映画をまだ観ていない方は、映画の結末まであらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。

タイ・ホラー映画『Alone 』を鑑賞。
簡単なあらすじ
ピムとプロイという結合双生児として生まれた姉妹。姉妹は同じイケメン男と恋に落ちるも、イケメン男は性格の良いPimを愛します。
15歳の時、姉妹はそれぞれの身体を分離する手術を受けることになるもピムだけが生き残ります。
ピムは両想いのイケメン男と共に韓国での新しい生活を始めるも数年後、母親が脳卒中にかかり、急遽タイへ帰ります。
しかし、昔住んでいた家に戻ると、亡くなった双子の姉プロイが現れ、ピムを苦しめることに・・・。
概要
監督はタイのホラー映画の金字塔『シャッター』を監督した Banjong PisanthanakunとParkpoom Wongpoom。
ネタバレ
ピムとプロイは結合双生児として生まれた双子姉妹。
二人の絆は強く、助け合って生きています。
『これから何があっても死ぬまでずっとこのままよ。約束よ!』

しかし、いつも二人くっついて病院で生活していますが年を取るに連れて性格は正反対になっていきます。
ピムは優しく人懐っこい性格ですが、プロイは性格がキツく、人気者のピムに嫉妬する日々。

姉妹が15歳になった頃
ある時、病院に新しいイケメンの男の子ウィーが入院してきます。
双子姉妹はウィーに夢中ですが、ウィーは性格の良いピムに惚れています。
ウィーはピムにだけ花をあげたり、絵を書いたり・・・
そんなピムに嫉妬するプロイ。
ウィーの病状が良くなりウィーが退院する日、
性悪なプロイは、ピムにウィーとのお別れの挨拶をさせません。(身体がくっついているので、プロイが頑なにベッドから離れない)
涙を流すピム
ピム『こうこんなの耐えられない!身体を分離する手術を受けましょう!』
性悪プロイは頑なに拒否。
結局、二人は手術を受けることに。しかし、手術によって性悪プロイは亡くなってしまいます。
↑よくみると似てない。
数年後
ピムはウィーと再会し、二人は韓国で一緒にラブラブに暮らしています。
しかし、ピムは自分が提案した手術によって性悪の姉プロイが亡くなった事を悔やんでいます。
ある時、バンコクから連絡があり、ピムの母親が脳卒中で倒れたとの事。
すぐにバンコクへ帰るピムと彼氏ウィー。

バンコクの実家へ到着。
病院の母親を訪れたピム。その後実家のベッドで横になっていると、そこには死んだはずの性悪の姉プロイの亡霊。
『きゃああああああ』

その後も、エレベータ-の鏡に映った亡霊プロイが肩に乗っかかってきたり、お風呂で首を締めてきたりと、
亡霊プロイは粘着質にピムを苦しめ続けます。
亡霊プロイにキレるピムですが、逆にやられます。
↑精神攻撃は得意なものの、物理攻撃は出来ない亡霊。

愛するピムを気に掛けるウィーは知り合いの精神学者に診察してもらう事に。
ピム『どうして精神学者に観てもらう必要があるの?亡霊プロイは本当にいるわ』
ピムの精神状態は限界レベルにまで達し、ウィーは即刻、ピムと共に韓国に帰るように手配を始めます。
また、亡霊プロイの存在を全く信じていなかったウィーですが、亡霊プロイはウィーの前にも現れるようになり、ウィーは亡霊プロイの存在を確信します。

ある時、ウィーはピムの母親の様子を見に行くと、母親が必死に話しかけてきます。
母親『実は・・・』
衝撃の事実。
ウィーはすぐにプロイの墓に行くと、実は死んでいたのは性悪プロイではなく、両想いだったピムが死んでいました。
プロイは、ずっとピムのフリをしながらウィーと付き合っていたのです。
その後、母親は口封じのため性悪プロイによって殺されてしまいます。

嘘をついていた性悪プロイに真相を尋ねるウィー。
性悪プロイ『そうよ、わたしはピムじゃないわ。ピムが身体を分離する手術を提案してきた時、カッとなって首を締めて殺してしまったの。』
性悪プロイはウィーの身体を縛り上げ、屋敷に火を放ちます。
プロイ『可哀想。あなたはずっとわたしを愛していたんだもの』
ウィーは何とか抜け出し、プロイを撃退。
そのままプロイは亡霊ピムと共に燃えて死んでしまいます。
ウィーはピムの墓へ行き、昔渡したネックレスを置き、祈ります。
↑結局はタイ映画の十八番リベンジホラー映画でした