映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

ホラー映画『グレタ(原題:Greta)』を鑑賞。
イザベル・ユペールの爆笑ダンス(勝利の舞)だけでも鑑賞の価値あり!
日本公開は2019年11月8日!
簡単なあらすじ
未亡人の落とし物を届ける主人公。その後、未亡人はサイコなストーカーに
出演者
イザベル・ユペール(グレタ)

フランスを代表する大御所イザベル・ユペール。
衝撃映画『Elle』で見せた大胆な演技により、外国人ながらアカデミー賞主演女優賞に大手をかけるも、惜しくもアメリカ人エマ・ストーンに敗れる。(エマストーン受賞時には全員スタンディングの中、一人だけ座っていたのは流石!)
しかし、その後はハリウッド映画に引っ張りだこ。
本作でも熟女のフェロモンを存分に発揮し抜群の存在感。怖いのか笑えるのか謎のダンスで劇場の観客の反応を困らせる。
クロエ・グレース・モレッツ(フランシス)

映画『キック・アス』で魅せた日本人好みのロリフェイスで人気を獲得。その後は『キャリー』『サスペリア』などの出演を重ねハリウッド若手代表格に。
実力と経験を武器と妙なモッサリ感を武器に若手女優の中でも抜きん出た存在へ。
本作では、ストーカー被害に悩む若者を完璧に演じており、時折見せる大人の表情にどっきりしました。
↑モレッツさんが恐ろしい魔法少女に!ネタバレ
フランシスはニューヨークのレストランでウエイトレスとして働く若者。
ある時、仕事帰りに地下鉄に乗っていると、カバンの落とし物を発見。
フランシスはカバンに入っていた身分証明書を元に、落とし物のカバンの持ち主のフランス人グレタへ直接届ける事に。
グレタ『まあ、有難う!本当に嬉しいわ。もし良ければ中でお茶でも飲んでいって。』
グレタはピアノのプライベートレッスンを生業としている上品な、おば様。
そんな洗練されたグレタに惹かれるフランシスは、身の上話、特に最近ガンで亡くなった仲良しだった母親の話をします。
すると、部屋の奥から、ドンドン、と音がします。
グレタ『隣の人よ。家のリフォームをしていてうるさいの。』
グレタはフランスからニューヨークへ越してきてから、夫を亡くし、愛する娘はパリの大学に通っているため疎遠とのこと。
母を亡くしたフランシスと孤独な未亡人グレタの交流が始まります。

しかし、フランシスのルームメイト・エリカは、グレタに対して不信感をいだきます。
エリカ『グレタは、あなた(フランシス)を娘の代わりにしているだけだと思う。』
そんな、エリカの忠告も無視し、フランシスはグレタとの交流を続けます。

ある時、
フランシスはグレタのお家でディナーパーティー。
ひょんな事から引き出しを開けると、そこには、フランシスが拾って届けたバッグがたくさんあります。
そして、バッグには拾った人物の名前と電話番号のメモ。勿論、フランシスの名前と電話番号のメモも。
グレタは何らかの理由で、地下鉄にバッグを放置している事が明らかに。
薄気味悪くなったフランシスは、グレタのディナーパーティーを途中で逃げるように抜け出します。
その後、
グレタのストーカー化が深刻化します。
グレタ『話をさせて。誤解を解きたいの』
フランシス『あなたのカバンをたくさん見つけたわ。気持ちが悪い。もう交流できないわ』
グレタは、フランシスの職場や家に現れたり、フランシスの友人を尾行したり。
フランシスは警察に行くも直接的な被害が無いので警察もスルー。
↑ストーカーが似合う。
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