【ネタバレ解説】ホラー映画『グッドナイト・マミー/Goodnight Mommy』この女は一体誰?手術を終えて帰ってきたママは別人?








映画『グッドナイト・マミー/Goodnight Mommy』の結末やあらすじ、感想・評価、作品の概要やキャスト等が掲載されているのでご注意ください。いつもありがとうございます。

【評価】
星 6/10 ★★★★★★

簡単なあらすじ

美しい森に囲まれた中にポツンと佇む豪華な別荘。そこに住む双子のもとに整形手術で顔中包帯だらけの母が帰ってきたが、まるで別人のようになっていた。母は本物?それとも・・・

概要

・原題:Goodnight Mommy
・製作国:オーストリア
・製作年:2014
・日本公開日:Netflix

ネタバレ

整形手術を受け、包帯を顔中グルグル巻いた怪しすぎる母は、湖畔のオシャレな家で9歳の双子の息子、エリアスとルーカスのもとに帰ってきます。

彼女の頭は包帯で包まれ、目と口だけが見えており、かなり不気味。
双子の息子たちはそんな母親の姿に驚き、さらに以前とは異なった母親の奇妙な行動にある疑問が生じます。

 

「あいつは本当の母じゃない。誰かが入れ替わっているんでないか」

 

手術から帰宅した母は、以前にも増して厳しくなり、ヒステリックにエリアスとルーカスを叱ります。
また、母はルーカスを無視し、エリアスとしか会話をしていません。また、おやつのジュースなどもエリアスの分だけしか用意していないなど、母と無視されているルーカスの間に何かあった模様。

 

「こんな酷いこと、昔の母なら絶対にしない。やっぱり別人だ!」

 

それから次々と母の偽物説の証拠が見つかり、双子は助けを求めに家を逃げ出します。
しかし、近くの町の教会に行き、神父に助けを求めるも、神父は二人を家へ強制送還。

母が目覚めると、双子によって、ベッドに両手足を縛られ拘束されています。

 

「本当の母親はどこだ。お前が偽物なのはわかっている」

 

必死に抵抗する母ですが、口をガムテープで塞ぎます。

そんな時、家に、募金を求めにきた赤十字のおばさんおじさんがやってきます。
助けを求める母ですが口を塞がれているため声が出せず仕舞い。

双子は今度は母の口を接着剤で塞ぎます。
食事を与えようとするも、接着剤で塞がっているため、ハサミで唇を切ります。(血がドバー)

ベッドに拘束されている母はお漏らし。
双子は母に命令し、シーツを交換させます。ようやく身動きが取れるようになった母は、すかさず逃げ出しますが、双子のトラップにかかり、再び連れ戻されます。

母が目を覚ますと、リビングに拘束されています。

 

「お前が母であることを証明しろ」

 

双子の手にはロウソク。
母は主張します。

「私は本当の母よ。エリアス、自分を責めないで。ルーカスが死んだのはあなたの責任ではないわ」

実はルーカスは死んでいたことが分かります。
エリアスにはルーカスの幻覚が見えていたのでした。

そんな母の主張を信じることなく、エリアスは家に火をつけます。

場面が変わり、
エリアスとルーカス、そして母は笑顔で手を繋いでいます。



解説

母は偽物だったのか

本物!
母はなんらかの事故に遭い、整形手術をしたとのこと。その際にチャームポイントだった顔のホクロも除去してしまう(それが双子の疑念を増してしまったけれど)。旦那とも離婚、愛する双子のルーカス、そして自身の美しい顔を失ってしまい、TVの仕事も退職など、色々なショックから、一種のメンタル疾患だったのだと思います。子供(たち)に辛く当たってしまったのもそれが原因。

双子

エリアスとルーカス。ルーカスは実は死んでいました。思い返せば、劇中でもルーカスがエリアス以外に話すシーンはなく、何かを伝える場合はエリアスに耳打ちをして、代わりに伝えてもらっていました。

ルーカスが亡くなって気が狂ってしまったのは母だけはなく、エリアスもそうだったのだと思います。父はいなくなり、母は整形手術で別人、残されたエリアスは知らぬ間に死んでしまったエリアスの幻覚を見てしまったのだと思います。

 

最後までありがとうございました。