【ネタバレ解説】映画『闇はささやく』キャリアを捨てて旦那のために家族でド田舎に引っ越してきた家族。新居には不気味な秘密があった・・・








映画『闇はささやく(原題:Things Heard & Seen)』の結末やあらすじ、感想・評価、作品の概要やキャスト等が掲載されているのでご注意ください。いつもありがとうございます。


NETFLIX © 2020 Photo: Netflix

【評価】
星 2/10 ★★

早く引っ越しなよ・・・

簡単なあらすじ

キャリアを捨てて旦那のために家族でド田舎に引っ越してきた家族。新居には秘密があった・・・

概要

・原題:Thing Heard & Seen
・製作国:アメリカ
・製作年:2021
・日本公開日:Netflixより公開
・監督:Shari Springer Berman & Robert Pulcini
・主演:アマンダ・セイフリッド

デカ目美人女優アマンダさんが主演のホラー映画ということでウキウキして鑑賞。

”All Things Cease to Appear”という小説を原作として制作されたホラー映画ですが、2時間で収めることのできなかった中途半端な内容のせいか、アマンダさんの熱狂的なファン以外は誰にもおすすめできない映画として忘却されそうな気がする。


NETFLIX © 2020 Photo: Netflix

 

ネタバレ

あるところに、博士号を取得したばかりの社会人経験ゼロの旦那(クズ)がおり、そのクズ旦那を支える巨乳妻アマンダと娘の3人家族。巨乳妻アマンダたんは旦那に華を持たせるため、ニューヨークでの華々しいキャリアを捨て、旦那が大学教員として就職が決まったド田舎に引っ越すことに。
無事、新居に引っ越した3人ですが、物音や異臭など怪現象に悩まされます。気にする妻アマンダたんとは違い、教授として社会人デビューできる旦那はウキウキ。就任早々、大学でも人気教授のポジションをゲットし、調子こいて妻への愛情も薄れていく旦那。
旦那の大学の関係者を招いてホームパーティーをするアマンダ家族ですが、旦那の上司と親しくなります。

「この家には霊がいます。安心して。この霊はあなたの味方。今度、降霊会をひらきましょう」

そんな怪しすぎる言葉を信じる29歳のアマンダ。後日、シンプルすぎる方法で降霊の儀式を行うと、旦那の自殺に巻き込まれた前住人の妻が降臨。

「もうすぐ悪魔がくるから気をつけて」

なぜだかわかりませんが、新居には2体の霊が住み着いていることが分かります。
亡霊妻の方は巨乳妻のアマンダさんを徹底サポートしており、アマンダさんも根拠なき絶対的な信頼を寄せています。
もう片方の亡霊夫の方は(一応)悪魔に憑りつかれたような邪悪な存在であり、クズ旦那をたぶらかしているらしい・・・

一方で、美人で巨乳なアマンダさんを裏切り、農場でアルバイトをしている文学少女に色目を使い、最終的にベッドイン。文学少女も事後に気づく男のクズな顔に罪悪感マックス。推薦状を偽造したり、新居の秘密を妻に隠していたり、教授を海に沈めたり、同僚に車で追突したり、アマンダたんの食事に毒を盛ったり、、、どんどんカルマを重ねていくクズ顔系クズ旦那。

そして数々の嘘に気づくアマンダたんは離婚を決意し、せっせと準備を始めます。そんなアマンダたんとの夫婦喧嘩も激しさを増しますが、家に住み着く亡霊妻によってサポート。(勝手に鍵がかかったり、ガラスが割れたり)

旦那が就職時に使用した推薦状も偽造であることが発覚し、クビになりそうです。そこで旦那は上司を殺害。その殺害に気づきそうな同僚も事故に見せかけ意識不明の重体に。そして睡眠薬で眠らせた妻アマンダを斧で滅多刺し。(一応、亡霊夫の仕業という解釈もありですが、元々クズなので、亡霊夫のせいなのか微妙なところ)

しかし、罪がバレてしまい旦那はボートで海へ行き、そのまま地獄へGo


NETFLIX © 2020 Photo: Netflix

解説&感想

家に棲みつく亡霊の正体

亡霊妻

主人公家族が引っ越してくる新居の前住人。旦那(亡霊旦那)のガス自殺に巻き込まれ亡くなるも、家に留まる亡霊。新しく越してきた主人公妻アマンダをクズ夫から守るために超能力パワーでサポート。最終的にアマンダさんも亡霊仲間にし、大満足。

亡霊夫

主人公家族が引っ越してくる新居の前住人。自分の自殺なのに亡霊妻を巻き込む。悪魔のささやきで主人公のクズ旦那をたぶらかす(殺人など・・・)
終始中途半端な存在。

聖書

物語は聖書の影響を大きく受けているものの、正直ちぐはぐ、というかあっちいったりこっちいったりとめちゃくちゃです。とりあえず、「正義は必ず勝つ」という昨今の「悪にも言い分はあるよね・・・」路線からは外れた古臭い設定を聖書という神秘的な要素で雑に覆っているような印象です。最後のシーンなんて、40点くらい点数下げちゃいたくなるようなエンディングでしたよ。。。十字架が逆になっていたので旦那は地獄に行った、ということなのでしょうが・・・
個人的にシェイクスピアの「オセロ」「マクベス」のような物語を想起しました。

感想

「霊が住み着く家は歓迎されているのよ。良いことだから安心して」という謎の励ましの言葉をかけるおばあちゃん。そしてその言葉で安心する主人公に、置いてけぼりな自分(観客)。
スピリチュアルに傾倒しがちだからって初めて会ったジジイの降霊会という怪しすぎるイベントを自宅で受け入れる主人公に、心配になってしまう自分(観客)。

アマンダ演じる主人公がとにかく掴めない。お金がないと言いつつ、バイトのイケメン君には大学費用を援助する提案をしたり、旦那のためとキャリアを捨ててど田舎に越してくるも文句たらたらだったり、拒食症なのに胸はめちゃくちゃでかかったり、、、
旦那様のクズっぷりがすごい。とにかく顔がクズ顔なの。人は見た目で判断しちゃダメって先生か誰かに教えてもらったけど、断言できる。旦那の顔のデッサンから表情含めて全部クズ顔。
最終的に幽霊になり家に住み着くことになったアマンダたんですが、幼い娘を残して成仏できるのでしょうか。というか冒頭の娘を抱きかかえるシーンなに。。。?
この世界では幽霊が珍しいものではない、という大前提を受け入れるのに55分。既に映画の終盤で時すでに遅し。いつの間にか登場人物の多くが幽霊となってフェードアウトしてました。男に翻弄される女の立ち上がる姿を描いていたのでしょうが、うーん。。。
取り合えず、アマンダさん早く引っ越して!