映画『カムガール / Cam』の結末やあらすじ、感想・評価、作品の概要やキャスト等が掲載されているのでご注意ください。いつもありがとうございます。
【評価】
星 6/10 ★★★★★★
衝撃すぎて、おすすめ度ではマックス100点だわ。
簡単なあらすじ
エロすれすれのアピールでウェブカメラにて配信する主人公。ある時、勝手に自分のアカウントでパフォーマンスをする人物が・・・
概要と感想
ウェブカメラを通して不特定多数のファンにパフォーマンス(主にエロ)をして生計を立てる人たちを総称して『カムガール』というそう。
ちなみにゲイ版は『カムボーイ』。自分がみたことのあるサイトだと、指定したトークンを達成したら射精という。
そんなカムガールの主人公ですが、とんでもない展開に巻き込まれてしまいます。
youtuberとか地下アイドルとか、そういう新しい職業が生まれる時代。
なんじゃそりゃという内容なのですが、凄く意欲的で新しい世界を開いてくれました。
ちょうおすすめ
出演者
マデリーン・ブルーワー(主人公)

主人公を演じたのはマデリーン・ブルーワー。ドラマ『Orange is new black』のメインキャストとして活躍。
本作では超絶カラダを張った演技に脱帽。評価されてほしい。
ネタバレ
主人公はインターネットサイトにて、ウェブカメラを通して不特定多数の見知らぬ人々に向けて、パフォーマンス(?)を行い生計を立てています。
*システムは、閲覧者がトークンをくれるとそれがお金になるようで、主人公は様々な手段を用いて、ファンを引き付け、トークン(お金)を集めています。
主人公は同じサイトで活躍する他のライバルたちに勝つべく、ときにはエロすれすれ、ときには自殺パフォーマンスなど、内容も過激になってきています。
そして努力も実り、ランキングも着々と上げていきます。
主人公は太客のファンと個人的にネット上でですが交流を取ったりもしています。
主人公『課金してね💛』
裸すれすれの画像をおじさんに送ると、おじさんは100トークンくれたり。
ただ、エロだけど、一線は超えていません(基準はあいまいですが個人的にはエロにしか見えませんが・・・)。
ちなみに親や友人にはまだバレていませんが、弟は知っています。
↑ウェブカメラスターはゲイ業界では多いよ。
主人公がスーパーで買い物をしていると、太客のオジサン”TinkerBoy”と遭遇。
ウェブ上の関係だったのに、実生活で出会ってしまい、取り乱した主人公は太客をブロックしてしまいます。
ランキングは55位。
ステーキをひたすら食べる姿など、どこがオジサマ方を刺激するのか謎な動画を配信する主人公ですが、遂に目標だった50位に!
しかし、ライバルの妨害(エロアリ)により、エロ無しの主人公の人気はすぐにランキング50位圏外に。
主人公は考えます。
『エロ解禁しないとかもしれない!』
友人とコラボして、あそこをバイブで刺激するという動画を配信。ランキングも少しアップ。

ある時、自身のパスワードでアクセスできなくなります。
しかし、自分のアカウントはオンライン状態。
見てみると、自分自身がパフォーマンスをしていますが、そのパフォーマンスをした覚えはありません。
しかし、確かに自分自身がパフォーマンスをしています。
主人公は自身のアカウントを凍結するよう管理者にお願いしますが、IDが完全に主人公のモノなので断られます。
主人公は、自分のアカウントでパフォーマンスを行う自分自身(以下、ドッペルゲンガー)を視聴。
ドッペルゲンガーのパフォーマンスはどんどん露出が過剰になり、内容も更に過激になっていき、主人公は困惑。しかし、人気は上昇していきます。(アカウントに入れないので主人公にお金は入りません・・・)
主人公は仲間のいたずらかと思いますがそうでもない。
悪い事に、主人公の弟の友人が、ドッペルゲンガーの動画配信を見てしまいます。
勿論、ドッペルゲンガーの仕業ともしらず、皆に言いふらしてしまい、遂に母親にもばれてしまいます。
ドッペルゲンガーの配信はどんどん過激になり、主人公は警察に相談するも、逆に売春疑惑をかけられ話になりません。
主人公はドッペルゲンガーの正体を暴こうとし、同じサイトのライバルであり人気ランキング1位のBabyの情報を探ります。
しかし、Babyは半年前に交通事故で死んでいることが明らかに。
『いったい、Babyは誰なのか。』
主人公は自分以外(おそらくランキング上位の女の子たち)にもドッペルゲンガーがいる事に気付きますが、どうしようもありません。
しかし、主人公は以前ブロックしたTinkerBoyがBabyの太客であり、Babyだけではなくランキング上位の女とも交流を取っとていることに気付きます。
TinkerBoyに会いに行く主人公。TinkerBoyは主人公のドッペルゲンガーの存在に気付いてはいましたが、関与はしていないとのこと。

なんとかドッペルゲンガーと画面越しに対面した主人公。
ドッペルゲンガーはなぜだか主人公の存在に気付いていません。
主人公はドッペルゲンガーと直接対決することに。
主人公『ゲームをしましょう。勝ったら相手の要求を聞くこと。』
二人はゲームを続け、要求も少しずつ過激に。
『顔を思い切りテーブルにぶつけて!』
そして、
『パスワードを教えて』
ゲームのルールに従い、ドッペルゲンガーはパスワードを教えます。
主人公は意識朦朧の中、アカウントにアクセスし、削除。
ちょうど、ランキング1位になった瞬間でした。

時が経ち、
アリスは新しいアカウントを作成し、再びカムガールに。
そしてお母さんも応援してくれています。
(終わり)
解説
ドッペルゲンガーは何だったのか
謎です。
当の本人にとってが迷惑ですが、悪さをしようとかそういう気持ちはなく、単純にランキングをあげるために過激な行動を行う存在。
それでも、インターネットのスター達が実はドッペルゲンガーという想像したら怖い話でした。