映画『デビル(Devil)』の結末やあらすじ、感想・評価、作品の概要やキャスト等が掲載されているのでご注意ください。いつもありがとうございます。

【評価】
星 7/10 ★★★★★★
簡単なあらすじ
高層ビルのエレベーターに偶然乗り合わせた5人の男女。しかし、一人一人死んでいく。全く関係の無いような5人にはそれぞれ秘密があった。
概要
・原題:デビル(Devil)
・製作国:アメリカ
・製作年:2010年
・監督:ジョン・エリック・ドゥードル
・主演:エレベーターに乗り合わせた5人
脚本はM・ナイト・シャマラン。ただでは済まないようです。
登場人物
老婆
なぜビルに来たのか謎のお祖母ちゃん。実は・・・

若い女
何しに来たのか不明な姉ちゃん。実は・・・

サラリーマン男
何しに来たのか謎なサラリーマン。実は・・・

警備員
ビルで働いている警備員。偶然乗ってしまったエレベーターで・・・実は・・・

マッチョ男
面接に来たという男。実は・・・

ネタバレ
とある日、男が転落死。
その調査にやってきたのはボーデン刑事は、近くの超高層オフィスビルから転落自殺をしたということで事件もクローズしかけていた。
しかし、転落自殺した男の遺書には「悪魔が近づいてきた」という意味深の内容。
一方で、お互いに顔も素性も知らない5人が乗った超高層オフィスビルのエレベーターが故障か何かで止まってしまいます。
不安に思う5人でしたが、監視カメラで中の様子を伺っていた警備室の警備員は「落ち着くように」と伝えます。
エレベーターの中の5人は安心するも、エレベーターの中から警備室へは声が届きません。
エレベーター内の5人は、まだかまだかと修理が完了するのを待っています。
すると、突然、エレベーターの中の電気が消えます。
『きゃあ』
電気がつくと、若い女の背中に傷。
一同混乱する中、若いサラリーマンのスーツに血液が付着していたことから、若いサラリーマンに疑惑の目が向けられます。
警備室の警備員も事態を重く見て、警察を呼びます。また、警備員の一人は謎の物体が映像カメラに写っており、悪魔の仕業だと怯え始めます。
やってきたのはボーデン刑事。
ボーデン刑事はエレベーター内の5人の素性を調べ始めますが、次々と秘密が明らかになってきます。

エレベーター内。
一同はエレベーターのドアをこじ開けようとしたりと脱出を試みるも無理。疑惑を向けられている若いサラリーマンはじっとしています。
実は若いサラリーマンは詐欺師で多くの人から恨みを買っていたことも分かります。
すると、再び停電。
暗闇の中、音、うめく音。ガラスの割れる音。
明かりがつくと、
若いサラリーマンはエレベーター内の鏡の破片で喉を貫かれて死んでいます。
『きゃああああああ』
エレベーター内に残された4人はパニック。ボーガン刑事もマイク越しに落ち着くように促します。
エレベーター内の4人の中の一人はビルの警備員ベン。実はこの警備員ベンは過去に暴力関係の犯罪歴がありました。
老婆は泥棒でオフィスビル内の人々から財布を盗む常習犯でした。
若い女は、離婚した旦那からお金を盗む(もうおう)とビルにやってきた疑惑。
全員の素性が明らかになる中、疑惑の目を向けられたのは若いマッチョ男。
若いマッチョ男はビルの入館時には謎の工具を持っているも、今はもっていないことから、彼がエレベーターに細工をしたのではないかと、容疑の目を向けられます。

すると、突然、エレベーターの電気が消えます。
再び電気がつくと、老婆が首つりのような形で殺されています。
「きゃあああああ」
残された3人
若いマッチョ男は元軍人ということがわかり、容疑は若いマッチョ男。
警備員ベンと若い女は共謀して、若いマッチョ男を仕留めようとするも、マイク越しにボーデン刑事から停められます。
混乱する中、再び電気が消えます。
電気がつくと、警備員ベンのクビが折られ死んでいます。
残された若い女と若いマッチョ男。
お互いがお互いを殺そうとするも、ひとまず落ち着きます。
そして再び消える電気。
電気がつくと、首を切られた若い女。
しかし、まだ死んでいない若い女を助けるべく、奮闘する若いマッチョ男。
すると、死んだはずの老婆が起き上がります。
実は老婆は悪魔で、この騒動の犯人でした。
悪魔『お前もどうなるか分かるよな』
若いマッチョ男『・・・わかっている。殺してくれ。』
悪魔『そのつもりだ』
若いマッチョ男『俺の命と引き換えに若い女だけは助けてほしい』
若いマッチョ男は回想します。
実は5年前に飲酒運転でひき逃げをしており、その事故で亡くなったのはボーデン刑事の妻と息子。
マッチョ男は、ボーデン刑事に過去の罪を告白します。(マッチョ男はひき逃げで殺した人が、ボーデン刑事の妻と息子とは知らない)
心から謝罪するマッチョ男を見た悪魔。
すると、悪魔は消えていきます。
『お前が欲しかったのに。。。』
エレベーターの扉が開き、救出されるマッチョ男と若い女(多分生きてる)。
連行されるマッチョ男にボーデン刑事は言います。
ボーデン刑事『君がひき逃げした人は僕の妻と息子だったんだ。真実を知れるときをずっと待ってた』
驚きと後悔を隠せないマッチョ男
ボーデン刑事『君を許すよ』