【ネタバレ&内容】ホラー映画『キャリー (2013)』絶対にお前達を許さない!内気な少女の覚醒物語。スティーブン・キング原作の映画化








ホラー映画『キャリー (2013)』の感想・評価、作品の概要やキャスト等を紹介している他、映画の結末やあらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

ホラー映画『キャリー (2013)』を鑑賞。

モレッツさん落ち着いて!

【評価】
星 6/10 ★★★★★★

簡単なあらすじ

ダークサイドに堕ちた魔法少女がプロムパーティーで復讐します。

概要

スティーブン・キング小説の映画化。

監督:キンバリー・ピアース(『ボーイズ・ドント・クライ』他)

また、1976年にシシー・スペイセク主演で映画化されており、本作はリメイクであります。

約35年位経ってからのリメイクなんだけれど、リメイクする意味が分からなかったほど、まんまのリメイクということで評価はメッタメタ。(個人的に映画はとても面白かった!)

物語の題材はとてもおもしろく、非モテで不美人(設定)でボッチな主人公が、騙され、隠されたパワーを発揮するリベンジ映画。

一方で、キャラクターの描き方が若干表面的で感情移入が難しい。特にキャリーのイッチャッている母が、なぜこんなに狂っているのかが分からなかったので、ジュリアンムーアの素晴らしすぎる狂気演技が不発に終わっている気がする。

そもそも主演はキャリー自身にあまり旨味の無いキャラクターで、どちらかというとキャリーのお母さんや友達ス~の方をもう少し深掘りした方が良かった気もする。


出演者

クロエ・グレース・モレッツ(キャリー役)

主人公キャリーを演じたのはクロエ・グレース・モレッツ(『サスペリア』『グレタ』)

顔のデッサンも髪も肌もスタイルもすべてが美しく、内気でいじめられっ子で魔法能力で人々を滅殺するような最強復讐少女に見えないクロエ・モレッツ様は明らかなミスキャスト!(そういえば『サスペリア』もミスキャストだと思った。)

プロムクイーンになった時なんか、ホラー映画ではなくラブコメ映画かと勘違いしたほど。

繰り返すけれど、クロエ・モレッツ様レベルの圧倒的オーラを放つ美女でいじめられっ子というのは無理があるヨ。

文句言いまくりだけれど、モレッツさんも映画も大好き!

↑クロエ様がストーカー被害に遭うホラー映画!

ジュリアン・ムーア(キャリーの母マーガレット役)

お母さん役を演じたのはジュリアン・ムーア(『アリスのままで』『キングスマン2』他)。

ノーメイク風の格の違う異次元の狂気な演技で、一人だけ違う映画に出演しているのかと思うくらい浮いてました。

ジュリアンムーアは名作・名演の塊みたいな人。

アンゼル・エルゴート(トミー役)

本作で数少ない心の優しい人物。学校で一番の男前で人気者トミーを演じたのは、『きっと星のせいじゃない』『ベイビードライバー』などで主演を張るアンゼルエルゴート。

ハンサムでキュートでチャーミングでセクシーという全てを兼ね備えた人気イケメン俳優なんだけど、彼の甘い雰囲気がシリアスな映画をロマンティック色にしてしまった気もする。

来世はこんな顔貌で生まれたい

↑映画『きっと星のせいじゃない』は名作だと思う。

ネタバレ

『ぎゃあああああ』

 

マーガレットは一人、ベッドの上で女の子の赤ん坊(キャリー)を出産。

そしてマーガレットはナイフで赤ん坊キャリーを刺そうとするも、思い留まります。

 

数年後

キャリーは卒業を三ヶ月後に控える高校3年生。

学校では内気なため、クラスメートから煙たがられ、イジメられています。

水泳の授業後、

シャワーを浴びていると、キャリーは初生理が来たため、出血し、困惑しています。

 

キャリー『助けて!助けて!死んじゃう!』

 

泣きわめくキャリーをよそに、クラスメート達はケラケラ笑っています。

『単なる生理で焦ってんじゃねーよ』

 

イジメっ子クリスを筆頭にクラスメート達は、キャリーに向かって生理用品を投げつけ、その動画を撮影。

一方で、クラスメートの美人スーだけは、キャリーを心配そうな顔をして眺めています。

 

その晩

イジメっ子クリスは、キャリーが泣きわめく動画をネット上にアップロードします。

助けに現れた先生のおかげで落ち着きを取り戻したキャリーは家に帰ります。

 

キャリー『どうして生理の事を教えてくれなかったの?』

 

キャリーの母は、月経を罪だと考えており、月経が来てしまったキャリーと共に神に祈ります。汗・・・

その後、反抗的なキャリーを部屋に閉じ込めます。

 

母マーガレット『反省するまでずっと祈っていなさい!』

 

閉じ込められたキャリーが叫ぶと、扉にヒビが入ります!

キャリーは自分の特殊能力に気づきはじめ、図書館で文献を漁る日々。

翌日

キャリーのイジメを見かねた先生は、生徒たちに反省ランニングやダッシュをさせます。

 

イジメっ子クリス『どうしてあんなクソキャリーのために私達が辛いバツを受けないといけないの?』

 

反抗的なイジメっ子クリスは罰を放棄し、先生に暴言を吐きます。

 

先生『あなたはプロムパーティーの参加は許しません。わたしのクラスから出ていきなさい。』

 

イジメっ子クリスはパパを連れて抗議に来るも、キャリーの動画を流した犯人であることがバレてしまい、楽しみにしていたプロムパーティーにはやっぱり行けません。

キャリーを逆恨みしたイジメっ子クリスは復讐を誓います。

キャリーのクラスメートの美人スーは、かつてイジメっ子クリスと共にキャリーをイジメていましたが、今はとても後悔しています。

 

美人スー『キャリーに今までの悪行を詫びたい』

 

美人スーは彼氏トミーに相談します。

美人スー『キャリーと一緒にプロムパーティーに行ってほしい!』

 

美人スーは、みんなが待ち焦がれるプロムパーティーに、学校一の人気者の彼氏トミーと一緒に参加してもらうことで、キャリーに良い思い出を作ってほしいとの願いがありました。

トミーはキャリーをプロムパーティーに誘います。

『悪質なイタズラ』だと思っているキャリーですが、トミーの熱意に負け、プロムパーティーへ行くことに。

 

キャリー『ママ!プロムパーティーへ行くことになったわ!』

 

キャリーはルンルン気分でプロムパーティー用のドレスを縫っています。

しかし、母マーガレットは猛反対。

母マーガレット『あなたは騙されているだけ。絶対に傷つけられるわ!行くのはよしなさい!』

 

キャリー『わたしは絶対に行くわ!!!!!!!!!!!』

 

キャリーは自身の魔力で母マーガレットをふっとばします。

 

母マーガレット『あなたは魔女!いや、悪魔に取り憑かれている!産むべきじゃなかった』


↑こんなイケメンに誘われたらイタズラだと思うのは分かる!

 

イジメっ子クリスは恋人と共に、キャリーへの復讐プランを計画し、準備を始めます。

一味はブタ農場へ行き、ブタを撲殺し、ブタの血を集めます。

そして、プロムパーティー会場にブタの血の入ったバケツを設置します。

 

プロムパーティー当日

ドレスアップし美しくメークアップしたキャリーですが、母マーガレットは猛反対。

母マーガレット『お願い!あなたが傷つく姿を見たくないの!』

 

キャリー『うるせーーーーー』

キャリーは魔力で母マーガレットをふっ飛ばし、部屋に閉じ込めます。

トミーが迎えにきてキャリーはプロムパーティーへ。

 

トミー『一緒に楽しもう!』

 

キャリーはトミーの優しさに触れ、とても嬉しそう。

トミーは恋人の美人スーの約束を守り、キャリーを優しくエスコートし続けます。

 

パーティーの一番の盛り上がり所である、プロムキング・プロムクイーンの選出の時間。

選ばれたのはトミーとキャリー(下馬評ではトミーと美人スー)。

二人は壇上に上がります。

イジメっ子クリスの計画が実行される時。

壇上に上がったキャリーの頭上に設置したブタの血をキャリーに浴びせます。

トミーも困惑

更に、キャリーが泣きわめく動画が大スクリーンで流されます。

 

困惑するキャリーとトミー、そして会場のほぼ全員がキャリーを嘲笑。

そして、運悪く天井からオチてきたバケツがトミーの頭にあたり死んでしまいます。

 

キャリー『・・・トミー・・・??』

激高したキャリーは覚醒します。

 

『うわああああああああ』

 

超能力で、会場の扉の鍵を締め、全員を閉じ込め、天井からモノを落としたり、破壊したり。

イジメっ子集団は、イジメっ子クリス以外はキャリーによって全滅。

会場内にいた人々もほとんどが怪我を負ったか致命傷を負います。

 

その後、キャリーは逃げるイジメっ子クリスを追い詰め、抹殺。

正気を取り戻したキャリーは家に帰ります。

キャリー『ママ、どこ?ママの言う通り、わたしを騙していただけだったわ』

 

母マーガレットはキャリーを暖かく抱きしめます。

しかし、隠し持っていた包丁でキャリーの背中をぐさり。

キャリーの能力が再び覚醒し、母マーガレットを刺し殺します。

 

そして、家が崩落しはじめます。

 

すると、キャリーを心配してやって来た美人スー。

美人スー『キャリー!助けに来たわ!』

 

キャリーは美人スーのお腹には命が宿っている事を伝え、美人スーの安全を確保するため屋敷の外へふっ飛ばします。

 

その後、

キャリーの魔力でたくさんの人が死にました。

世間ではキャリーを憎む人ばかり。

一方で、キャリーのお墓にお花を添える美人スー。

すると墓が動き始めます。

(終わり)

覚醒してクラスメートを抹殺するシーンも、優しくしてくれた先生や美人スーさんは命の危険が無いように配慮するなど、人間的な優しい部分があったけれど、それ以上に自分でもコントロールできない復讐パワーが目覚めてしまったキャリーが一番の悲劇。

キャリーは普通の女の子だったはずなのに、狂信的な母と不思議なパワーを持ったために悲劇的な結末を迎えることに。

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