られ、二度と戻って来られないとの事。
『なんか楽しそう!みんなで儀式を行いましょ!!』
四人はインターネットのとあるサイトへアクセスし、スレンダーマンを召喚する動画を鑑賞します。
鑑賞後、
『何も起きないじゃない!やっぱり嘘だったのね・・・キャハハ』

数日後、
学校の授業で森へピクニック。
『最近、悪夢を見るようになったんんだけど、みんなはどう?』
4人組は全員、悪夢を観始めていることも。
すると、ピクニック中、仲良し四人組の一人が忽然と姿を消します。
『まさか、スレンダーマンの仕業のはずはないわよね・・・』
スレンダーマンの存在を疑う一同。
残された3人は行方不明の友人の失踪を独自に探索しはじめます。
行方不明の友人の部屋には、友人が書いたと思われるスレンダーマンの絵がたくさん置いてあり、友人の行方不明はスレンダーマンが関連していると気づく一同。
また、行方不明の友人のPCをチェックすると、かつてスレンダーマンによって誘拐されたと思しき子どもたちの動画が。

『スレンダーマンを呼び出して、友人を戻してもらうようにお願いしましょう!』
3人は森のなかでスレンダーマンを呼び出す儀式を行います。
『大事なモノをスレンダーマンに捧げないと!それと絶対に目を開けちゃダメよ。』
儀式中、
不気味な物音に恐れ、目を開けてしまった友人は森の奥深くに逃げますが、スレンダーマンらしき存在に襲われます。
逃げ出した友人は誘拐されてはいませんでしたが、その後、スレンダーマンに何回か襲われ、精神のバランスを崩していきます。
(その後、ナイフで自分の目を突き刺し絶命した、らしい。)

残された2人も、スレンダーマンの幻覚に悩まされるようになります。
主人公レンはスレンダーマンの呪縛から逃れるために図書館で資料を漁るも、スレンダーマンの幻覚に襲われます。

また、もうひとりの友人ヘイリーもボーイフレンドと行為中にスレンダーマンの幻覚に襲われます。
『わたし、スレンダーマンに呪われているの!あなたは絶対にイタズラでスレンダーマンを召喚しないでね!』
翌日
ヘイリーのボーイフレンドの様子がおかしくなっています。
おそらく、スレンダーマンの召喚の動画を観てしまった。
(その後、屋上から飛び降り、絶命したそう。。)

ヘイリーの妹がパニック状態で精神病院に搬送されたとの連絡。
ヘイリーは、ヘイリーの妹がスレンダーマンを召喚する儀式を行ったと確信。
ヘイリーは主人公レンの家へ行くと、レンは連れ去られた友人を取り戻すために、ヘイリーの妹を巻き込んで儀式を行っていた事が発覚。
レン『しょうがないでしょ!大切な友人を取り戻すためには、大きな代償が必要なの!』
そんなクズっぷりの凄まじいレンをよそに、ヘイリーは決心します。
『妹を助けるためにわたしの命をスレンダーマンに捧げるわ』
ヘイリーはそのままスレンダーマンに取り込まれます(その後、主人公レンも亡くなった、らしい。)。
妹はヘイリーのおかげか、精神の安定を取り戻します。
(終わり)

結局、イタズラでスレンダーマンを召喚した4人組が為す術もなくスレンダーマンの犠牲になるという・・・
それだけの映画・・・ただ、こういうウンチ映画の方が記憶に刻まれてしまうという。
スレンダーマンという存在がどういう過去を持ち、どういう目的を持って行動しているのかが謎すぎて、単に背の高いのっぺらぼうの誘拐犯以上の感想が湧かなかった・・・