【ネタバレ解説】続編映画『IT 2/イット2 THE END “それ”が見えたら、終わり。』それから27年後。再び恐怖のピエロがやって来る。








映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(It Chapter Two)』の結末やあらすじ、感想・評価、作品の概要やキャスト等が掲載されているのでご注意ください。いつもありがとうございます。

情報量多すぎ!

【評価】
星 9/10 ★★★★★★★★★

簡単なあらすじ

あの事件から27年後。子どもたちが消える事件が再び発生。

大人となったルーザーズ・クラブは再び恐怖のピエロ(ペニーワイズ)と戦う事に

概要

・原題:It Chapter Two
・製作国:アメリカ
・製作年:2019
・日本公開日:2019年11月1日公開
・監督:アンディ・ムスキエティ
・主演:ピエロ

前作から27年後の世界が舞台。

再び現れたピエロ(ペニーワイズ)に襲われ、闘う主人公たち7人組。

ホラー小説の金字塔スティーブン・キングの長編大作として2017年に堂堂と公開された前作『Itそれがみえたら終わり』が世界中で爆発的ヒットを記録(公開3日間で全米1億2,300万ドル突破のオープニング記録)したことから、ファンの期待に応える形で(大人の事情で)すぐに続編が製作・公開されることに。

上映時間が長すぎる&前作と比べて恐怖要素が少ないという意見もありつつも、批評家様の評価も好意的意見多数です。

↑前作鑑賞必須です。

出演者

ビル・スカルスガルド/(ピエロ・ペニーワイズ役)

27周期で現れ、子供をさらい、食す妖怪(?)

特にいじめられっ子などの孤独で弱い子供を重点的に狙います。

前作では子供たち(Losers)によって、穴へ落とされそのまま消えていきましたが、本作では復活している模様。

ちなみにピエロの姿以外にも色々な気持ちの悪い姿に変身して子供たちを怖がらせることも可能です。

巧みな話術や精神攻撃で子供たちの気を引く、心理学にも長けており、もう弱点が見当たらない。

演じたのはビル・スカルスガルドさんで、意識的に『斜視』に出来るとのこと。

ジェームズ・マカヴォイ(ビル役)


↑いじめられっ子が、こんなハンサムガイになって勝ち組へ。

7人組のルーザーズ・クラブのリーダー的存在であり、かつてピエロによって弟をさらわれ失ってしまった過去を持つ、ビルの27年後を演じたのはジェームズ・マカヴォイ。

インディーズ映画から大作映画まで数えられない程の名作に出演。

べバリー役(ジェシカ・チャスティン)


↑良くも悪くもメリルストリープ並みの上手だけど過剰気味演技。

本作の紅一点を演じた少女時代のべバリーの27年後を演じたのは、ハリウッドの赤髪ゴージャス美女枠のジェシカ・チャスティン。

オーデションでも『わたしは赤髪だからぴったりだと思う』とキラースマイルで言っていたはず。

映画『ヘルプ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、その後はハリウッドの第一線で活躍し、近い将来、受賞する確率の高い、ちょっぴり遅咲きの美人女優。

現時点では数あるジェシカ・〇〇枠の中でも、一番乗りに乗っているのではないでしょうか。

最近はフェミニスト活動も盛んに行っており、なんとなくマッチョなイメージに。



ルーザーズ・クラブ(ネタバレあり)

27年前にピエロを撃退した、ルーザーズ・クラブのメンバーを紹介します

ビル

ルーザーズ・クラブのリーダー的存在。27年前に愛する弟をピエロ(ペニーワイズ)に誘拐され、殺されてしまった過去を持つ。

今でも亡き弟のトラウマに悩まされている。現在はミステリー小説家として活躍。(スティーブンキングは主人公が小説家、というのが多い。)

また、女優の奥様と結婚もしておりますが、27年前に良い感じの関係で終わったべバリーと再会し、どうなる。

べバリー

ルーザーズ・クラブの紅一点。27年前に父親から性的に虐待を受けており、その噂というかその真実のせいで学校では避けられる存在。ルーザーズ・クラブのビルに片思いされ、一緒にピエロを倒すことを決断。

27年後は美しく成長し、ファッションデザイナーとして活躍するも、結婚生活は最悪。ビル&ベンとの再会で何かが変わるかも・・・

ベン

ぽっちゃりおデブでいじめられっ子だった27年前。現在は建築王として大富豪。

未だにべバリーに想いを寄せており、本作では急接近の予感

エディ

口数の多く皮肉屋のエディは、現在は妻と共にニューヨークで暮らしています。

母親が『代理ミュンヒハウゼン症候群(傷害の対象が自分自身ではなく何か代理のものであるような精神疾患)』という疾患を患っており、自身もその傾向がみられる。

リッチー

牛乳瓶眼鏡の少年はスタンドアップコメディアンとして活躍中。

実はゲイ(バイセクシュアル)でエディに想いを寄せていることが明らかに。

マイク

前作の事件以来、27年間ずっとピエロの研究をする。本作でもピエロ討伐の重要なキーパーソン。

スタン

27年後は妻と共に幸福に暮らすも、ピエロとの闘いの前に・・・

ネタバレ

前作のラストは、無事ピエロを仕留める事に成功した、いじめられっ子&オタク&虐待されている非リア充でわけありの7人組の子供たちが、27年後も『もしピエロが再び現れたら』一緒に戦うことを誓い(ガラスの破片で手のひらに傷をつけて)、幕を閉じました。

 

27年後

サーカスアトラクションが豊富な遊園地。

二人のゲイカップルがデートをしていると、地元のホモ嫌いのヤンキーに絡まれ、殴られ、川に投げ捨てられます。

投げ捨てられたゲイは川で溺れそうな中、手を差し伸べる人。それはピエロ。

一方で、川に投げ捨てられた恋人を探すゲイ君ですが、謎のピエロが彼氏を抱きかかえています。

そして、ピエロは心臓をパクリ。

 

その事件を聞いたマイク。

マイクは町から出る事なく、ピエロの生態調査を行いながら図書館司書として働いています。

ピエロ復活を確信したマイクは、かつてのルーザーズ・クラブを呼び出すことに。

 

ルーザーズ・クラブのメンバーはそれぞれバラバラの場所で生活しています。

 

・リーダー的存在だったビルはミステリー小説家として(女優の妻あり。)

・紅一点でビルとベンに想いを寄せられていたべバリーは、豊かな生活ですが、DV気味の旦那にうんざり。

・ぽっちゃりおデブでべバリーに恋をしていたベンは、建築王として大富豪&超イケメンに。

・眼鏡男子のリッチーはスタンドアップコメディアンに。

・皮肉屋で口数の多かったエディはニューヨークで奥様と幸せに暮らしています。。

・スタンは会社員として妻と生活。

 

マイクからの電話『時は来た。あの時の誓いを果たすときが来た!』

 

一同は再びデリーへと集結し、久々の再会に喜びますが、スタンだけがいません。

しかし、レストランで食事中、ピエロからの襲撃を受けます。

そして、スタンはピエロからの恐怖で自殺したことが明らかに。

6人でピエロを倒す事を決意。

マイクは他のルーザーズ・クラブのメンバーとは違い、一人だけ町に残り、ピエロの倒し方を研究してきました。言い返すと、マイクはずっとピエロの存在にとらわれているとも言えます。

 

マイクの調べた結果、下記のことが分かります。

・ピエロはかつて町に落ちてきた隕石が深く関係している。

・ピエロの姿をしていますが、ピエロの本当の姿は3つのデッドライトと呼ばれる光で構成されており、色々な姿に変身できる。

・ピエロ(3つのデッドライト)は、マイクがアメリカ先住民族から盗んだツボに封印できるとの事。

・封印するためには儀式をすることが必要であり、それには捧げもの(少年時代の思い出の品)が必要。

 

そこで、儀式のための捧げもの用の、それぞれが少年時代の思い出の品を探しに出かけます。

 

まずはべバリー。

べバリーの大切な思い出品は『大切な手紙』

べバリーはかつてべバリーを性的に虐待していた父のアパートへ。父は死去しており、その後入居してきたお婆さんが棲んでいます。

 

お婆さん『上がっていって。お茶でもどう?』

 

べバリーは過去の嫌な思い出を回想しつつも、隠し扉にしまっておいた大切な手紙(送り主はビルだと思っているが本当はベン。)を取り出します。

大切な思い出の品をゲットしたべバリーはお婆さんとまったりしていると、お婆さんの異変に気付きます。

お婆さんは実はピエロが変装した姿で、お婆さんは全速力で襲ってきますが、無事逃げ切ります。

アパートを見ると、廃墟になっており、べバリーは幻覚を見せられていたことになります。

 

続いてビル

ビルの大切な思い出品は『大切なヨットの紙模型』

ビルはかつて自分が棲んでいた住まいへと向かいます。すると弟ジョージがピエロによって連れ去れた下水道を発見。

ビルは思いの丈を叫びます。

『帰ってきてくれよ。弟よ』

すると下水道から声が。手を差し出すもピエロの罠。しかし、何とか振り切り、大切なヨットの紙模型(弟ジョージ作)をゲット。

 

残りの4人もそれぞれの大切な思い出品をゲットします。

それぞれのエピソードでは、それぞれのトラウマを刺激するような形でピエロは襲ってきます。

 

・ビル:弟ジョージの喪失ショック。

・べバリー:父親からの性的虐待

・ベン:デブで虐められ、友達を失ってしまう恐怖。

・リッチー:ゲイ疑惑でいじめられたこと。(本当にゲイだけど!)

・エディ:過保護気味の母親との関係&自身の極度な怖がり体質。

・マイク:少年時代の両親焼死事件。

 

それぞれの大切な思い出品をゲットした一同。

すると、前作でいじめっ子集団のボスのヘンリー(現在は精神病患者)が、ピエロの洗脳によってルーザーズ・クラブのメンバーを殺害しにやってきますが、何とか撃退。

 

 

『さあ、思い出品も集まったことだし、ピエロ退治にいきましょうか。』

 

 

ピエロの棲み処となる屋敷へやってきた一同ですが、自害したスタンの顏に蜘蛛という異様な形で襲ってきますが、撃退。

一同は地下へと進みます。

そこでも襲われ続ける一同ですが、何とか切り抜けます。

 

マイク『儀式を行おう!』

 

一同は儀式の捧げものである思い出品をツボに入れ、呪文を唱えます。

すると、箱の中にピエロの心臓ともいべきデッドライト3つが入っていきます。

蓋を閉めて一件落着。となるわけもなく、壺から風船が膨らみ、爆発。

 

ピエロが現れます。封印失敗。

実は、マイクが学んだ封印方法は不完全だったこと(封印には思い出の品だけではなく、全員の命を捧げる必要がある。)。

 

一同、皆を不確実な方法で巻き込んだマイクにぶちぎれますが、そんな暇もなく、蜘蛛の姿になったピエロが襲ってきます。

強力すぎるピエロに反撃のチャンスもなく、逃げ惑う一同。

 

リッチーはピエロに襲われ、ピエロの口の中のデッドライトを見せられ、意識を失い空中に浮遊。

リッチーを助けるべく、エディは鋭利な金属の棒を投げ、ピエロの喉へ一直線に刺さります。

ピエロはダメージを受け、催眠状態のリッチーは解放。

ピエロを倒したとウキウキのエディはリッチーの下へ。

 

エディ『ピエロを倒したよ!』

 

するとエディは後ろからピエロに腹を刺されます。

瀕死状態のエディを安全な場所に運ぶ一同。

 

絶体絶命の中、

一同は思いつきます。

『ピエロは自分たちよりも雑魚だと思い込むんだ!』

 

そして、

『お前なんか怖くない。お前はただのピエロじゃないか。』

 

『お前なんか単なる滑稽なピエロじゃないか』

 

『ピーエロ、ピーエロ、ピーエロ』

 

怖がらず罵声を浴びせてくるルーザーズ・クラブ。

いじめられるピエロは少しずつ弱体化していき、最終的に自力では動けないほどの赤ん坊のような状態に。

 

一同はピエロの心臓をつかみ出し、全員で握りつぶします。

ピエロはそのまま消えていきます。

 

一同はすがさず瀕死状態のエディの下へ行きますが、エディの息は止まっていました。

悲しみに暮れる一同ですが。ピエロが消えると同時に地下の巣が倒壊を始めます。

地上に出た5人。

5人の手のひらの傷がなく無くなっていることに気付きます。(今度こそピエロを仕留めた)

 

その後は、スタンが自害する前にしたためた手紙をそれぞれが受け取ります。

そして、べバリーとベンは結ばれ(べバリーが大切にしていた手紙の送り主はビルではなくベンであると気づいた)、

ビルは小説家としてなど皆、元の生活に戻ります。

リッチーは、少年時代にエディが刻んだ”E”という文字の横に”+R(リッチーの柏文字)”を刻みます。(リッチーはエディが好きだった。)

そしてマイクはピエロからの呪縛から逃れることができ、ようやく町から外の世界へと旅立つ決心をします。


↑結局、前回と同じ方法で撃退ですか??

↑前作鑑賞必須です。